聖闘士星矢海皇覚醒CUSTOM EDITION|大量実戦値と理論値シミュレーションを駆使したGBレベルと不屈ポイントの影響の徹底考察|購入者限定❗️多変数を考慮した独自期待値ツール
どうも、なるちゃん(@naruchanshow_)です。
「L聖闘士星矢海皇覚醒CUSTOM EDITION」の解析サイトにも掲載されていない内部仕様を大量実戦値と理論値シミュレーションを用いて深く考察と分析し|状況別の期待値|狙い目|やめどき|に迫りました。
本機は期待値を拾う上で考えることが多く、打ち手によって収支に差が生まれる機種です。さらに、実戦値のみで解析しようとすると、現実に即していない期待値しか考えることができません。
無料部分では「なぜ本機は実戦値解析が危ういか」と「本記事ではどのようにしてその問題を解決したか」をメインに話していきます。
今回無料部分で紹介させていただく内容は、直接的には狙い目に関わりません。しかし、プロにとって、期待値表を読み解く上で重要な考え方であったり、期待値表を取捨選択しなければならないので、とても参考になる内容になっております。もし良かったら読んでみてください!
目次を用意しましたのでご利用ください。
これから説明することは、現在主流となっている実戦値解析の問題についての内容になっています。
期待値表を誤って解釈してしまい、多くの方が思うような結果が得られていない現状があるので、プロの方は必ず読んで理解してください。
🚨本機を実戦値解析だけで分析してはいけない理由
理由として、以下があります。
1️⃣ データカウンターから直撃SRを完全に見抜くことができない
実戦値サンプルにおいて、直撃SRを見抜くことはできません。これによって期待値を算出しようとすると次の2つの問題に陥ります。
これらについて詳しく説明していきます。
⚠️ 打ちはじめのスルー回数が正確に把握できない
下の履歴をご覧ください。
12回前のRUSHに突入している635Gの当選履歴が直撃かどうかによって、今回の343Gの状況は大きく変化します。直撃の場合は、内部的に8スルーで、GBを経由している場合は5スルーになります。実際に打ち手は火時計を押すことでスルー回数を正確に把握することができますが、実戦値を解析する際はこの当選がどっちであるかを把握しようがないです。発生頻度で考えると、非直撃である可能性が高いのでこの履歴は5スルーと処理せざるを得ません。この影響によって、実戦値解析でいう5スルーは、6.7.8スルーを含む、5スルー以上を意味しています。このような理由によって、実戦値解析におけるスルー回数狙いの期待値は甘く出てしまいます。
ここで、実戦値解析の結果、5スルーの平均が108%と算出されたとします。
あなたは次の台を打ちますか?
実戦値解析を信じ、この台の機械割は108%が望めるとして打ちますか?
理由として、算出条件を考えるとまずRUSH間で5スルーハマっている必要があります。直撃を跨ぐとGBレベルが1に戻る特性もあるのでやはり算出条件と違います。実際に、算出条件のような機械割を実現するためには以下のような条件で打つ必要があります。
これ現実的ですか❓
この実戦値解析(108%)の期待値が差しているものは、上記のようなものです。しかし、一般的なレベルのハイエナの人は次のように誤って解釈してしまうことが多いです。
最近のスマスロは難しく、算出条件は解析者によって異なります。プレイヤーは自分の参考にしている期待値表の算出条件を読み、現実的なものなのかをしっかりと理解する力が求められます。そうでないなら、押し引きをすることを推奨します。
悲しいことに、実戦値解析の問題は打ち始めだけではありません。
⚠️ スルー回数狙いをしているにも関わらず直撃後にやめる
下の履歴をご覧ください。
履歴にある10回前の5スルーから打ち始めたと仮定すると、8回前のRUSH当選が直撃であったかによってその後の状況が大きく変わります。仮に、前回直撃であったとすると2回前は8スルーになり、非直撃とすると1スルーになってしまいます。本来、直撃であれば8スルーなのでやめることはありませんが、これを判別できないために、実戦値解析上では非直撃として全てやめる計算になってしまいます。したがって、このやめ時では現実よりも期待値表が辛くなってしまいます。
以上の2つの理由から、本機のスルー回数狙いを実戦値解析した場合、打ち始めも、やめどきも現実に即していない期待値が算出されてしまいます。
この条件で算出された5スルーの期待値が指すものをまとめてみるとこうなります。
さらに補足として、直撃確率が低すぎる場合、これらの影響は小さいので近い計算結果が得られるのではないかと思う人がいると思います。しかし、本機はそこそこ直撃します。有料部分に算出方法を記載しましたが、私たちは実戦値サンプルの初当りの中に占める直撃の割合を把握することに成功しています。
それによると、市場平均1/8437(RUSH突入の15.7%)で直撃しており、少なく見積もっても実戦値サンプルの10%以上の台が内部スルー回数が異なっている状態で処理していることになります。到底無視できません。
以上より、本機は、実戦値解析だけでは不十分だと分かっていただけだと思います。打ち始めもやめどきも一致しないので目安にもならないレベルです。このままでは、星矢を感覚的に打つことになってしまいかねません。
本記事では、この問題を解決するために理論値シミュレーションを用いて、適切な打ち始めとやめどきにおける期待値を算出することにしました。
2️⃣ 閉店時バイアスの影響を大きく受ける
期待値解析における通例として、最後の当選や特定時間以降のサンプルを除外するといった手法が用いられています(私も使っていましたし、これ以外を使っている解析を見たことがありません)。
この方法を使ってしまうとサンプルに無視できないレベルのバイアスを受けてしまい正しい結果を得ることができません。
下のツイートをご覧ください。
スマスロ南国育ちを例にすると、このバイアスの影響によって機械割が3%ほど変動してしまいます。私たちの実戦値解析においては、当選していなかった事実の影響を無視せずこのバイアスの影響を減らすための特殊な処理を行っています。
3️⃣ 不屈やGBレベルの影響が不問になってしまう
本機における実戦値解析を危うくする最後の理由です。そもそも、打ち始めもやめ時も正しくないのですが、仮にそれを補正したとしても最後の壁があります。
不屈やGBレベルの影響です。
さて、例えば5スルーの0GをRUSH間天井狙いした際に機械割105.3%の4669円だと実戦値解析により算出されたとします。
この値を真に受けて立ち回ると痛い目に遭います。というのも5スルーにはさまざまな種類があります。下の表をご覧ください。
表を見てみると、同じ5スルーの中でも、打ちたいものと打てないものが混在しており、大きな差になっています。
この不屈やGBレベルの影響は、数値的に分析することが実戦値解析では不可能です。というのも、これらはデータカウンターの情報から読み取れないからです。
もし仮に、これらの影響を数値的に認識することができ、5スルーを表のように細分化して精密に狙うことができるとするならば、ライバルと大きく差をつけることができると思いませんか?
下の画像をご覧ください。本記事に付属された期待値ツールから出力できるものです。不屈やGBレベル、差枚数などを状況別に考慮することができます。
本記事の目玉はこれです。理論値シミュレーションを使うことによって、不屈やGBレベルの影響を数値的に解明することに成功しました。
本記事では、実戦値解析✖️理論値シミュレーションを行うことで、実戦値解析では絶対に解き明かせない複雑な星矢の全容に迫ることができました。
つきましては、今まで無料部分に不問の期待値表を載せていましたが、購入者の情報の優位性を担保するために、これさえも有料級の情報と判断し、今後のnoteでは記載しません。そのため無料部分が少し薄く見えるかもしれませんがご理解いただけると幸いです。
プロにとっては必見の内容となっておりますのでご検討ください。
前置きが長くなってしまいましたが、ここから本機の基本情報や理論値シミュレーションの話に入っていきます。
台の基本情報
天井発動条件と恩恵
ゲーム数天井について
液晶左上に表示されています。637G以降からベルナビが出てくるようになるので注意が必要です。また、300Gに到達すると小宇宙チャージに当選します。
スルー回数天井について
スルー回数は筐体右側の火時計を押すと、メニュー画面で確認できます。RUSHの引き戻しGBもスルー回数に含まれるので、基本的にはRUSH後が1スルーとなります。しかし、GBを経由せずRUSHに直撃した場合はスルー回数がリセットされないのでメニュー画面で確認する必要があります。
また、RUSHの引き戻しGBを突破するとスルー回数がリセットされます。
その他の基本的な仕様につきましては、ちょんぼりすたさんをご覧ください。
ゾーン実戦値|サンプル情報|算出条件
※理論値シミュレーションはこの値を定数として採用しています。
朝イチ(スルー回数不問)
RUSH後(1スルー)
RUSH後(2スルー以降)
サンプル情報と算出条件
メーカーによる実戦値解析対策をしていると言っても過言ではない直撃の仕様…….
さらに、期待値計算を難解にさせる不屈やGBレベルの影響…….
なるちゃんチームの技術を総動員して、この絶対に解析不可能と思われる、星矢を紐解いていきます。
💡 理論値シミュレーションについて
前述したように、高い精度で星矢の解析を行うことは実戦値解析では不可能です。つまり、今までの手法が全く通用しないということです。
悩みに悩んだ結果、閃きます。
星矢を実際に回して集計すれば良いと!
しかし、ホールに足を運んで実機を回してデータを集計することは、資金や、人材、時間を考えると全く現実的ではありません。
その結果行き着いた先が、理論値シミュレーションなのです。
仮想の星矢を作ってしまえばいいと!!
◾️ 理論値シミュレーションとは ⁉️
実戦値から得られた定数と解析サイトちょんぼりすたさんに掲載されている情報をもとに、Pythonを使ってプログラムを組み、仮想的な星矢を作りました。イメージとして、パラメーター(狙い方,GB間G数,不屈ポイント,スルー回数,GBレベル,短縮or非短縮,有利区間差枚数,残り時間と持ちメダル,など)を入力すると実機のように1つのランダムな結果(差枚数)が出力される装置だと思ってください。
これはプログラムなので、実機を打たずして、ボタン1つで欲しい条件の試行データを好きなだけ抽出できます。
理論値計算ではなく、シミュレーションを使う理由としては、パラメーターが多く理論的に計算することが困難だからです。分析方法として、この仮想の星矢シミュレーションを数万回試行することによって、その平均値を取り出しデータを抽出していきます。そうすることで、GBレベル3の不屈30pt保有の6スルーの期待値などを計算することが可能になりました。
このシミュレーションを使うことによって星矢の期待値を紐解いていきました。有料部分の頭から、シミュレーションの条件の説明をしていきます。
以上が無料部分になります。読んでいただきありがとうございました。有料部分の内容は以下になります。
✅ 複数条件を考慮した期待値表を算出してくれるプロ向け万能ツール
ライバルと差をつけることができる万能ツールになっています。絶妙な押し引きを数値的に表現したもので、稼働において必須級の出来栄えに仕上げました。
「打ち始めとやめどき」が現実と一致した条件で算出されていて、かつ、有利区間差枚数やGBレベルや不屈ポイントなど絶対に考慮しなければならない数値を入力した場合の、条件別期待値表が瞬時に出力できます!
✅ 期待値に影響しそうな要素について徹底考察
全体の狙い目に関わる要素として、考えられることは以下です。
これらの影響について大量実戦値と理論値シミュレーションから徹底的に考察しました。感覚と大きく異なる部分もあったので、必見の内容となっております。
✅ 状況別 狙い目とやめどきの全て
徹底考察をもとに、推奨される狙い目とやめどきを数値的な根拠から決定しました。
✅ 徹底検証
本機の理解をより深めるために、争点になりそうな部分に関して徹底的に掘り下げました。
その他、検証してほしいことがありましたらお気軽にDMください。
本機は人気シリーズということもあり、導入日から毎日3人体制で分析を続けてきました。番長4で高評価をいただいたその次回作になるので大変プレッシャーを感じておりましたが、自信作に仕上がりました!
稼働貢献が長いと予想されるので、長期的に本記事を活用していただけると嬉しいです。
ここからは、星矢シミュレーターの内部の説明をしていきます。
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