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朗読

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今まで朗読した作品の紹介と感想を投稿しています。
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2024年5月の記事一覧

【朗読】樹木とその葉-虻と蟻と蝉と-

若山牧水の作品を読みました! 読んでみた感想この作品を読もうと思ったのは、若山牧水が短気な所です。 あと、虫であろうが容赦ないところです。 逃がしてあげようと思ったのに、今朝刺してきたからハエたたきで叩いてしまったり… 「えっ、結局殺すんかーい!」って、初めて読んだ時笑いました。 シリーズものみたいですので、他のものも読んでみたくなりました。 さいごにHEARは登録なしで聴けますので、ぜひ聴いてみてください。 朗読・声劇・声日記など投稿しています。 ではまた次回ノ

【朗読】希望

小川未明の「希望」を読みました! 読んでみた感想「希望」というタイトルだけど、この話に希望があったのか… なんか残酷なお話だなと思いました。 この青年が、箱を見つけたときにおじいさんが言った言葉 「若いの、あの箱を拾う勇気があるかの。」 …こんなん言われたら、拾うのやめるよねぇ でも、このおじいさんはどういう意味で言ったんでしょうねぇ… ちょっと考えさせられるお話でした。 なんなら、読んで録音している時も考えてました(笑) さいごにHEARは登録なしで聴けますので

【朗読】煩悶

正岡子規の「煩悶」を読みました。 読んでみた感想「煩悶」とは『いろいろと苦しみ悩むこと。もだえ苦しむこと。』という意味です。 この文章の中で、正岡子規は色々苦しみ悩んでおります。 お腹も背中もお尻も腰も痛い…痛すぎて別のことを考えているけど、酔ってる感じが申し訳ないけど面白い。 そして、痛すぎる中この文章を執筆されたんでしょうね、文章が途切れており箇所が複数あります。 その部分はノイズ音で再現しました。 苦手な方は聴く時、気を付けてください… さいごにHEARは登録な

【朗読】春山秋山

楠山正雄の作品を読みました。 読んでみた感想この話は「古事記」に書かれているものです。 但馬国は現在でいう兵庫県豊岡市あたりですかね。 出石もでてくるので、すごく身近に感じております。 出石といえば、皿そば!! 小皿に盛り付けられた蕎麦を食べるものでございます。 これがまた美味しい… 水が綺麗やからね!! 蕎麦の話はこのへんで… この話は約束はちゃんと守らんとあかんでというものでございます。 本当にそうですよね。 あんなに結婚嫌がってた出石少女が、藤の花をまとった

【朗読】大學とその總長

會津八一が書いたものを読みました。 読んでみた感想私は大学に在籍したことがないので、大学の組織がどういうものかわかりません。ですが、これは他のことにも同じことが言えるなと思いました。 全然関係ない人が自分の上に立ってたらおかしいもんね。 そういうものはずっと携わってくださってた方が上にいてほしいなって私も思う。 今回の難しかったところは、旧字&旧仮名遣いだったところです。 最初「全然読めへん!!」ってなってました(笑) でも、青空文庫に載っている作品を読むようになって段