やめどきを変えると狙い目が変わる!?
どうも!なるちゃん(@naruchanshow_)です。
ツイートするには長くなりすぎると思いnoteに執筆する形式にしました。
いきなりですが、次について考えてみましょう。
機械割108%ボーダーの人は、次の台X300Gを天井狙いするべきか?
出題の意図は、天井狙いは107%しかないのでボーダーに満たないが、その後をフォローすることによって「打ち出しからの機械割が108%を超えるのではないか?」です。
結論から言うと、台Xの300Gは打てます。機械割は108.75%です。
現状の実戦値解析においては「やめどきが狙い目になっていたら続行しよう」が主流になっており、やめどきを考慮することで最初の区間の機械割も変化するというこの例のような考え方は使われておりません。
その理由は、計算が煩雑になるからです。
期待値や機械割を算出するためには、まずやめどきを決定する必要があります。このやめ時が複数に分岐してしまうとかなり複雑になります。
これらの理由から、期待値を計算する上では単純なやめどきを決定し(ボーナス後即やめ、引き戻し確認後やめ、RUSH後即やめなど)期待値を算出します。そして、そのやめ時が期待値があるところなら続行しましょうという形式がとられているのです。
このような背景を理解していないと次のような台の見落としが生まれます。
からくりサーカスを例してみます。実践値解析(私はしていないので数値は適当)をした際に次のような条件になったとします。
これはボーダーに達していないと思い打たない人が多いと思いますが、やめどきを考えると、実際に我々が打つ台の期待値や機械割はここから上昇します。なぜなら、実際の打ち手は算出条件の即やめにはなりません。天国濃厚が出た場合や液晶1100Gを超えた場合は次回の当選まで続行することが現実的に起こるからです(この2箇所は107%を超えそう)。演出面(示唆)のことを解析に落とし込むことは不可能ですが仮にできたとするならば、ここをフォローすることを前提にして計算し直せば107%以上になることは明白です。
したがって、実践値解析でボーダーに達していない(107%)この台も実際は打てる可能性があると分かります。
以上をまとめてみます。
からくりサーカスの場合は、演出面なのでやめどきを完全に数値化することは困難ですが、番長4の押忍モードを例にしてみます。
例えば、特定条件下の押忍モードがスルー後やボーナス後,RUSH後に即やめするという単純な条件で計算すると打つことができなかったとします。
しかし、本機の仕様を考えると、特定状況が発生した場合(有料部分)だけRUSHまで続行した方が得になります。そのやめどきの分岐を考慮することで、今まで打てなかったものが打てるようになる、それがこのツールの画像の部分の違いです。
この部分に関する質問が多かったため、簡単な記事にしてみました!
期待値稼働をする際は、参考資料のやめどきの条件を必ず確認して立ち回るようにしましょう!
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