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【BPLS3 SDVX 第4試合 感想】APINA VRAMeS、自選も他選も新曲も仕上がり抜群のプレーでレジャーランドに快勝!

BEMANI PRO LEAGUE Season 3 SOUND VOLTEX 第4試合は、初戦を迎えるAPINA VRAMeSに対し、既に1勝しているレジャーランドとの対戦。APINA VRAMeSは初戦を勝利したいのはもちろん、レジャーランドも連勝して更に優位に立ちたい所。さらに注目なのは、大将戦のYU11選手対PICOLTEX選手が10th KAC SDVX部門決勝の再戦という好カードにも注目です。


先鋒戦 メガミックスバトル KND*48TE VS KAWACH

APINA VRAMeSからはメガミックス担当のKND*48TE選手、レジャーランドからはオールラウンダーのKAWACH選手が出場。両選手全く崩れず通常スコア勝負では同点に、EGは確実に決める等、同点の状況が続く中試合が動いたのは9、10ターン目で、9ターン目でKAWACH選手がEG Lv2を決め14-19となり、10ターン目でKND*48TE選手もEG Lv2を発動。しかしラストで崩れKAWACH選手が逆転し14-20となり、一気に優位に立ちます。更に11ターン目でKAWACH選手がEG Lv1を発動し、これを難なく決め14-22とし確実に引き分け以上に持っていくことに成功。ラストターンもKAWACH選手が勝利し14-24でKAWACH選手が勝利しました。
メガミックスバトルでは12ターンの中でどのようにして点数を稼ぐかが重要な試合ですが、限られた思考時間の中でKAWACH選手の11ターン目のEG Lv1は非常に計算が早いなと思い知らされる瞬間でした。

中堅戦 タッグバトル PEAK YU11&PAPER. VS PICOLTEX&PNT*EEB

YU11&PAPER.選手:Deadly Dolly Dance
PICOLTEX&PNT*EEB選手:すべてが幻になった後で

中堅戦1曲目のDeadly Dolly Danceは跳ねたリズムが特徴的でCRITICALを出しやすい曲として知られていますが、YU11選手とPAPER.選手は序盤からMAX-1桁台をキープし徐々にレジャーランドとの点差を離していきます。そしてラストまで形成が変わることなくAPINA VRAMeSの勝利。YU11選手はMAX-9でPUCを達成しました。
2曲目のすべてが幻になった後ではノーツ数が少ない上に密度が高いので要所要所でしっかりとS-CRITICALを出さなければいけない曲。前半は両チームが互角の精度でシーソーゲームを繰り広げていましたが、後半は一気にAPINA VRAMeS優位に。ラストの減速しながらの階段配置も特に崩れることなくAPINA VRAMeSが2タテを達成しました。
この2曲でYU11選手はどちらもPUCを達成。10thKACチャンピオンの底力を思い知らされました。

大将戦 シングルバトル NOTES YU11 VS PICOLTEX

YU11選手:Nebulas
PICOLTEX選手:MONOLITH →Harpuia
新曲:トリコエリヌム▽コンチェルト / qfeileadh

大将戦1曲目のNebulasは、最初見た時ギタドラのトップランカーにこの曲投げるのか…と思いながらも、それだけ自信のある曲だろうとも思いました。NOTES譜面らしくギターの弦を弾くかの如く大量のノーツが降ってきますが両選手ともしっかりと光らせていました。しかし自選のYU11選手の仕上がりも尋常ではなく、MAX-12でPUCを決める程に完璧なプレーを見せていました。これにはPICOLTEX選手も驚きの表情を見せていました。
2曲目のHarpuiaはNOTESの要素に加えてONE-HANDの要素もあり、更にソフランも存在する総合譜面とも言える曲ですが、これも両選手全く崩れることなくしっかりと光らせていました。ストラテジーを投げられたPICOLTEX選手の精度の高さも光っていましたが、それ以上にYU11選手の精度の高さも光っていました。ラストはYU11選手リードのまま両選手PUC達成。YU11選手が2タテを達成しました。
そして新曲のトリコエリヌム▽コンチェルトは可愛いチップチューン調の曲ながら譜面は全く可愛くないNOTES譜面で、終始階段配置や同時押しが続く譜面となっていました。しかしYU11選手は初見ながらこれをUC達成。NEARが1個とあともう少しで初見PUC達成という驚きの精度を見せていました。

試合結果


結果は10-2で、APINA VRAMeSが勝利しました。
APINA VRAMeSは大事な初戦で大勝し、一気に上位に上がることに成功しました。特にYU11選手が前シーズンからかなり精度が上がっており、出場した試合で出したNEARの数は新曲の1のみという驚異的なスコアを叩き出していました。
レジャーランドは連勝とはならず大敗を許してしまい、勢いに乗ることは出来なかったものの、各選手の仕上がりは高く、次の試合にも期待が持てる内容でした。


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