見出し画像

エンジニアのキャリアパス

今回は、これまでの経験を基にIT主眼の記事を1本書いてみようと思います。

テーマについては結構悩んだのですが、
Twitterでキャリアについて呟いていることもあり、
IT×キャリアということで、IT人材のキャリアについて書こうかなと。

ただ、IT人材と一口に言っても捉え方は様々で、幅広く捉えれば、
ITベンチャーのビジネスサイドの人だってIT人材と言えなくもありません。

いずれにせよスコープを定義する必要があるため、
この記事においては、エンジニアのキャリアパスについて書きます。

まず大きく分けて、エンジニアとして上を目指す道と、
IT関連職に転向する道の2通りがあります。

エンジニアとして上を目指すキャリアパス

エンジニアとして上を目指すキャリアパスとしては、
大きく、作業メンバーを管理するマネジメントを目指す道と、
自らの専門分野を極めるスペシャリストを目指す道に分かれます。
ここは、ほんとに性格が出るところかなと思います。

また、SIer・ITベンチャー・SES企業・フリーランス
エンジニアの所属先としても多くの種類がありますが、
どこに所属するのかでも、担当する作業は大きく変わってきます。

SIerに入った場合は、まず下流のコーディング・単体テストを担当し、
年次が上がるにつれて、設計や要件定義などの上流工程の作業に携わるようになるようなイメージです。
また、SIerではクライアントが原則大企業になり、
設計書等のドキュメンテーション作業も正確性が求められます。

一方、小規模なITベンチャーの場合は、
管理方式などが構築途上の場合がままあります。
その分裁量は大きく、一人で環境構築から要件から実装への落とし込み、
コーディング・テストをこなすことを求められる場合もあります。
特に最近は、インフラやMWがAWS等で
簡単に用意できるようになったこともあり、
サーバ構築の知識がなくても、一通りのものが作れる時代になっているのでその傾向は顕著だと思います。

最後に、SES企業やフリーランスの担当作業についてですが、
どこで働くかが流動的なので、それに依存して求められる役割が変わってきます。

IT関連職に転向するキャリアパス

次に、IT関連職に転向する場合のキャリアパスについてです。
エンジニアから転向するIT関連職は、大きく以下の3つかな、と。

・ITコンサル
・事業会社の情報システム部門
・IT系企業のビジネスサイド

それぞれ特徴はあるんですが、転向後に活躍できる人の特徴は共通していて
結局、複雑な課題を整理し、作業に落とし込み、それを管理できる能力
がある人は上記のどこに行っても活躍できます。
そこにエンジニアとして培った技術に関する知見が掛け合わさることで、
その人だけの価値提供が可能になります。

最後に少しだけ、それぞれの職種の特徴を書いておきます。

・ITコンサル
これはまさに、私がコンサル会社でやっていた職種ですが、
一言でいえば、システム導入プロジェクト全体を管理し、
進捗・品質を保つ職種です。
システムの構想段階から入って、ベンダー選定等からクライアントを支援することもあれば、要件定義から入って、ベンダー作業の進捗管理・品質管理・課題が発生した場合の推進を担当することもあります。

・事業会社の情報システム部門

こちらは、会社による部分もありますが、
自社で導入するシステム構築プロジェクトや基盤刷新プロジェクトのPMを担当したり、運用フェーズに入ったシステムのオーナーとして
改修計画のリード等を担当したりします。
事業会社の情報システム部門で人手やスキルが不足している場合に、
ITコンサルへの発注がかかったりするわけです。

・IT系企業のビジネスサイド
これは、次の会社での私の役割であるSaaS企業のカスタマーサクセス等の
職種が当てはまります。
基本はクライアントの課題解決や作業の推進だったりを担当しますが、
扱う商材がシステムということもあり、
実際にシステム導入のプロセスを現場で経験し、
技術に関する知見を有しているというのはすごく強みになります。
エンジニア時代に技術の知見に加えて課題解決能力であったりを
鍛えておくことで、こういった職種への転向も容易になります。



以上で、今回のnoteは終わりです。
私の少ない経験に基づいて書いておりますので、一部実状と異なる部分があるかもしれませんが、ご容赦いただければと思いますm(__)m
また、ご意見・ご要望等ございましたら是非コメントをお寄せください(^^)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?