わたしの心臓病のとらえかた

自分の病名は自分を表す一つの言葉だと思っている。Twitterやインスタなんかで仲間を探すための「ツール」のようなもの。

人の名前や、学校の名前みたいなもの。「ファロー四徴症」「心室中隔欠損を伴う肺動脈閉鎖」「極型ファロー四徴症」「部分肺静脈還流異常」「肺動脈弁閉鎖不全症」Twitterで、知っている疾患を持つ人を見つけただけで話しかけに行くくらい。

先天性心疾患をもつわたしだが、あまり自分を大変と思ったことがない。 数カ月に1度の通院も、いつかする再手術も、数年に一度の検査入院も、毎日の服薬も私にとってはこれが当たり前であり日常だからだと思う。小学生のころから、体の成長が止まったら、具体的には高校以降に再手術することは決まっていたし、通院や検査入院は母といられる時間だと思っていたのでそこまで嫌ではない。理由を考えると、生まれつきだから、これが当たり前だという気持ちなのだと思う。

おかげさまで19歳になった今でも元気でいられる。

もうすこしだけ、このままで。

naru

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?