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令和5年振り返り

今更ではありますが令和5年の振り返りを。
年末に記事の入力はしていたのですが、なかなか更新することができず。
せっかくなので遅ればせながらそのまま掲載させていただきます。

2023年も暮れ。

今年もいろいろありました。そんな今年を振り返っていきたいと思います。


仕事のこと

〇上司の異動

上司の異動に伴って私の役割も多少変わりました。
新任の上司はナカポツ事業が始めてで、引継ぎもほどほどの着任。
外向きの会議や講義で私が話す部分が以前よりも増えました。
これはそこまで嫌なことではなく、大きな負担なくできたと思います。

上司が変われば職場の雰囲気も変わり、支援においても多少の変化が生じます。
会議での発言も活発になり(一部)、上司の考えがみんなの前で話されることが増えました。以前よりも上司から周囲への風通しはよくなったと思います。
支援についても以前は受ける/受けないの基準が良くも悪くもある程度明確でしたが、今は受けることをベースに考え、柔軟に個別対応を取ることが明言されました。

一方でまだまだケースの話を平場で冗談交じりに話すような雰囲気はないのが物足りないところ。それぞれの職員がどういうことを考えてケースに臨んでいるかわかるか、自分が担当していないケースについて知る地盤があるか、そういったやり取りから理解が深まる部分があると思いますが、この辺りはなかなか難しいところです。

また、支援を受ける/受けないについては以前の上司と現在の上司で大きく変わったわけではないのですが(同じ事業なので当たり前)、ニュアンスが違うので混乱が生じている職員もいると感じます。
事業の本質や目的を考え、個々に支援事例に対して受ける/受けないの必要性を考えることで混乱は小さくなると思うのですが、判断を上司に委ねる風土があったので難しい模様。
以前の上司にだって、「○○なので受けた方がいいと思うのですが」と言えば、明言されているわかりやすい基準を超えて対応することもありました。上司の側からその基準を超えることもありましたし。

個人的には以前の上司にも今の上司にも同じように報告と相談をしていますし、その姿を見てもらおうとも思っています(おこがましいでしょうか)。そうやって上司と話す姿をみてもらって、個々に事例を飲み込む回数を増やしてもらえるとよいのですが、どうしても担当の事例以外はスルーされがちですね。

同僚、特に新人と同行する際には言葉の端々でそういったところも勉強になると伝え続けています。あまり押し付けにならないように、と配慮しなければいけない雰囲気が面倒くさい。
それで変わってきた部分も感じるので、ありがたいなと感じています。

〇新しい経験
上記の中でも触れましたが、役割が少し広がりました。
以前の上司と事業について、ケースについて話すことはあっても、私が外部の方に直接その辺りを話す機会は少なかったのですが、今年は上司と詰め切っていないところも話さざるを得ない部分が出てきました。

その辺り慎重に言葉を選びながらになりましたが、ありがたい経験だったと感じています。

特に事業の監査に同席・出席できたのはありがたい経験になりました。
上司に答えてもらうところ、上司が把握しきっていない事例の細かい部分を答えるところなど、役割分担をその場の目配せ、呼吸、雰囲気でおこなうこともありましたが、滞りなく展開できました。
今後は上司が答える部分、特に地域に対する事業の在り方や、その上での他事業所との連携の考え方について自分自身もより具体的に、等身大のものを持てるようにならないといけないと感じました。

委託元から求められているもの、全国的に統一する部分、地域ごとに考える部分、予算、自分自身のできる動き、他の職員のキャパ・・・などなど。それを支援や連携という形で表現し、実績として数値化する。
それぞれをリンクさせながら考えるのは大変ですがやりがいも感じられると思います。
ストレスも多そうだ。

〇経験年数が増えてきて
これは毎回反省することではあるのですが、経験年数が増えてくることで、考え方が傲慢になってきているように感じます。
他機関の調整した支援や方針について疑問が生じるのですね。
疑問自体が悪いわけではないと思うのですが、どうしても否定的にみてしまいます。
連携の妨げになるような言動には出ていなくて、自分の心の中での話で終わることも少なくないですが、それでも言葉の端々、表情に出ていないだろうか。

例えば学校や就労移行にはそれぞれの事情がある。それに止められるものと止められないものがある。だから無理に就職させてしまうこともわかる。それは自分も支援の中でそういう結果になったことがあるからよくわかるのです。

でもその経過の中にある支援者の葛藤や迷い、後悔、連携先への申し訳なさのようなものがある時とない時がある。

就労移行の担当者が平然と無理な就職を「させている」のと、
担当者自身が疑問を持ち、本人と検討を重ねた結果、本人と企業が両想いになって就職「できてしまった」場合では、その後を受ける側の私からするとやっぱり印象が変わってきます。
その辺の経過を話せる、踏んできている担当者が少ないように感じてしまうのは、私が傲慢になったからでしょうか。

傲慢さから離れるために何が必要か。それはやっぱり連携する支援者の見立てや想いをよく聞くことなのだと思います。
そう思って聞いているのですが・・・。

残念だ、と思うこと自体、私が経験を積んで傲慢になってきた証左なのだとすると、私はこの仕事から離れることも必要なのかと感じます。
一方でこの仕事の面白さもよくわかっているつもりなので、離れがたい。

謙虚に反省しながら、自分自身に一番疑問を持てる自分で居続けたいものですね。

生活のこと

〇子どもが生まれました
何度目だ、という話題。
今年最大のニュースは息子の誕生でしょう。
本当にうれしい。奥さんが頑張ってくれたことに最大の感謝。

毎日仕事から帰って子どもと一緒にお風呂に入ります。
今日はどんな1日だった?お母さんと仲良くできた?またバウンサーでうんちしたんだね。お腹すっきりしたね。なんて話をしながらプカプカ気持ちよさそうに浮いている彼の顔を綺麗に拭いてあげます。

早朝~日中は奥さんがフルで対応しているので、夜間は私がミルクおむつだっこを担当します。
深夜の2~3時にも授乳があったけど、その時間も彼とじっくり向き合える時間なので辛さより愛おしさが大きいです。身体は辛いんですけどね。
この数日は夜間の授乳はなく、ぐっすり寝るようになりました。騙されないぞ、これはたまたまで、また深夜のミルク泣きが始まるんだ。

親を目で追って、笑うことが増えてきました。
笑顔がかわいくて仕方ない。どんな大人になるんだろうね。楽しみは尽きません。

〇電子書籍を活用する
今年は奥さんから奪い取った(譲ってもらった)kindleで読書を開始しました。
読んだのは北方謙三の『岳飛伝』と『三国志』です。

好きなんですよね。北方謙三。
岳飛伝は水滸伝から続く大水滸シリーズの最後のシリーズ。
水滸伝は中国四大奇書のひとつ。そう、原典があるのです。
北方水滸とも言われるこのシリーズは原典とは違う部分が多い。原典では仙人や仙術のようなファンタジー路線のようですが、本作は一部超人的なキャラもいますが、基本的には軍事と政治、経済といった争いが描かれます。

三国志もそうですが、とにかくキャラクターが男臭いというか、「漢」というものがこれでもかと描かれます。
一騎当千の豪傑の強さも魅力的ですが、そういったキャラにこそ弱さやお茶目さがある。
部下に死ぬような(実際死者を出す)訓練を課す将軍が、戦場では一番戦死者が少ない指揮をする。酒を飲みながら部下の死に涙する。たったひとりの愛する女性のためにわかりきった罠に飛び込んで命を落とす。
良くも悪くも激しい感情に突き動かされて死に向かっていくキャラクターは美しい。

文章の表情が豊かというか、端的ででも彩りがあるというか。
自分にはすんなり入ってくる文章なのです。
電子書籍は軽いし、読み終えてすぐに次の巻に行けるし使いやすい。

また読み返そうと思います。

〇体調など
先日大腸内視鏡の検査を受けてきました。
結果は良好で、腸内の炎症もみられませんでした。自覚する症状も今はなくて、安定していますね。
先生からもこの状態が数年続けば、服薬しているものをやめてもよいとのこと。

難病なのに、薬をやめられるの!?と以外でした。
数少ない統計では、やめて3年程度で3割が再発するそう。さらに数年で5割再発。
ただ薬を続けていても2/3は薬が効かなくなることもあるとか。
結局は寛解というやつなので、再発のリスクとは常に背中合わせですね。

今はそこまで意識せずに食事をしています。お酒も飲みますしね。
子どもが生まれると病気のことをやっぱり考えてしまいますね。
クローン病は直接命に関わるものではないですが、例えば死亡保険に入る時には引っかかってくるでしょうし。
重症になると胃ろうも使う場合があるようですし、何より遺伝の可能性も考えると、もし遺伝してしまったら申し訳ないなと思います。

でもまあ、なってしまったものは仕方がないし、症状は安定しています。
遺伝だけでなくともいろいろな病気にかかるリスクもあるので、それはその時に考えるしかない。遺伝する可能性があるから子どもを作らない、とは私はなりませんでしたから。自己中心的ですかね。

来年も今ある私なりの健康を維持したいと思います。

まとめ

今年ももう終わりますね。早いものです。
最近は子どものこともあるし、仕事もバタついたので記事が書けない時期が続きました。

アウトプットすることで整理されることが多いので、記事を作ることは続けたいものです。数は少なくなっても、0にならないといいなぁ。

来年はどんな年になるかな。

子どもを保育園に入れることになるでしょう。保活。大変だと聞きます。うちは年度途中の入園になりそうですしね。
子どものことも大事ですが、自分の時間も夫婦で持てるようにしないとですね。
私は据え置きゲームがやりたいです。

みなさまはどんな1年だったでしょうか。
コメントをくれた方、閲覧してくれた方、フォローしてくれた方、みなさまよいお年をお迎えください。

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