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【プリコネR】TL作成のすゝめ

 こんにちは、Unkonowです。前回の記事ではマホを使ったニャルTLの作り方について触れました。
 今回はニャルに限らず、私がTLを作る際に考えていること、実践していることを紹介できればと思います。普段から理論に基づいてTL作成をしているというわけではなく、その場の思いつきとノリでやっていることが多いので分かりづらい点もあるかと思います。質問等あればコメントにお願いします。思いつきとノリでTL作成をしていると書きましたが、私は割と思いつきは重要だと思っています。同様に思いついたことを共有することも重要です。この思いつきは大人数が検証することで、より生まれる可能性は高くなります。実際、ヴァッシュ鯖の強みは人海戦術による思いつきの数だと言っても過言では無い程です。この思いつきを増やすためにも多くの人にTLを触ってほしいのでこの記事を書きました。

はじめに

 他の方も述べていますが、TLを作成するにあたってまずやるべきことは目標ダメージの設定です。最近だと4段階目をワンパン、またはフル持ちループで実質1凸にするのが目標になります。
 また、TLを作成するにあたってスキル後最速UBの練習が必要になることが多いです。HDのひつじさんが公開しているサーバーがありますので入って確認しましょう。Twitterで「HD TL作成」と検索すれば出てくると思います。

初心者にオススメなこと

 TL作成に手を出したくても何から始めていいか分からないという方もいると思います。そういう方はまずTLの改変から始めましょう。私は、既に出来上がっているTLを違うランクで試してみるというものをTL改変と呼んでおり、初心者はここから始めることを勧めます。よくあるのがネネカのランク問題ですが、ランク14のTLが出ている場合には赤枠用のTLに書き直したり、逆にランク19のTLが出ているのであればランク14用にするなど、これだけでもTL作成のノウハウは身につきますし、クラメンの役にも立ちます。
 また、TLを作成する際に分からないことがあったら積極的にクラメンへ質問しましょう。この時に個チャではなく、クランのサーバーで聞くと他のメンバーも見ることができ、知識を蓄積するのにも役立ちます。

編成決め(物理)

 目標が決まったら編成を決めていきます。マルチターゲット以外の物理編成だと、ヒヨリ(プリンセス)以下プヨリ、コッコロ(プリンセス)以下プリコロ or 星6サレン、ラビリスタはほぼ確実に入ってくると思っていいです。次点でクリス、アキノ、レイ、クリクリス等です。ニャル編成の場合だとデバフの値も考える必要があるのですが、先の3体が強すぎるのでぶっちゃけ物理編成の場合はよっぽどのことでは無い限りデバフ値を考える必要は無いと思います。私は考えてません。
 残りの枠についてはギミックによって変えていきます。2月のウールヴヘジンを例にすると、火力デバフ要因としてクリス、バフプヨリ介護枠としてクリクリスが選ばれました。

TL作成(物理)

 編成が決まったらいよいよTLを作ります。上でプヨリ、プリコロ、ラビがほとんどの場合入ってくるという話をしました。なので、まずはプヨリについて記述していきます。

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 これがプヨリの行動ループです。例えば通常攻撃の行動でTPが溜まったとします。その場合は必ずバフを待ってからUBを入れましょう。ただバフを待ちすぎるのはかえってUB回数を減らす要因になるので、その点は注意です。
 プヨリの場合はUBのダメージによってデバフの値が変わるという性質上、序盤の火力がダメージの立ち上がりに大きく関係します。
 プヨリのバフを待つことは大切ですが、ボスの攻撃が多段攻撃の場合は例外になる可能性があります。多段攻撃の初撃でUBが撃てる状態になった場合、バフを待ってしまうと残りの攻撃分の被弾TPを貰えなくなります。1発の火力を上げるという意識は大切ですが、優先順位はUB回数を増やす方が上です。

 次にラビリスタです。ラビリスタについてはプヨリのように注意点はありません。通常攻撃、オプティマイズはキャンセルでUBを撃っていい、場合によってはビルドキャンセルでもいいです。物理編成ではラビリスタのUBの回数、オブジェクトクリエイションの状態を切らさないことがダメージアップに繋がります。ユカリ入れる場合、ムーンライトは最優先でラビに入れましょう。
 また、ビルド、エクスポート後最速、アクセラレーション後最速も練習しましょう。1点だけ言うとすればアクセラレーションについている行動速度バフは他の種類のバフと違い、加算ではなく上書きという点です。

 では本題のTL作成について述べていきます。プヨリに限らず総ダメージはUB回数に依存します。UB回数を増やす時に重要なのは、行動で溜まっているか、被弾で溜まっているかです。

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 画質粗くて申し訳ないです。これは2月のウールヴヘジンですが、このボスは0:30に全体攻撃をしてきます。この全体攻撃では数字にして300程のTPが溜まります。見て分かる通り、クリスはあと2行動、クリクリスはあと1行動程度でUBが撃てるようになります。スキルキャンセルやデバフの待ちを無くして全体攻撃での被弾TPを損なく獲得しましょう。

 このTP獲得の損失は全体攻撃だけではありません。今は出番が少なくなったシズル(バレンタイン)以下バズルですが、このキャラについても同じことが言えます。キュアネスサインを入れるタイミングはクリスなどアタッカーUBの後に遅らせる、もしくは同じようにアタッカーのUBを早めましょう。
 2月ヘジンのバズル編成では1800万くらいの動画が出てましたが、これやるだけで最低でも100万、平均200万くらいのダメージアップができます。

 物理編で述べたことをまとめると
・最優先はUB回数を増やす
・UB回数を減らさない範囲でバフを入れる
・TP回復や被弾TPによる損失を考える

の3点です。

ちなみにマルチターゲットですが、マルタゲの場合はほぼ確実に編入アオイが入り、毒とクリティカルのブレイクでしょーもないことになるので省きます。

編成決め(ニャル)

 続いてニャルに移ります。ニャルの編成には2パターンあります。ルナなどを使用した所謂供給型と被弾TPをメインとした被弾型です。ルナへの攻撃が無い場合、また攻撃があってもそのダメージが少ない場合には供給型を使い、ボスの全体攻撃が多い場合には被弾型を使います。

 供給型にはさらにユカリやアンナアカリを使うものと、オウカサレンを使う2パターンに分けることができます。オウカサレンのタイプは水着カスミの登場でさらに強くなりました。

 被弾型についてはどのボスにも有効な編成は存在せず、ニュネカと水カス実装で昔と変わった部分もありますが、過去に書いた記事に被弾型の編成考案を書いてありますので、この記事では簡潔にまとめます。

 被弾型には全てのボスに通用する編成は無いと書きました。もちろん魔法防御など考慮すべきことは色々ありますが、魔法防御が700前後で沈黙のようなギミックがない場合には「プリコロ ニュネカ ネネカ ニャル 水カス」から試すことをおすすめします。2月のトルペドンはニュネカへのダメージが大きかったので特にこの編成が輝きましたが、そうでなくてもこの編成はかなりのダメージが期待できるので、まずはこれを軸に考えましょう。

 被弾型のニャル編成を考えるにあたって知識として知っておいてほしいのは、先頭への被弾の頻度とダメージが大きい場合にはプリコロではなく通常コッコロを使うということです。理由については元KGAの人が「4段階目サジタリウスワンパン編成に星6コッコロが採用された理由を答えなさい」という記事で解説していますので、詳しくはそちらを参考にしてください。
 簡単にまとめると、プリコロより通常コッコロの方がUBで付与されるTP上昇の値が5高いため、2回、3回と重複する場合はTP上昇の差が顕著に出るということです。なんとなく先頭のダメがでかい時はプリコロより通常コッコロ使うんだな、くらい覚えておけば問題ありません。
 ちなみに2月のトルペドンは先頭へのダメージは大きかったのですが、頻度が低いため通常コッコロよりもプリコロの方がダメージが伸びるという結果になりました。

TL作成(ニャル)

 では、ニャルTLの説明に入ります。物理同様、総ダメージ=UB回数というのはニャルでも変わりません。供給型の編成ではTPを配る回数は限られており、その他の工夫でダメージを伸ばす必要があるのは事実ですが、1つだけニャルのUB回数を増やす方法があります。それはTPの不正受給です。

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 また画質が悪くて申し訳ないです。画像ではニャルのTPがほとんど溜まっていて、ルナがソルコンをしている最中です。多くの方が知っていると思うのですが、ルナのソルコンはダメージ判定の後にTPを供給します。つまり、ソルコンのダメージで1度UBを撃ち、その後ソルコンのTPを受け取るということができます。これを不正受給と呼んでいます。これが供給型ニャルで唯一と言っていい、UB回数を増やす手段なので、まず最初に不正受給を狙いましょう。ソルコンのダメージは当然ルナの攻撃力依存ですので、不正受給をするために最近では赤ルナの需要が増えています。私も赤にしたいです。

 また、供給型の編成ではデバフの切れ目がどうしてもできてしまうので、どのタイミングでUBを撃つかということも大切です。デバフの効果時間を覚えましょう。
 デバフの切れ目と少し関係あるのが、バフを待つか待たないかです。水着カスミやアカリはバフを持っていますが、ニャルのダメージが100万に達している場合は無理してニャルUBの前にこれらを入れる必要はありません。クリバフもありますしメリットが0というわけではありませんが、バフを待ちすぎてUB回数を減らすことになれば本末転倒です。物理でも述べましたが、あくまで1番重要なのはUB回数を増やすことです。特に水着カスミはスキルの時間が長いので、後半はバフをキャンセルしてもいいということを頭に入れておくといいかもしれません。

 被弾型については別の記事で解説しているので、簡潔にまとめるとニャル序盤のUBのダメージが重要、序盤のみバフやデバフをしっかり待つ。星を変更し、ギリギリ死なない耐久にすることです。また物理同様、被弾TPの損失も考えましょう。

 ニャルのUB回数を最大まで増やすことができたら、次に行うのが通常攻撃、バレットを入れ、不要ならばウィッシングフィールドをキャンセルするという工程です。
 ニャルの通常攻撃やシャドウバレットは後半クリティカル時に100万ダメージを超えるなど、UBと同等の威力を持っています。これをUB回数を減らさない範囲でいかに多く入れるかが総ダメージに影響します。そのための手段がウィッシングキャンセルです。2月のトルペドンはUBでバリアキャンセルを持っていて、さらにクリチカも使っていないのでウィッシングフィールドというスキルが完全にいらないものとなっています。キャンセルしましょう。

ニャル編で述べたことをまとめると
・最優先はニャルのUB回数を増やす
・UB回数を減らさない範囲で通常、バレットを入れる
・不要なら積極的にウィッシングをキャンセルする
の3点です。

最後に

 ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
 クランバトルというコンテンツにおいて、上位になればなるほど編成やTLというものは順位を決める大きな要因になっています。事実、凸漏れしているにも関わらずメンバーとTLの強さでSSSに入っているクランも存在します。
 TL作成はどうしても敷居が高く、時間も要するため「やりたいけどやってない」という人が多いと思います。そのように感じる人が少しでもこの記事を読んで、TL作成をしてもらえれば幸いです。

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