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振られた仕事

今、少しやりにくいと感じている仕事がある。支援業務ではなく、法人から降りてきた業務。いわゆるBCPの作成業務。感染症や災害などの影響を受けながら、どのように事業を継続するかを計画しておきましょうというアレです。

自分が勤める法人はいくつかの障害・高齢の福祉サービスを取り扱っているので、全体の基盤となるものは法人が、それ以上の詳細なものは各事業所が作成することになっています。

私は事業所で特に管理側にいるわけではないのですが、この度この作成業務に関わることになりました。

各事業所から2名で作成することになったのですが、私以外はみんな役職付き以上。
自分が所属する事業所にももちろん役職付きは他にもいますが、その方々が選ばれなかった理由が「ほとんど訪問に行っているから」だそうで。

で、私なりに厚労省のBCPの素案や作成に関しての研修動画を見るなどして準備をして臨んでいるわけですが、やっぱり立場上意見しにくいこともあります。

所属事業所のもう1人の方は役職付きで、別の法人では管理者をやっていた方。
ちゃきちゃきと仕事を進めていくわけですが、私が言ったことはあまり反映されません。

特に出勤できる職員が減った時に相談体制をどのように維持していくか、という点について、私とその方の打合せではあまり触れられず。
私の方から「こうなったらどう対応するんですかね?」と例え話を投げてみても、「それはその時だね」みたいに言われてしまい・・・。
いや、その「その時」を具体的にする書類を作成しているのでは?と疑問のまま流れていき・・・。
そのままたたき台を完成させることに。私としてはまあこれ以上自分から言っても角が立つからな、上が通せばそこまでだなと割り切っていました。

私の上司にたたき台を見せたところ、「もっと具体的にこの時はこう、とした方がいいよね」とツッコミが。
私も「そうなんですよ」と全乗っかり。上司の意見として挙げることにさせていただきました。その場で上司から言われたイメージを図にしてイメージを共有。それを相棒に見せることに。
結局、「なるほど」となって少し話は進んだわけです。

私たちのような相談事業は、事業継続として電話窓口の維持が肝要だと考えたところで。
全員が出勤できない場合には何らかの方法で法人内の他事業所に電話を受けてもらい、こちらに共有していただき、都度対応を確認することが必要だと考えました。
その際にどうしても、既存のケースを担当者以外の相談員が検討する必要も出てくるかもしれませんし、在宅勤務中の職員同士が複数人で情報共有することも出てくると考えました。
そこでPCなどの備品の持ち出しや事業所外からのケースの閲覧可否、在宅中の職員の待遇を確認しないといけないのでは、と相棒に聞いてみました。
すると、個人情報の持ち出しは難しいのではないかと言われたのです。
いや、それはわかっているのだけど、法人の意見を聞いた方がいいのではないかなとずっと悶々としています。

結果、今度の法人内の事業所が案を持ち寄る会議には相棒が出席しませんので、私が聞けるのでいいのですが・・・。
私としては事業所内での立場では相棒がもちろん上なのはわかっていますが、今回のこの仕事においてそこはそれと考えています。相棒もそこはそう考えているようですので、性格なのかな?何というか、テンポが合わない?
もっとじっくり話し合えるといいなと思いますが、相棒はぱっと動きたいようです。

まあいいんですけどね。
私と相棒だけでなく、役職付きや上司が意見をくれるので、結局そこで止まりますし。
私は上司を利用させていただきます。
こうなることはわかっていたので、相棒様には相棒自身より上の役職か年次の多い方を宛がう方がいいと思いますよ。

「訪問が多いから」という理由で他の役職付きや私の先輩を付けなかったことには正直納得していません。私は訪問が少ないですよね。言えばやるやつですよね。上手く調和を保つやつですよね。
都合よく使ってくれるなら、フォローや評価をくださいよ。
買いたたかれている気分になっているけれど、自己評価高すぎですかね。

「勉強だと思って」と言われると、もやもやは加速しますね。
勉強しますので、その先のにんじんを明確化してください。
それに、相談業務ばかりやって法人業務ができない役職って、役職付けとく必要あります?
法人の役職はいらないでしょ。相談支援専門員とか、主任就業支援担当とか、事業としての配置ができてればそれでいいじゃない。

とりあえず、振られたからにはやれることはやりますが、このような状態がまだ続きそうで、少し気が重いのでした。

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