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7/365 ladybordenの彼女


今も彼女は幸せだろうか。

大好きなファンタを飲みながら、大好きな歌手の歌を聴いているのだろうか。

少しも優しくできなかった私を、
今でも遠くから見ていてくれている。


私はちゃんとやれているだろうか。

現実から目を逸らさず、生きているだろうか。

いや、今は少しサボっていると自覚している。


彼女はいつも仕事帰りに自販機でファンタを買っていた。
その場で開けて家までの道のりで飲み干して帰っていた。

あまりに毎日ファンタを買うので、
時々怒られていたね。

でも買うことをやめなかった彼女は頑固者。

怒られても屁でもないという顔をしていた。

そんなところも今では懐かしく愛おしい。


留守番を頼まれた彼女は、
私たちが帰宅すると、

楽しみにとっておいたアイスを、
1人で半分以上平らげていた。

私たちは怒ったが、彼女は満足そうにしれっとそっぽを向いていた。


今日、
スーパーでladybordenのストロベリーを見たよ。
そしたらそんなことがあったなと思い出しました。



私はあの日以来、
ladybordenを食べていない。


きっと食べたら泣いちゃうな。

私はまだまだしぶとく強くこの道を全うします。


だから、
いつの日か再会したら一緒にladybordenを食べようね。


こんなことを書いたら彼女は怒るだろうか。


どうか怒らないで。
今日はどうしてもあなたのことが書きたかった。

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