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【クラシックギター合奏団】譜読みできてない曲の練習中をどう過ごすか?

ロックやポップスのバンドだったら、まだあんまり音が取れていない曲でも、例えばコード弾きだけするとかしたら、なんとなく練習には参加できる。

が、クラシックギターの合奏団ともなると、そうもいかない。

同じフレーズを同じパートの人複数人で弾くわけだから、間違えると目立っちゃうし、迷惑になっちゃう。

となると、譜読みできてない曲があると演奏に参加できないわけだ。

僕は合奏団の定演に向けた練習が、ほぼ皆さん譜読みできていて、あとは合わせるだけってなっているタイミングで入団したもんだから、僕だけ譜読みできてないって曲が半分以上ある。

となると、この譜読みできてない曲の練習中は練習に参加できない。

なんとも屈辱的だし、団員さんに申し訳ないなあと思ってしまう。

どうしたもんかな?と思って、こんなことをやってみた。

まず、練習中は演奏できないわけだから、変に音を出すことを諦めた。

完全に。

演奏せずに、ただ、団員さんの演奏に耳を傾けて、譜面を読む。そして、心のなかで弾くべきフレーズを歌う。これをひたすら繰り返す。

例えば、Handelの「Water Music:Hornpipe」(以下はオーケストラバージョン。これをギター合奏で練習中)

僕の大好きな曲なんだけど、譜読みしてないから弾けない。

ので、演奏に合わせて譜面を見ながら、「ド、ファ、ソ、ラファーソラファソド、ソラーソファソド」

と歌い続ける。

すると、練習を終えた頃には、音階でHornpipeを歌えるようになっている。

そして、帰宅してからこの音に合うようにギターの指板を辿る。

こうすることで、譜読みが格段に早くなるのだ。

合奏の練習をするうえで、もちろん譜読みが終わっていることが大前提なので、とにかく譜読みを早く終えることが重要だ。

それはわかっている。

ただ、譜読みってすごく時間がかかるし神経も使うので、疲れる作業でもある。

大人ななら、仕事とか家事とか他にもやることがいっぱいある。

だから、どうしても練習までに間に合わないことだってある。

そんなときはこうやって、練習に演奏で参加できなくても、できることはある。

少しでも早く合奏を楽しむになるように、譜読みを早く進めたい。


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