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第Q話 6月13日に最後通牒、6月14日にQ登場、世界救済計画発動!


​2022年6月17日(金)深夜
B大学 若草寮 カフェコーナー


「今話題の【トランプの12ページメモ】って、結局、何なの?」初美が訊く。

「その話をすると長くなりそうだから、コーヒーどう?」

「いいわね」

「ホットでいいかな」

「ええ」

「じゃあ、モカでいいかな」

「うん」

「トリサキは?」

「俺がやりますよ」

「今日は、オレがやるよ。同じものでいいかな」

「はい」

「それにしても、3人で話すのは久しぶりだ」そう言いながらクリスは、コーヒーマシンの方に歩いていった。

「そうっすね。大学院は楽しいんすか?」

「まあーねー。自由でいいわ」初美が答えた。

「自由っすか」

「GRSコースは、学部でも自由だけどね」

「ほんとすね」

「大学院に来てわかったけど、山城教授は大学院スタイルの授業を学部生の授業に取り入れたのよ」

「そうだったんすね」

「そうそう。だから、GRSコースは楽しいでしょ。ただ、教授の話を聞くだけじゃなくって、自分たちで自主的に調べるから」

「そうっすね」

「それと大学院って、自由だけど、責任がある、って感じかな」

「責任っすか」

「そう。大学生って、日本の場合、遊んでいても卒業さえすれば、許されるって感じじゃない」

「ええ」

「けど、大学院って、普通の人が働いているのに、勝手な研究をするわけでしょ。だから、その責任は自分でとりなさいって、感じがして、少し、毎日がヒリヒリする」

「ヒリヒリっすか?」

「うまく言えないけど。大学生のときと違う」

「俺、就職、どうしようかなって、考えていて」

「あ、そっか。そういう時期だもんね。で、どうしようと考えてるの?」

「GRSコースで、ディープステートが支配する世界構造とか、フェークな金融システムとかを知ってしまうと、普通の企業に就職する気が失せるっていうか・・・」

「わかる。私もそうだったから」

「そうですか」

「でもね」

「でも?」

「最近、マコから、ファイナンシャル・エッジの話を聞くと、就職もまんざらではないと思うようになったの」

「へーえ。そうなんすか? 社会人のくせして、レベルの低い議論ばかりしていて、カッコ悪りーなって、俺、少し馬鹿にしてたんすけど・・・」

「正直、はじめは、私もそう思った。『マドンナの暗号』のファイナンシャル・エッジ編を読んで、あーゆー社会人にはなりたくないって・・・」

「あはは、そうすよね」

「でもさ。なんか、あーゆの、ちょっといいなって、最近思うの。特に、紅林涼子というデスクが登場してからのD班って、業界ではビリだけど、さらに、そのビリの編集部の中においてすら「半人前」と言われるチームだけど、なんか、熱いじゃない」

「なるほど」

「それぞれが、個人的な問題かもしれないけど、戦っているっていうか、えーと、議論のレベルは低いかもだけど、少しずつ成長しているっていうか、それをチーム全体でやっているのが、なんか羨ましいような・・・」

「たしかに。その点は、いえてますね。羨ましい感じってわかります」


「あと、あの、トンデモ女の紅林涼子が登場しただけで、チーム全体ががらっと変わったというのも、凄いし・・・」
「たしかに」

「しかも、あの、紅林涼子って人、殆ど話さない。なのに、みんながあんなに変わった。今や、目の色を変えて仕事してる。私、臨川さんって、会ったこともないけど、なんか、ちょっと、ファンになりそう・・・」

「臨川さん、っすか?」

「ええ。そうなの。あのひと、冴えない感じのサラリーマンだけど、なんかさ、性格が、最高、良さそうでしょ。年上だけど、かわいげもあるし・・・D班の雰囲気がいいのは、臨川さんのキャラのお陰もあると思う・・・ま、実物を見たら、意見が変わるかもだけど^^」

「初美さんって、そうーいう趣味なんだ」

熱いコーヒーを3つ持って、クリスが戻ってきた。

「さて、金曜深夜のミーティング、開始だ」
クリスが宣言するように言った。


「いいすね!」

「まず、トランプの12ページのメモは、米国下院で行われている「1月6日に起きた連邦議会占拠事件」に関する公聴会でトランプが反論したものだ」

「民主党はとにかく、しつこい。2016年の大統領選挙から常に、トランプの責任を追及している。そして、大手マスコミがそれを全面的に支援している」

「あはっ。初美のお得意だな」

「そうよ。それが、【ナラティブのコントロール】よ。デボリューションで有名な、PATEL PATRIOT氏が、言ってたとおもうけど、現在行われている、【特殊な世界大戦】は、【ナラティブのコントロール】を巡る戦いと言ってもいい」

「ほんと、そうっす」


「すべてが、ナラティブのコントロールと言ってもいい。ヒラリーやオバマ、バイデンが行ってきた悪事の追求を避けるために、常に、トランプの責任を追求し続ける必要がある。トランプの責任追及が終わって、矛先が自らに向かったら、オバマやヒラリー、バイデンは刑務所に直行だわ」

「そういう構図だ。米国では、この構図は大部分の国民に「見える」ようになったため、来る中間選挙では共和党が圧勝する勢いと、あの、CNNでさえ認めざるを得ない状況だ」

「ただ、それは日本では、それほど明らかではない」

「他の学部の奴にそう言うと、本当に?とか、変な返事が返ってくる」

「とにかく、新聞やテレビがまともに報道しないから、話にならない」

「個人差も激しい。目の前にいる奴が、どこまで理解しているのか、よく話さないと分からない」

「そうだ。そういう状況下、【1月6日の米国会襲撃事件】は【キーストーン】となりうる」

「キーストーン?」


「キーストーンというのは、【要石(かなめいし)】だ。この要石を取り除いたり、破壊すれば、構造物全体が崩壊する」

「【1月6日の米国会襲撃事件】って、そんなに重要なんすか?」

「そうだ」

「それは、なぜ?」

「それは、ここが【ポイント・オブ・ノー・リターン】だからだ!」

「【ポイント・オブ・ノー・リターン】?」

「そう、ここを過ぎたらもう引き返せないというポイント」

「それは、わかるっす」

「2021年1月6日に両院合同会議が行われて、そこでバイデンが「正式」に大統領選挙の勝者と認められた。トランプにとって「最後のチャンス」と見られていた、両院合同会議での「逆転」は起きなかった」

「なるほど」

「この1月6日の両院合同会議では、トランプが主張するバイデン側の不正選挙に関する議論を徹底的に行う予定だったのだが、「暴徒が乱入」したため、徹底的な議論は行えなくなってしまった」

「そうだったわ。トランプにとって、最後のそして、最大のチャンスだった。それをトランプの支持者が妨害するはずはない。だから、トランプ支持者が乱入したなんて、与太話は、よほど事情を知らない人にしか通じない」

「思い出したっす」

「そんな与太話を、大手マスコミが全力で、「世紀の大事件! トランプ支持者による国会襲撃!! 米国民主主義への前代未聞の攻撃!!」とか、大々的に報道したうえ、もっともらしく見せるために、もう任期がほとんど残っていないトランプ大統領に対する弾劾まで行おうとした。すべて、ナラティブのコントロールよ!」

「さらに言えば、この日、バイデンを「大統領」にすることが決まった。この日、【偽物の大統領を正式に承認】したんだ。それまでは、犯罪の未遂で済んだが、この日に確定したんだ。米国の大統領選挙を「盗んで」、偽の大統領を承認するという、【世紀の大犯罪】が確定したのが、この日だ」

「だから、【ポイント・オブ・ノー・リターン】!」

「かつ、【キーストーン】!」

「だ・か・ら、【1月6日の国会襲撃事件】が「偽旗作戦」であったことを証明しさえすれば、民主党や、ディープステートの【世紀の大犯罪】を証明することができる!」

「なるほど。そっか、だから、イーロン・マスクのツイッター買収事件においても、【1月6日の米国会議事堂襲撃事件】が鍵なんですね!」

「そうそう。すべての鍵となるのが、【キーストーン】だからな。だけど、小説の中の、星田瞬たちは、まだ、そのことに気が付かない」

「エグザクトリー(確かに)!」

「むふふ。大学院生はそういう言葉は、もう使わない」

「え!」

「いや、今は、そういう話をするべき時ではない。トランプとQの話が【重大局面】を迎えているんだ」

「そうなんすか? なんか、Qのことって、凄い下火になっちゃったって感じで、『マドンナの暗号』の更新も間が空いているし・・・」

「それは、全く、違うんだ。正反対だよ。少し長くなるから、回を改めてちゃんと話したいけど、一言で言えば、TruthSocialに登場した【@q】は、小文字ってこともあって、本物の【Q】ではないような感じがしていた」

「たしかに」

「それが、2022年6月14日から、【Q】という大文字に変わったんだ!」

「ほんとすか?」

「ほんとだよ。この6月14日というのは、トランプの12ページメモが公開された6月13日の翌日なんだ」

「そっか。だから・・・」

「そう。だから、6月13日の12ページメモが【最後通牒】で、その翌日に【Q】が登場! しかも、6月14日はトランプの誕生日!」

「!」

「そのような流れを整理すると、【2022年2月22日】=【大統領の日】=【ジョージ・ワシントンの誕生日】に、TruthSocialが一般向けに始まったが、この時は、まだ、小文字の【q】だった。それが、【2022年6月14日】の【トランプの誕生日】に、【q】が【Q】になったんだ」


​「・・・」

「これは、計画だよ。大きな【Plan】が発動されてってことだよ」

「プラン?」

「そう、Qたちが言う「trust the plan(計画を信用せよ)」のプラン。つまり、【世界救済計画】!」



***以下次号***



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