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ひきスポ 第2号 ~逆襲のゴーン~

 ミスター・ゴーンは火星人だった。本紙独自取材で衝撃の事実が判明した。金融商品取引法違反、特別背任罪などの容疑で逮捕され、東京拘置所に長らく拘留されていたカブロス・ゴーン氏。保釈時、まさかの変装姿で表れ、さまざまな憶測を呼んだが、そこには隠された事実があった。

 そもそも、大資本家であるゴーン氏が、なぜ不正行為までして蓄財する必要があったのか。そこには、本紙既報済みの人類火星移住計画があった(本紙創刊号1面/2018年4月1日)。昨年、本紙がつかんだ情報では、「米国機密機関による火星移住計画のための実験として、同盟国の日本から、ひきこもる若者を強制移住させている」ということだったが、火星移住計画を進めていたのは、実はゴーン氏であった。

●ゴーン氏の正体
 ゴーン氏を調査すると、その正体が火星人であることが判明した。ゴーン氏はレバノンとブラジルとフランスの多重国籍を有するとされているが、実際は、100年以上も前に火星から地球に降り立っている。世を忍ぶ仮の姿で幼少期をブラジルで過ごし、その後、フランスに渡り、タイヤメーカーのミシュランで働き始める。ミシュランのキャラクター「ミシュランマン」(本名ビバンダム)は、世界でもっとも古いトレードマークとして知られている。初登場は1898年だが、そのときの写真(下)を見てほしい。これがゴーン氏が1898年に火星から地球に降り立ったときの姿である。いまのゴーン氏の姿は、ミスタービーンことローワン・アトキンソン氏をモデルに変装したものとも言われている。ゴーン氏にとって、変装は地球で生きていくための必須アイテムなのだ。


 火星を追われ、地球に逃れてきたゴーン氏は、100年以上にわたって、火星に帰還するための戦略を練り続けてきた。そのため、ルノー、日産の経営陣に入り込み、極秘計画を進めていたのだった。さる情報筋によると、ゴーン氏は左目から赤い光線コード・ゴアスを出し、その光を見た人は彼の命令に逆らえなくなるという。その力を利用し、ひきこもり15万人を誘導し、火星移住を成功させたというわけだ。火星への移送には、ルノー・日産・三菱アライアンスが開発した「レッドベース」と呼ばれる宇宙船が使用された。「レッドベース」は、その姿から「赤い木馬」とも呼ばれているという
 自分の利益ばかりを追求する資本主義に染まりきった地球で、ゴーン氏は、その象徴的存在になったうえで自分の身を滅ぼした。そして、ゴーン氏は火星に帰還し、自分を追い出した王族に逆襲するとともに、地球では生産性のないとされる人々が安住できる独立国家「神聖ゴーン帝国」の建設をもくろんでいるという。

●米宇宙軍との攻防
 ところで、昨年(2018年)6月18日、米国ドナルド・トランプ米大統領が、米軍6番目の部門となる「宇宙軍」を創設する大統領令を発表したことは記憶に新しいだろう。ホワイトハウスでトランプ大統領は「宇宙に米国の覇権を打ち立てなければならない」「米国人を再び月に送る、最終的には火星にも人を送りたい」と話した。これは、神聖ゴーン帝国建設への対抗措置だったのだ。
 ゴーン氏の突然の逮捕、長期拘留、不可解な変装の背景には、火星をめぐる攻防戦があった。保釈されたゴーン氏の次なる一手は何か。今後も、ゴーン氏の動向から目が離せない。

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