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それでも懲りずに恋をする




君の口から溢れる春は柔らかくて暖かくて理想だった、君の瞳に映る景色を私も感じたいと思ったし、同じ季節でも君の隣にいれば特別に感じることができたんだ、本当だよ




時々でいいから一輪の花をくれる人と一緒に暮らしたい、安心を与えてくれる人を私はもう手放したりしたくない




ずっとなんてないけど今はただ側にいてね、たとえいつか間違いだったと気付いたとしても、私たちが見ないフリをしている現実に、二人で過ごす時間よりも魅力を感じることができるまで




ちょっと寂しいくらいがきっとちょうどいいはずなのに、それでもぬくもりを求めるのは何故ですか?まだ冬にもなっていないというのに




きっともう会うことないかもしれないけど願ってるよ、記憶の中の君にはずっと素敵なままでいてほしいから、知らない場所で幸せになってね、私といた時よりも幸せであってね




もしも今が永遠に続くならいいのに、そしたら好きと言える気がする、年齢も関係も過去も何もかも考えずに、自分の気持ちを伝えられる気がする、君が私と同じ気持ちじゃないとしても




勘違いさせてね、できるならどうかずっと、彼はとても期待をさせるのが上手い人でした、私だけじゃなくて、誰にでも優しくてずるくて素敵な人




好きになってしまわないように必死で自分で線を引くのです、好きになってはいけないと思ってしまった時点で好きになっているという台詞には耳を塞いで




君がいない世界でも私生きていけてしまうよ、寂しい顔をしてほしい、そうすれば笑って生きていけそうよ、君じゃない別の誰かと、幸せになりたいと願ってしまうことを許してね




私が泣いている夜は眠るまで隣にいて、どうしたの?って聞かれても何も答えられないでいる私の頭撫でて、大丈夫だよって根拠のない言葉で安心したい夜もあるのです




「同じ気持ちじゃないと一緒にいても苦しいけれど、好きだから一緒にいてほしい」それでも首を横に振る君は、大人になってしまったんだなと思いました




君がいないと何もできない私にはなりたくないけど、君がいないこと想像しただけで涙が零れ落ちそうだよ、誰かはこれを弱さだとか依存だって言うけれど、私はこれを愛と呼びたい




忘れたというより、思い出すことが減った、という表現の方が正しい、この命が終わらない限り、忘れることなんでできるはずもなくて、ふと思い出す瞬間を誰かに話すこともなく、思い出として割り切ることができるようになって、それが上手に生きることだと、誰かが言っているような気がした






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