10年前に憧れたポーカープロと会ってお話して写真とってもらった話
1.憧れたきっかけ
約10年前、バイト先が配信業をしていたもので、いろんな方が出入りしていた。
その出演者の中に、ディーラーを兼業されていた方がおり、その方にテキサスホールデムというゲームがあることを教えてもらった。
その時初めて見た動画がこれである。
EPT9 Grand Finalの日本語訳動画。
日本語の解説として、この時すでにPLOでWSOPブレスレットを獲得して有名プロだった木原直哉さんが、
サポートとして、後にアイドルマスターシンデレラガールズの二宮飛鳥役等で広く名を知られるようになる、青木志貴さんが出演されていました。
当時初めて見始めた時は、すごいファイナルテーブルなんだ、みたいな翻訳をみて、「あぁ、有名プロがいっぱい出てるんだな」ぐらいの感想だった。
(今見ると正直とんでもない。
Daniel Negreanuさん
Jason Mercierさん
Jake Codyさん
Johnny Loddenさん
Noah Schwarzさん
そして、私の憧れ、Steve O’Dwyerさん
有名プロばかり。すごすぎる。)
内容としてはチップリーダーで入ったオドワイヤー氏が、
冷静かつ堅実、時にアグレッシブなプレイでヘッズアップまでたどり着き、
最終的にターンで8 trips<K high flushでオールインまで入ってしまったものの、リバーで8を引き返し、8 quadsで優勝を決めるという劇的な幕切れで優勝。
明らかに初めて見るポーカーの動画としては刺激が強すぎた。
食い入るように何度も見てしまった。
ただ、当時はまだ大学院生で、バイトをしているとはいえ、
水樹奈々さんのライブ通いと、カードゲームに収入の全てを使っていて、
当時調べた限り、アミューズメントポーカー店に、
当時の収入で定期的に出入りできそうな価格帯のお店がなく、
プレイすること自体を諦めていた。
PokerStarsのアカウントを作って少し遊んでみたりしてみたものの、
ハマり切るには至らず。
どうしても当時熱を入れていたカードゲーム側に執着するようになり、
その後社会人になるにつれ、ポーカーはどこか記憶の隅に追いやられた。
潮目が変わったのは皆さんご存じコロナ禍によるもの。
カードゲームの大会は須らくなくなり、
ライブなど開催できるはずもなく、
私のライフワークと呼べるものは全て奪われた。
そんな中、「ポーカーなら大会をやってるらしい」と風の噂で聞きつけ、
韓国で連続ITMした動画あたりから、
少しずつ有名になり始めた世界のヨコサワさんの動画を
ずっと何気なく見ていたこともあり、
「せっかくだしやってみるか。」
と思ったのがちょうど4年前ぐらい。
そこからどのように嵌ったか、は省きますが、
ものの見事にポーカーに嵌り、今に至るわけでございます。
2.本題
そして記事執筆約2週間前。こんなポストが目に留まった。
オドワイヤーさんが何度か日本にいらっしゃっていることは知っていて、
アミューズメント店でイベントを開かれていたのも見たことはあったが、
先約があって断念した経緯があり、今回はまたとないチャンスがきた、と思い、「会って話したい(要約)」みたいな引用RPをした。
その9日後。引用RPをしたことも忘れたある日。
リプが来た。
何が起きているのか、最初全く持って理解できなかった。
俺の衝撃を分かりやすくいうと
「圧倒的メジャーアイドルからリプが来た」
と同レベルだった。(語弊があるのは認める)
当時仕事で少し事故っており、焦って作業中だった私はさらに焦り、
すぐに返信することも出来ずに、LINEグループで
「早く返信しろよなにしてんねん(要約)」と怒られる始末だった。
絶対に会ってお礼を言わなければいけない。
そう誓った私は、実はJOPT今期全スルーの予定を組んでいたが、
流石に何も出ずにお会いしてお話する、なんていう余りにも図々しいことができず、半分免罪符として、半分出たかったから金曜夜のFL2-7TDのトナメに出場、8ローを一度も引けず、唯一引いた7ローNo.2はNo.2がいてチョップになる始末で一生原点を超えないまま1時間でbust。
しかも結局この日は会えず仕舞い。
傘も買って1分で木に引っかかって壊れる。
逐一運がない日でした。
翌日の土曜日は腹痛でダウン。どんだけツイてないんだと思いながら養生。
日曜日に改めてJOPT会場へ。
絶対に会場にいらっしゃることは確信していましたが見つけられず。
いろんな人に話しかけているうちに三遊亭楽大さんを発見。
来た理由を話すと嫌な顔一つせずご挨拶についてきて下さり、速攻でオドワイヤーさんを見つけて下さり、話始めるきっかけまで作って下さいました。
(この場をお借りして改めてお礼申し上げます。
楽大さん本当にありがとうございました。救われました。)
話し初めになんとかもらったリプライの画面見せながら、
「リプライもらった人です」と伝え、「あぁ!あの!」みたいな反応をもらい、「写真撮るかい?」とオドワイヤーさんからおっしゃって下さり、写真を撮って頂きました。(記憶違ったらごめんなさい。)
それからは、私のあまりにも拙い英語を頑張ってひねり出し、
・10年前、あなたが優勝した動画が初めて見たポーカーの動画だったこと。
・一昨日トーナメントチャレンジしたけどいいとこなく飛んだこと。
・(これからPlatinum出る、というオドワイヤーさんに)頑張って下さい!
等、なんとか頑張って話しました。
私が話してる間も柔らかい表情でずっと聞いてくださり、
返答もなるべく平易な英語でして下さっているな、という優しさを感じました。
「EPT9のモンテカルロだね」「私もダメだったよ」等、私の耳でも80%ぐらいは聞き取ることが出来ました。
最後に何度もお礼を言いながら握手をして、
夢のような時間(対面お話2ショット会)は終わりました。
3.おわりに
日本に来て下さったオドワイヤーさん。
会うきっかけを作って下さったJOPT。
背中を押してくれたポーカー仲間たち。
この出会い全て、オドワイヤーさんのあの動画がなければ起こらなかった出会いなんだろうなと思うと、みんな感謝してもしきれないぐらいです。
Mr.O’Dwyer, thank you so much!
We will definitely see you again!
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