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【BPLS3 SDVX 第3試合 感想】TAITO STATION TradzがROUND1に大勝しSF進出を決める!2連覇目指しいざ行け最強軍団

BEMANI PRO LEAGUE Season 3第3試合、筐体トラブルにより延期になった本試合がレギュラーシーズン最後の試合となります。因みにこの地点でGiGO、TAITO STATION Tradz、ROUND1の3チームにSF進出の可能性があり、各チームの進出条件は以下の様になります。

  • TAITO STATION Tradz → ROUND1に引き分け以上でSF進出

  • ROUND1 → TAITO STATION Tradzに勝利かつ獲得ptが10以上で進出

  • GiGO → ROUND1がTAITO STATION Tradzに8-4で勝利すると進出

更に、さざなみ氏のポストで分かりやすい表があったので引用させて頂くと、

と、このようにTAITO STATION Tradzが有利な状況となっています。しかし、ROUND1にも進出の可能性は残されています。GiGOは祈ることしか出来ませんが、3チームの運命が掛かった最終戦が始まります。

先鋒戦 メガミックスバトル MURAKAMI VS BOLL

まずは先鋒戦メガミックスバトル、序盤はBOLL選手が2、3ターン目のLast Concertoでリード。因みに同じ曲で難易度が違っても、別のフレーズが流れる仕様になっています。5ターン目でBOLL選手がEG Lv3を決め更にリード。しかし後半からMURAKAMI選手も後半からEGを決め続け逆転に成功します。そしてラストターン、20-19でMURAKAMI選手がリードした状態で僅かにMURAKAMI選手がリード。しかしラストのラストでBOLL選手が僅かに逆転し勝利しました。

中堅戦 タッグバトル NOTES MURAKAMI&350BI VS XD*POTE.&REIK

MURAKAMI&350BI選手:Shanghai Wu Long ~上海舞龍~
XD*POTE.&REIK選手:量子の海のリンドヴルム → FIRE FIRE -DARK BLAZE REMIX-

中堅戦1曲目のShanghai Wu Long ~上海舞龍~は同時押しの縦連と激しいツマミが特徴的の譜面となっています。ここは序盤からTAITO STATION Tradzが持ち前の実力でROUND1との点差を大きく引き離します。更に350BI選手が終盤までMAX-0という尋常ではない仕上がりを見せていました。ラストで大きく崩れてしまったものの道中の貯金で逃げ切りTAITO STATION Tradzが勝利しました。
2曲目のFIRE FIRE -DARK BLAZE REMIX-は1曲目と違い精度勝負になりやすい曲。これに関しては4選手のメンタルが試されるといっても過言ではありません。こちらもTAITO STATION Tradzがリード。ROUND1も殆ど崩れることなく僅かな点差を追いかける形となっていましたが、最後まで追いつくことは出来ずTAITO STATION Tradzが2タテを達成。この地点でROUND1の敗退が確定し、残り2チームの進出争いになりました。因みにREIK選手がこの曲でMAX-2の高スコアと叩き出していました。

大将戦 シングルバトル TRICKY XD*LEVI. VS REIK

XD*LEVI.選手:*Feels Seasickness…*
REIK選手:m1dy Deluxe
新曲:Crawl Out Immortal / U-ske faet. Parfaitty

大将戦1曲目の*Feels Seasickness…*は通称『船酔い』とも呼ばれる通り、激しいBPM変化とレーンが揺れるギミックが多い、正にTRICKY譜面に相応しい曲となっています。こちらは自選のXD*LEVI.選手が低速地帯でしっかりと光らせREIK選手との差を広げていきますが、REIK選手も大きなミスなくXD*LEVI.選手に喰らいついていましたが、惜しくも逆転とはならずXD*LEVI.選手が勝利し、TAITO STATION TradzのSF進出が確定し、GiGOの敗退も確定しました。
2曲目のm1dy Deluxeはbeatmania IIDXから移植されたBPM400の超高速譜面で、レーンの視点が目まぐるしく変わります。ここはREIK選手が序盤からリードしますが、レーンが離れていくところで大きく崩れてしまい、一気にXD*LEVI.選手がリード。しかしこれで終わらないのがREIK選手。これ以降全く崩れることなくXD*LEVI.選手との点差を徐々に詰めていきます。しかし序盤のミスが致命傷になったか、逆転には至らずXD*LEVI.選手が2タテを決めました。
新曲のCrawl Out ImmortalはTRICKY要素以外にもNOTES、PEAK、TSUMAMI、HAND-TRIP、ONE-HANDにもほぼ等しく割り振られている総合譜面に近い形となっています。更にジャケットにはREIK選手の推しキャラであるカヲアシが描かれており、敗退こそ決まってしまったもののこれにはREIK選手も大喜びでした。まず序盤を制したのはXD*LEVI.選手。速いツマミや縦連を難なくこなしREIK選手との点差を10とします。しかしここからREIK選手の完璧なプレーがXD*LEVI.選手を追い詰めていきます。前半でMAX-10でしたが後半は全くCRITICALがなくラストで2点差に迫りますが惜しくも届かず…この新曲もXD*LEVI.選手が3タテを決めました。

試合結果

結果は10-2で、TAITO STATION Tradzが勝利しました。
TAITO STATION Tradzは第1関門であるレギュラーステージを3位で終え無事SF進出を確定。メガミックスバトルは全敗と課題は残りますが、SFからは得意とするレベル19が選曲可能に。S2ではその力強さを遺憾なく発揮し優勝することが出来ました。目指すは2連覇、ここからTAITO STATION Tardzの逆襲が始まる予感がします。
ROUND1は先鋒戦のBOLL選手が勝利したことによって試合を有利に進めましたが、中堅戦以降は勢いに飲まれ全敗。しかしS3から参戦したREIK選手がXD*LEVI.選手を寸前まで追い詰めたのは凄いなと思いました。ROUND1は1勝1分4敗でSF進出は逃しましたが、S2では一度も取れなかった勝利を得ることが出来、大きな成長を遂げたなと本シーズンを通して思いました。来シーズンもこの3人の活躍に大きな期待が掛かりそうです。

次回の試合

次なる舞台は船橋での有観客の試合。ここからは負ければ終わりのトーナメント戦で、レギュラーシーズンを戦い抜いてきた4チームが激突します。

セミファイナル 第1試合 SILK HAT VS APINA VRAMeS

3選手のバランスが噛み合い、圧倒的実力でレギュラーシーズンを首位通過したSILK HATとギリギリの戦いを制し、IIDXチームに続く2冠達成を狙うAPINA VRAMeS。共に実力者揃いの両チームですが、どちらが勝ってもおかしくない試合になりそうです。

セミファイナル 第2試合 GAME PANIC VS TAITO STATION Tradz

11thKAC優勝のエースKANEKO選手、隠れた新星KN5選手、メガミックスバトルで数々の強敵と戦い経験を積んだPURAIMU選手を有するGAME PANICと、VF平均値が全チーム1位の高難易度を最も得意とするTAITO STATION Tradz。レギュラーシーズンではGAME PANICが大勝しましたが、高難易度が使えるようになったTAITO STATION Tradzもまた驚異的存在。GAME PANICが初優勝を狙うか、TAITO STATION Tradzが2連覇を狙うか!?

ファイナル 第1試合の勝者 VS 第2試合の勝者

どのチームが勝ちあがるかは生放送を見てからのお楽しみに!!

TAITO STATION Tradz側の振り返り配信


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