また春がくる

渋谷事務局長を1年ちょっと経験して、
犬と猫を保護して譲渡して看取ってきた。
前も書いたけど、春はビーちゃんとチャーミーとアリエルが亡くなった季節だからあまり好きにはなれない。花粉とかきついし。
そして今年もまた春が来る。
局長からシェルター管理に移ったので
猫20頭ちょい+犬1頭と暮らす日々。
今うちには推定15歳の猫がいる。
サビ柄がとても綺麗で性格はわがまま。
人が好きで猫が嫌い。
嫌なとこに少しでも触れようもんならすぐ怒る。
そんな可愛らしさ満点のおばあちゃん。
飼い主さん死亡で身内の方から依頼があり保護。
保護当初はぷくぷくしていた身体が痩せてきてしまい病院で何度も検査をした。
胃か腸になにかあるが、これ以上の検査は麻酔をかけないといけないので治療を断念。
人のご飯も含めて中毒にならないやつを色々あげた。
甘エビが大好物だと気付いて近くのスーパーで買ってきたりした。
あれもダメこれもダメで、どんどん痩せてしまい、もうダメなのか…と最近まで思っていた。

が、ここ1週間弱、めちゃくちゃ食べる。
身体に浮き出た骨もだんだん目立たなくなってきた。
動きも軽やかでキャットタワーも登るしおもちゃで遊ぶしずっと私の後を付いてくる。

なんでかはわからないけど、すごく元気で
でもそれが逆に不安になったりもするんだけど。(チャーミーは亡くなる前日までご飯をよく食べてお出迎えもしっかりしていた)

どうか冬を乗り越えて、力尽きず春を一緒に迎えられますように。
シェルターの周りに桜は無さそうだけど
春の風を一緒に浴びれますように。
15歳なんてまだまだ大丈夫。
シェルターに遊びに来てくれる支援者様の猫ちゃんは26歳まで生きたらしい。
そういう話をもっともっと聞かせてほしい。
みんな幸せになってほしいな。

毎日猫たちののんびりした姿を見てると
凄く癒される。