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【BPLS3 セカンドステージ 第6試合】SUPERNOVA Tohoku、強敵APINA VRAMeSに勝利し首位浮上!底知れぬ本番力で相手を圧倒せよ

BEMANI PRO LEAGUE Season 3 beatmania IIDX セカンドステージ第6試合はWリーグ同様に1位と2位同士の対決で、APINA VRAMeSが勝利すればSF進出が確定、SUPERNOVA Tohokuが勝利すれば暫定の首位浮上でQF以上の進出が確定となります。そう言った意味でもどちらにとっても負けられない一戦です。


先鋒戦:PEAKS KENTAN VS NIKE.

KENTAN選手:Don't be afraid myself
NIKE.選手:Infinite cave

先鋒戦はファーストステージと同じKENTAN選手とNIKE.選手の現旧APINA対決。この2人何かと惹かれあう運命にあるんですかね…ファーストステージではNIKE.選手が2タテしましたが、今回はどうなるのか注目です。
KENTAN選手の選曲はDon't be afraid myself。序盤のスクラッチ+同時押しのラッシュとトリル、ラストまで難所が複数存在するレベル10にしては難易度高めの譜面となっています。
NIKE.選手の選曲はInfinite cave。PEAK譜面らしく局所で高密度になり、同時押しと乱打も多い譜面で、更にドラムの音に合わせて鍵盤を叩く箇所も存在します。ラストで終わったかと思えばまたノーツが少し降ってくるので最後まで油断は出来ないです。

1曲目のDon't be afraid myselfは序盤の1回目スクラッチ+同時押し地帯を抜けた後でNIKE.選手が10点リードします。しかし2回目でNIKE.選手が少し崩れ5点差に縮まります。中盤は16分が長く続きますがここでNIKE.選手が徐々に差を広げ18点リードとします。そして終盤の難所である16分乱打からのスクラッチ+同時押し地帯でもNIKE.選手が崩れることなく16点リードでNIKE.選手が勝利しました。
2曲目のInfinite caveは序盤はドラムのリズムを叩く地帯でNIKE.選手が5点リードします。ここはズレも少し混じるので黄グレが出ることがよくありますがNIKE.選手はここをしっかりと光らせました。中盤から密度が高くなりますが両選手高い精度をキープするもNIKE.選手が徐々に点差を広げ16点リードになりました。終盤は密度が低くなりますがリズムが難解のため精度が崩れやすいですが、またしてもNIKE.選手の精度が光りほぼ完璧とも言えるプレーで2タテを達成しました。

2度目の対決となったKENTAN選手とNIKE.選手の対決はNIKE.選手の2タテとなりました。味方だと頼もしい存在、しかし敵となると脅威的存在になるのがNIKE.選手。特に低難易度帯では他のドラ2巡目に匹敵する程にその精度は高いです。KENTAN選手も非常にレベルの高いプレーをしていましたが、NIKE.選手に追いつくことが出来ず悔しい結果に終わりましたが、セカンドステージ残り1試合もしくは決勝トーナメント以降で更に磨きのかかったプレーが見られるかもしれません。

先鋒戦 SCORE


中堅戦:NOTES UCCHIE VS TATSU

UCCHIE選手:旅人リラン
TATSU選手:Angelic Jelly

中堅戦はS2でも対戦経験のある2人。両選手自選の勝率は非常に高く、S3でも自選は必ず勝利しています。そんな2人がこのS3で再戦となり、またしても互いに自選を守り切るのか、それともどちらかが2タテするのか…
UCCHIE選手の選曲は旅人リラン。『タッタタ』に合わせて同時押し縦連を叩いたり中盤の高密度地帯が異常な程までに難しいテクニカルな譜面です。INFINITASではSP9段の採用されています。
TATSU選手の選曲はAngelic Jelly。交互トリルが特徴的譜面で特にラストの16分トリルが出来るかどうかで勝負が決まりそうです。

1曲目の旅人リランは序盤から縦連等の難所が来ますが両選手これを崩れることなくクリア。しかしUCCHIE選手が3点リードします。その後に来る同時押し縦連でTATSU選手が終わり際で少し崩れ13点リードに広がり、中盤の高密度地帯で更に差を広げ26リードになりました。後半はリズムが少し変わるところもUCCHIE選手が精度をキープし、最後は37点リードでUCCHIE選手が勝利しました。
2曲目のAngelic Jellyは序盤の難所である長い軸押しからの高速交互トリルでUCCHIE選手が9点リード。その後16分主体の鍵盤が続きTATSU選手が徐々に差を縮め、2回目の高速交互トリルで一気に逆転するもすぐさまUCCHIE選手が再逆転します。そして終盤に入る3度目の高速交互トリルでTATSU選手が7点リードし、ラストの長いトリルを全く外すことなくクリアしTATSU選手が勝利しました。

両選手自選で高い精度を見せ圧巻された試合。特にTATSU選手が最後の最後に逆転される可能性もあった中長年培われた一発勝負の強さでUCCHIE選手を圧倒しました。これによりAPINA VRAMeSの逆転を許さずSUPERNOVA Tohokuのリードを守り大将戦へと繋げました。しかし、APINA VRAMeSにはもう一人のエース、WELLOW選手が大将戦に控えており、46選手が1タテすれば良いという条件でもかなりハードルが高そうに見えますがどうなる???

中堅戦 SCORE


大将戦:NOTES WELLOW VS 46

WELLOW選手:Fegrix
46選手:がっつり陰キャ!?怪盗いいんちょの億劫^^;

大将戦はレベル12で物量譜面を得意とする両選手ですが、WELLOW選手はここまで無敗、46選手は3度の大将戦で幾度となくSUPERNOVA Tohokuの危機を救ってきました。この両選手がぶつかるとどうなるか気になる所です。
WELLOW選手の選曲はFegrix。前半は16分連続スクラッチ、後半は高密度の乱打と前半後半で難所が明確化されている譜面で、スクラッチと鍵盤両方の技術が求められる総合譜面です。
46選手の選曲はがっつり陰キャ!?怪盗いいんちょの億劫^^;。陰キャなのにノーツ数は2192と陰キャどころか体育会系の譜面なのですが、局所で一気に高密度になるのでそこで点差が一気に入れ替わりやすい譜面となっています。

1曲目のFegrixは鍵盤主体の地帯では差が付かなかったものの、スクラッチが絡む地帯でWELLOW選手が徐々に差を広げていきます。後半からは鍵盤主体となり一時9点差までに詰まるも連続スクラッチが絡むところでWELLOW選手が更に引き離し、12点リード。終盤までWELLOW選手がリードしたまま勝利しました。
2曲目のがっつり陰キャ!?怪盗いいんちょの億劫^^;は序盤から鍵盤とスクラッチの絡みが多く降ってきますが、ここは46選手が落ち着いて光らせ18点リードします。その後少し鍵盤の密度が低くなる地帯でWELLOW選手が徐々に差を詰め9点差までに迫りますが、サビ前の高密度地帯で35点差に広がり、サビの終わりで46選手が46点リードし後半に入ります。しかし46選手が全く崩れることなくラストの発狂もしっかり光らせ最後は52点リードで46選手が勝利しました。

46選手は4巡目ながらもレベル12で物量譜面を得意としており、S2でもU*TAKA選手(ROUND1所属)を除けば全ての試合で自選を通しています。そしてS3ではWELLOW選手相手に自選を大差で勝利しチームの優勝へと繋げました。4巡目ながらどんな相手にも自選を通すその実力は4巡目以上の活躍をしていると言えるでしょう。WELLOW選手もレベル12を得意としていますが他選を勝ち取るまでには至らず46選手の圧巻のプレーに喰らいつけなかった様に感じました。

大将戦 SCORE


対戦結果

最終獲得ポイントは5-7で、SUPERNOVA Tohokuが勝利となりました。

中堅戦にUCCHIE選手、大将戦のWELLOW選手とかなり実力の高い選手相手に自選を通したTATSU選手と46選手。2人はS2からの参戦ですがその時から実力の高さは発揮されていましたが、S3に入ってからは更に磨きがかかり正念場で勝ち切るその強さが本試合で表れた様に思います。SUPERNOVA TohokuはこれでBリーグ首位に浮上、次のTAITO STATION Tradzに勝てば首位通過も十分にあり得る状況になりました。最終戦は残コストからみるとNIKE.選手かTAKWAN選手のどちらになりますが、いずれにせよKKM*選手と叩くことになるのは不可避なのでそこでどのようにして勝利につなげるかが重要になりそうです。
APINA VRAMeSは前試合に引き続き2連敗し、SF確定は逃してしまいましたが、次のGiGO戦で負けてしまうとQFからの進出が濃厚になりそうです。なので最終戦は是が非でも勝ちたい所です。

次回の試合

次回は決勝トーナメント最後の1席を巡る対戦になります。

第5試合 レジャーランド VS GAME PANIC
先鋒戦:NOTES 1-PIN VS FRIP
中堅戦:PEAK DINASO VS MIKAMO
大将戦:NOTES G* VS TAKA.S

第6試合 GiGO VS TAITO STATION Tradz
先鋒戦:TREND LOOT VS 8S.
中堅戦:NOTES CYBERX VS RIOO
大将戦:SOF-LAN CORIVE VS KKM*

第5試合はレジャーランドが引き分け以下で終わると現在3位のGAME PANICの勝ち点を上回ることが出来ないため敗退が確定してしまいます。現在の獲得pt状況を見てもレジャーランドとGAME PANICのpt差は14となっているため、全て2タテする勢いで行かなければ厳しい状況です。この土壇場で勝利し望みをつなげる事が出来るのか注目です。
第6試合はGiGOが敗北すると3位のTAITO STATION Tradzの勝ち点を上回ることが出来ないため敗退が確定してしまいます。しかしGiGOはストラテジーカードを投げることが出来る上、大将戦のテーマがSOF-LANとCORIVE選手の得意分野とマッチしているため、勝利の可能性は十分にあり得ます。TAITO STATION Tradzとしてもここは絶対に勝ち、QF以上進出を確実にしたい所です。


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