【朗読】富士に就いて(太宰治)
読んでみた感想私の中の太宰治ってこういうエッセイ的なものを書くイメージがありませんでした。(私が文学作品を読まなさすぎというのもあるかもしれませんが)
話に出てくる「天下茶屋」は今もあるそうです。HPには『富嶽百景』の舞台になったと書かれているので、『富嶽百景』の執筆中にこの作品も書かれていたんですかね。
太宰治は、皆さんもよくみるあの富士山の風景について「私は、この風景を、拒否している。近景の秋の山々が両袖からせまって、その奥に湖水、そうして、蒼空に富士の秀峰、この風景