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【BPLS3 セカンドステージ 第3試合】ROUND1怒涛の3連勝!王者U*TAKAの無双伝説も止まらない

BEMANI PRO LEAGUE Season 3 beatmania IIDX セカンドステージ第3試合、3勝目を狙いQF以上進出を確実にしたいROUND1と、現在崖っぷちのレジャーランドの対戦。ROUND1の大将戦はU*TAKA選手、それに対してレジャーランドはなんとU76NER選手を配置。レジャーランドの奇妙とも言えるこのオーダーで、奇跡は起こるのか!?


先鋒戦:TERND NAGACH VS G*

NAGACH選手:Driver
G*選手:LADS

先鋒戦はNAGACH選手とG*選手の対戦。両選手ともこの難易度帯を得意としており、その上ジャンルがTRENDということで選曲に注目が集まります。

NAGACH選手の選曲はDriver。レベル9でありながら終盤に詐称レベルの連続スクラッチが難所の譜面です。それ以外は単押しがほとんどのため、精度の高さが求められる曲となっています。
G*選手の選曲はLADS。8分押しが中心の譜面ですが、時々24分が降ってきたり高速階段があるため、そこでしっかりと光らせることが出来れば高スコアを狙うことも可能でしょう。

1曲目のDriverは序盤からNAGACH選手が3点リード。後半に入ってからも子の点差は全く動かず、両選手高い精度を保っています。そして終盤、G*選手が少し崩れ6点リードになるも、1回目の連続スクラッチ地帯で2点差に詰め逆転もあり得そうな展開になる…と思われたが2回目の連続スクラッチ地帯でNAGACH選手がリカバーし、最後は3点リードでNAGACHが勝利しました。
2曲目のLADSは自選のG*選手が黄グレ以下を出さず完璧と言えるプレーで7点リードします。中盤の24分が絡む地帯も綺麗に光らせ点差を12点に広げリード、こちらはG*選手がしっかりと仕上げMAX-8という驚異的なスコアで勝利しました。

両選手精度勝負になりやすい曲を選曲し非常にハイレベルな戦いを見ることが出来ました。しかしレジャーランドにとってはROUND1に1ptを許してしまい、これが致命傷にならないことを祈るばかりですが…

先鋒戦 SCORE


中堅戦:NOTES I6VV VS 1-PIN

I6VV選手:UMMU
1-PIN選手:デモーニッシュ

中堅戦はI6VV選手と1-PIN選手の対戦。両選手S2のファイナルで対戦経験があり、その時は引き分けという結果になりました。この時のI6VV選手の健闘ぶりは今でも印象に残っています。そしてこのS3で再選することになった2人、果たして今度はどうなるか?

I6VV選手の選曲はUMMU。ファーストステージ第12試合SILK HAT対GAME PANIC戦でMIKAMO選手が選曲していました。連続スクラッチや高速連打が多いレベル11では上位に位置する譜面です。
1-PIN選手の選曲はデモーニッシュ。歌い手やボカロPとして活動していたぷすと、礼衣、miroのユニットで、beatmania IIDX以外ではSOUND VOLTEXやチュウニズムにも氏の楽曲が収録されています。序盤から徐々にソフランするのが特徴で、そこを上手く対処できるかが重要な譜面です。

1曲目のUMMUは序盤の連続スクラッチ地帯を綺麗に光らせたI6VV選手が大差でリードするも同時押しとチャージノーツの箇所で1-PIN選手が一気に差を詰めます。しかし高速連打でI6VV選手が再度リード。後半の地点で12点リードしました。しかしここで1-PIN選手が調子を上げ徐々に差を詰めスクラッチと同時押し地帯で同点に持ち込みます。そして終盤の鍵盤が難しくなる地帯で1-PIN選手が逆転に成功。8点リードで1-PIN選手が勝利しました。
2曲目のデモーニッシュは最初BPM140からスタートし低速の同時押しが多く降ってきます。ここで1-PINが一気に10点リードします。その後すぐにBPMが180に変化し両選手しっかりと対処したことによって点差が変化することはありませんでした。そしてBPMが200に変化する所でも崩れることなく1-PIN選手がリードのまま終盤へ進みます。ここから12分も絡み密度が高くなるところでも1-PIN選手が崩れることなく1-PIN選手が2タテを達成しました。

I6VV選手自選はいい流れでしたが途中から追い上げてきた1-PIN選手の勢いに押され逆転を許してしまいましたが、S2からよりレベルアップした様にも感じられました。1-PINも持ち前の安定感で2タテを決め、大将戦へと繋げます。

中堅戦 SCORE


大将戦:SCRATCH U*TAKA VS U76NER

U*TAKA選手:The Chase
U76NER選手:雪上断火

遂に来ました3度目の大将戦となったU*TAKA選手と初の大将戦を務めるU76NER選手の対戦。U*TAKA選手が圧倒的地力を見せつけ2タテするのか、U76NER選手が伝説を作るのか?

U*TAKA選手の選曲はThe Chase。スクラッチが相変わらず多いDJ Mass氏の楽曲でずーーーっとスクラッチが続きます。スクラッチのリズムも不規則なのでスコアを取るのが難しい曲の一つです。
U76NER選手の選曲は雪上断火。元はpop'nに収録されていた曲で別名『ヒップロック3』略して『ヒプロ3』と呼ばれています。スクラッチは同じパターンのものが何回も来るので覚えやすいですが、この曲の特徴はなんといってもソフランがあること。低速地帯も慌てず精度を保てるかが試されます。

1曲目のThe Chaseは序盤のスクラッチ地帯をほぼ完璧に光らせたU76NER選手がなんと4点リードします。その後の16分のスクラッチが混ざる所でもU76NER選手の精度は保たれていましたが、やはりU*TAKA選手、流石自選なだけあってU76NER選手の精度を上回り逆転に成功します。その後も点差を縮めることを許さず、後半の地点で24点リードになりました。終盤の連続スクラッチと鍵盤が激しくなる地帯でU*TAKA選手の精度が更に上がりU76NER選手との差を一気に広げていき、103点リードでU*TAKA選手が勝利しました。
2曲目の雪上断火は序盤から連続スクラッチが一気にやってくるもここは両選手大きく崩れることなく同点に。しかしその後U*TAKA選手が7点リードします。その後BPMが105に減速する地帯で差を詰めたい所ですが、U*TAKA選手はこれを難なくクリア。点差が縮まるどころか点差を広げていきます。そして再度BPM180に戻る所もU*TAKA選手は対策済み。全く崩れることなく精度をキープします。終盤の鍵盤主体になる地帯もしっかりと光らせU*TAKA選手が2タテを達成しました。

やはり強かったU*TAKA選手。S2からその無双っぷりは誰にも止められません。それどころかスコアも徐々に詰めている様にも見えますが…流石王者と呼ばれるだけのことはあるなと思いました。U76NER選手もU*TAKA選手に僅かにリードする展開もあったため、決して悪い内容ではなかったと思います。

大将戦 SCORE


対戦結果

最終獲得ポイントは7-5で、ROUND1が勝利となりました。

ROUND1は3勝したことによってQF以上の進出が確定(同時にSILK HATも確定)。残り2試合は余裕をもって戦うことが出来ますが、U*TAKA選手を大将戦に配置出来ないため、勝利を取れるかは不安要素です。次の試合は同じく勝ち点9のSILK HAT。ここで勝てばWリーグ首位通過に王手がかかる大事な試合で本試合の勢いを乗せて連勝したい所です。
レジャーランドはまさかの4連敗で、もはや自力でのQF進出はかなり厳しくなってしまいました。次のGAME PANIC戦で引き分け以下になるとその地点で敗退が確定、とにかく最後まで頑張って欲しいところです。


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