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ローリングラウド🇹🇭レポ クリス・ブラウン編
ローリングラウド2日目。
大本命クリス・ブラウンがヘッドライナーの日。
まず、クリスを好きになったきっかけや思いを綴らせて頂く。
ローリングラウドについてはもう少し後なのでそこから読みたい方は目次からお願いします。
Chris Brownへの思い
わたしがブラックカルチャーを好きになったきっかけはクリス・ブラウンだ。
そもそも海外セレブを好きになったきっかけはディズニーチャンネルのスターが載っているからという理由で買い始めたセレブ雑誌("Gossips"や"in Celeb"など)に載っていたリアーナの美しさに衝撃を受けたからである。
そんなリアーナの元カレであるクリス・ブラウンを軽くリサーチしたところ、リアーナを傷つけた相手らしい。
リアーナのファンの私はクリスにあまり良いイメージを持っていなかったが、ジャスティン・ビーバーが客演で参加しているクリスの楽曲"Next 2 You"でクリス・ブラウンに恋してしまうことになる。
『こんなかっこいい人見たことない...ていうかジャスティンよりかっこいいかもしれない...』
クリスの音楽にハマっていき、Lil WayneやTygaなどYMCMBというレーベルの存在を知る。
そこからは数珠繋ぎで他のラッパーを知るようになり、気づけばブラックミュージックが大好きになっていた。
まだ中学生だった私はスマホを持っていなかったため、母のスマホを使ってYouTubeでクリスのインタビュー動画を毎日見てわからない英単語が出てきては調べてを繰り返していた。
(そのおかげで特に得意でもなかった英語が学年1位の成績になった)
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もしもクリス・ブラウンと会って話せる機会があったとして、彼が言っている英語が理解できて、私の思いを伝えられるようになっていないと駄目じゃないか❗️と思い、アメリカ留学を決意したくらい、クリスのことが好きだ。
と、語り出したらキリがないのだが、とにかく一生好きだろうなと思う。
うちわ作り
タイ行きが決まった後、ジャニーズやKPOPアイドルのうちわをデコって写真を撮っている女の子たちを見て私はひらめいた。
クリス・ブラウンのうちわを作ったら良いのでは...?
親友にそのアイデアを伝えると、ありがたいことに今から作ろう!と言ってくれたため、私の家で制作をすることに。
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親友たちが帰った後は1人で作成をし、アユミに作ったうちわの写真を送ると、一緒に持ってくれるとのこと。
更にクリスのライブが楽しみになった。
パタヤ散策
前置きが長かったが2日目がスタート!
フェスは16時ごろにスタートするため、午前中はお土産でも買いに行ってちょっと観光しようとパタヤの街へ繰り出した。
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映え目的で注文した、メニューの写真ではパイナップルの中に入ったフライドライス。
実際来たのはただの皿に入ったフライドライスでショックだった。www
が、味は美味しかった。
アユミが注文したのは辛いヌードル。(また)
もちろんこの時、クリスの日なので今までで1番丁寧にし化粧をして、髪の毛も巻いてから外出していた。
だが私たちは水祭りのことを完全に忘れていた。
道を歩けば水鉄砲やバケツで水をかけられる。
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そんな中、たまたま通った道が水祭りが最も栄えているゾーンだったようで、
まずアユミがその餌食になった。
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そして水祭りの延長で泥を塗り合う祭りも開催されていたため、私は知らないタイのオッサンに顔に泥を塗られることになる。
必死で避けたが髪の毛は泥だらけでとてもクリスに顔を見せられる身なりではなかった。
アユミのズボンは絞れるくらいビショビショで、私は泥を塗られてキレていた。
(祭りだから仕方ないんやけどねw)
せっかくだから、海に行ってうちわと記念写真だけ撮った。
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お土産を置くついでに着替えと化粧直しをすることにして、いざレジェンド・サイアムへ!
(ここからが楽しいよ)
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荷物検査
実を言うと、1日目から心配事があった。
それは、このフェスには入念な荷物検査があること。
禁止物リストに"FLAGS(旗?)"の文字があったからだ。
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私はこの"FLAGS"にうちわが当てはまらないか心配だった。
1番ゆるそうな荷物検査員の列を選び、バッグを恐る恐る差し出した。
スムーズに進んだかと思いきや、検査員の女性がエコバッグに入ったうちわを取り出し、指を指した。
"This. NO."
私は崩れ落ちそうになったが、
"これは熱中症対策のために煽ぐものです"
と必死で釈明した。
すると彼女は他の検査員を3人ほど連れて来て、相談し始めた。
相談の結果、その中の1人から
"No, It's too big"と言われた。
...否めない。(笑)
そこで私は、前日『うちわを持ち込めるか不安だ』と皆に話した時にタカヒロが
『切ってもダメですかって言ったらええやん!』
と言っていたことを思い出した。
"What about cutting these?!(切ってもダメですか?)"と私は今にも泣きそうな顔で訴えた。
すると検査員は、
...ハァーーッ。と大きな溜息をついた後、ボスらしい人を呼んできた。
肌は褐色で大柄な男性だった。
私がドキドキして待っていると、既に荷物検査をクリアしていたアユミが
『良いって‼️OKやってさ‼️』
と叫んでくれた。
私はほぼ嬉し泣き状態で荷物検査ゲートを駆け抜けた。
そして再びローリングラウドというパラダイスが始まったのである。
ローリングラウド2日目スタート
会場の入り口付近で喜んでいると、ある男性に話しかけられた。
ローリングラウドをリポートするメディアの方らしい。YouTubeに載せるからインタビューをさせてほしいとのことで、クリスへの愛を語った。
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後にアップされていたYouTubeを見たら、私たちの後にジェイ・パークのインタビューで笑った。
その後、テンションが上がった私たちは踊りながら会場に進んでいった。
すると、声をかけてきた男性2人組がいた。
『すみません、日本の方ですか?こんなうちわ持ってる人他にいないから...』
日本のテレビ局TBSの方だった。
番組を聞いたらなんと全国ネット。
クリス目当てでタイまで来たこと、クリスがカービィとドラゴンボールが好きだからそのモチーフのうちわにしたことを伝えた。(ほぼ興奮状態でしっかり喋れていないが)
『良かったらクリスにこのうちわを見てもらえるかどうか、クリスのライブのときに最前列あたりまでついて行ってカメラ回してもいいですか?』
もちろんOKと伝えてひとまずその方々とはお別れした。
そしてグッズコーナーへ移動した。
せっかくうちわ用のエコバッグがあるため、グッズは今日買っちゃおう!と思いグッズ散策に行った。
狙いはローリングラウドのスポンサーLevisとコラボのアパレル。
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コラボ商品以外も念のためチェックしてから購入しようと思い、別ブースへ移動。
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結局Levisの方に戻ることにし、グッズ購入者特典のドリンクを持ってLevisのラウンジで体力温存することに決めた。
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無事Levis x ローリングラウドのフーディーをGETした。
クリスまでのアーティスト・ライブ
クリスのライブは23時ごろだが、絶対に最前列に行きたいので、トイレを済ませて水を3本買って前方エリアに移動。
既に緊張してきた〜〜
まずは韓国出身のラッパーJessiのライブ。
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ライブ前からJessiコールが鳴り止まないほどの人気ぶり。
ジェシー、可愛すぎた。人気なのもわかるわ。
そして翌日H1gher Musicとして出演するアジアの大スター、ジェイ・パークがサプライズ登場!
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ジェシーはジェイ・パークの事務所に移籍したてらしい。
これにはめちゃくちゃテンション上がった。
会場のバイブスもぶち上がってた。
そしてDABABYが登場
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想像通りのヤンチャっぷりで、お尻を露出したダンサーたちを自分の股間に何度も押し付けていた。(ラッパーの文化)
そして『ダベイビーにお尻を振りたい女の子はいるかー?』と会場に呼びかけていた。
会場の女子たちは『私を選んで‼️』と大騒ぎ。
自分も正直選んで欲しかったが『私はクリスに選ばれたい...!』と思い静かにしていた。ww
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結局ファンをステージに呼ぶことはなく終わった。(なんやってん)
だがファンサは完璧でサインしたスニーカーを客席に投げたり客席にダイブしたり文字通りヤンチャだった。
最後にはまさかのデュア・リパの客演曲"Levitating"も披露していた。
以前ダベイビーが同性愛嫌悪っぽい発言をして、デュア・リパに批判されていたこともあり、歌わないと思っていたので意外だった。
Fat Joeのステージ
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私はどちらかというと、流行のUKドリルやトラップミュージックよりもオールドスクール寄りのヒップホップが好きなので、ファット・ジョーのライブを楽しみにしていた。
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アシャンティとの超アイコニックな2000年代前半の大ヒット曲"What's Luv?"を聴けて大満足。
きっとこの曲はお洒落なギャルは全員好き。(偏見)
ライブ終了後、後ろから肩をトントンとされたので振り向くと、先程のTBSの方がここまで辿り着いてくれていた!
よく来ましたね!と言って塩分チャージを渡した。テレビマンは凄いと感心した瞬間だった。
ただ、ダベイビーのライブ終了後あたりからトイレに行きたくなっていた私は心の余裕がなくなってきたのであった。
Rick Rossのステージ
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まさかリック・ロスを目の前で見る日が来るとは思っていなかった。
リック・ロスはリル・ウェイン率いるヤング・マネー/キャッシュ・マネーレコード(以下YMCMB)と関係が深いメイバック・ミュージックのファウンダーである。
YMCMBが入り口でヒップホップを学んだ私にとっては感慨深い瞬間であるはずだが、今はトイレに行きたすぎて何も考えられない。
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絶対思ったらあかん...と思いつつ、思ってしまったこと。
『長い!』
はやくクリス始まらんかな、てかこの尿意はクリスまで持つのか...?
なんて超失礼なことを考えているとリック・ロスのライブは終わった。
クリス・ブラウン登場
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ついにこの時が来た。
11年間恋してきたクリスをこの距離で...!
結果的に、最前列には来れなかったが、なんとか3列目までは来た。
クリスのライブが始まって、自分の思考は停止した。
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同じコンセプトのようだ
だが、全曲歌えるわ、と思い無心でクリスの顔を拝みながら、うちわを掲げ、歌った。
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おかしなもので、クリス以外のアーティストのライブの記憶は鮮明に思い出せるのに、クリスのライブだけは記憶がほぼない。
その時どんな気持ちだったかもあまり思い出せない。
だが、その時かろうじて撮影していた動画を見ると、胸が苦しくなるくらい幸福を感じた。
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前回のツアーで聴けなかった"Turn Up The Music"や"Yeah3x"も聴けて本当に嬉しかった😭
最後には現在服役中のYoung Thugとの楽曲"Go Crazy"で終演。
クリスは"Free Young Thug(ヤンサグを釈放しろ)"と言っていた。
山ほどヒット曲がある中、ヤンサグとの"Go Crazy"を最後に持ってくるあたり、かっこよすぎる。
帰り道の奇跡
終演後、アユミと余韻に浸っていたら、女の子に声をかけられた。
その女の子は私たちのうちわを指差し、
『これ、後ろから見ていたんだけどめちゃくちゃ可愛いと思ってたよ!写真撮ってもいい?』
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え...嬉しすぎるんだが。
彼女もクリスの大ファンで、なんと"BREEZY*"とタトゥーを入れているらしく、見せてくれた。
*Chris Brownの愛称
するとTBSの方から『最後にインタビューさせてくれませんか?』と連絡が来ていた。
合流し、興奮状態で感想を述べた。
そしてビールを奢ってもらい乾杯をした。
あり得ないくらい美味しかった。
前日の渋滞があったため、どうやって帰ろうかと思っていたところ、その彼が救世主となり、タクシーを捕まえてくれたのだ。
一緒にタクシーに乗り、他の乗客と相乗りをしたが、彼が運転手に私たちにはお金を払わせないように伝えてくれた。
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彼の英語はシンプルで、文法がしっかりしているわけではなかったが、言いたいことは確実に伝わっていて、
言語ってこうあるべきだよな
と思わされた。
最近、英語が少しでも間違っていたら笑われたり、完璧な英語を話せることがかっこいいという風潮があるような気がするが、そうではなくて、(完璧がかっこいいことを否定するわけではない)
言語はツールであって、大事なのは伝わるかどうかだと改めて感じた。
そしてお世話になったTBSの方とはお別れをした。
改めて、最高な日だった。
と同時に、クリスのライブが終わったことで肩の荷が降りた。ww
そして本日こちらのブログを更新する日はクリスの誕生日。おめでとうクリス💖
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↑私のうちわのTikTok良かったら見てください☺️
最後まで読んで頂きありがとうございます。
翌日はトラヴィス・スコットなど盛りだくさんのラインナップ。
後編に続く‼️
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