【BPLS3 SDVX 第10試合 感想】GAME PANIC、APINA VRAMeSを下し2連勝達成！勝負を決めたのはKANEKOの3タテ
BEMANI PRO LEAGUE Season 3 SOUND VOLTEX 第10試合は前試合をラブゲームで初勝利を遂げたGAME PANICと、前試合大敗してしまったAPINA VRAMeSとの一戦。両チームには11thKACのファイナリストが2名ずつ所属しているという相手に不足なしのこの一戦を制するのはどのチームか?
先鋒戦：メガミックスバトル PURAIMU VS YU11
3戦連続でメガミックスバトルを担当するPURAIMU選手、対戦相手が強者ばかりなのはなんでなんだろう…とは言っても前回KAWACH選手に勝ち星を挙げているので試合の度に成長しているのを実感します。対するYU11選手も今シーズン初のメガミックスバトルを担当しますが、選曲から本気度が感じられました。
試合の方は前半の途中でYU11選手側の筐体でオプションミスがあり一時中断するトラブルが発生しましたが、状況再現の上再度試合続行。突然のトラブルにも動じず両選手シーソーゲームを繰り広げていました。後半はYU11選手が10ターン目のPURAIMU選手のEG Lv2をブロックし、11ターン目から立て続けにEGを決め勝利しました。
中堅戦：タッグバトル ONE-HAND KANEKO&KN5 VS YU11&PAPER.
KANEKO&KN5選手：機械仕掛けの魔法使い
YU11&PAPER.選手：sink into the dream
中堅戦1曲目の機械仕掛けの魔法使いはYU11選手とPAPER.選手が他選ながら完璧な精度でプレーをしていました。GAME PANIC側もAPINA VRAMeSに負けない精度で食らいついてはいましたが、後半で少し崩れてしまい大きくリードを許してしまう展開に。最後はYU11選手がMAX-3でPUCを決めAPINA VRAMeSが勝利しました。
2曲目のsink into the dreamはONE-HANDの要素に連打と縦連の要素を加えた譜面となっていますが、密度が低いので1ノーツのミスが大きく響きます。ここはさっきと打って変わってGAME PANICがリード。KANEKO選手が途中崩れAPINA VRAMeSとの点差が1～3となりデッドヒートする形となりましたが、KN5選手が耐えたおかげで1点差で勝利しました。
大将戦：シングルバトル TRICKY KANEKO VS KND*48TE
KANEKO選手：Fl0ating:
KND*48TE選手：混乱少女♡そふらんちゃん!! → You Are My Best RivaL!!
新曲：花火のおもちゃ箱 / Yu-dachi
大将戦1曲目のFl0ating:はS2のオリジナル楽曲コンテストで採用された楽曲で、縦連と不規則なリズムが難所となっている譜面です。ここはやはり自選のKANEKO選手が難所を上手く対処しKND*48TE選手を圧倒します。その上PUCも達成するという自選の仕上がりぶりがよく分かる試合でした。
2曲目のYou Are My Best RivaL!!はBPM240の高速階段と縦連主体の譜面となっており、どちらかというとPEAK譜面という感じに見えましたが…ここもKANEKO選手が圧倒。中盤のものすごく長い縦連もしっかりと光らせ難所を乗り越えストラテジーを刺し、2タテを達成しました。
新曲の花火のおもちゃ箱はノーツレーダーがIIDXに収録されているソフラン譜面のような形をしていますが、この曲にはソフランの要素はなく、視点変更と縦連が多めの譜面になっています。やはり初見曲はどちらも高い精度を保ち接戦を繰り広げていましたが、曲が進むにつれて難所が増えて行くにつれてKANEKO選手が大きくリード。ラストでFXを外してしまいましたが後半のリードで逆転するといったことにはならず3タテを達成しました。
試合結果
結果は8-4で、GAME PANICが勝利しました。
GAME PANICは先鋒戦を落としはしてしまったものの、中堅戦で僅差で他選曲を勝ち取り、大将戦でKANEKO選手が3タテし試合の流れを一気に持っていくことに成功しました。KANEKO選手はS2でもインターリーグ、QF、SFで3試合連続で大将戦を務め、全て3タテを決め合わせて9タテする偉業も成し遂げています。この安定感こそがGAME PANICの強さなのではないかと思いました。
APINA VRAMeSは前半の勢いに乗れず2連敗してしまい、早くもピンチの状況になりましたが、YU11選手がここまで初見曲以外を全てPUCを達成しており、圧倒的実力を見せていたので、これが続くうちはAPINA VRAMeSがレギュラーシーズン敗退になる可能性は低いと思います。
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