mirror #2
2022年7月16日、約2年半ぶりに自主企画ライブというものを開催することを決めた私は、それと同時に新しいCDを発売することも決めた
今年の3月にmirror #1という自主制作CDを発売し、作詞作曲編曲録音ミックスマスタリング、ジャケットのイラストも色んな人のアドバイスをもらいながら完成したCD
"#1"ということは"#2”もあるのかも?という期待を裏切ることなく、7月16日にmirror #2というCDを発売します
曲について、紹介というより過去の自分を振り返るような気持ちで書いて行こうと思います
M-1.「それでいいんだ」
「君の描く理想の未来に
私の姿はないけれど
君が幸せならそれでいいんだ」
この曲を書いたのは確か20歳の時、みなさんは好きな人から恋愛相談をされたことはあるでしょうか。好きな人が幸せでいてくれるなら、たとえ隣で手を繋ぐのが自分じゃなくてもいい、その人の笑顔が見れれば幸せ
と思っていたけれど、やっぱりちょっと苦しくて、邪魔をしたいわけじゃないから、それでいいんだと自分に言い聞かせる恋の歌です、自分が好きになった人が同じように自分を好きになってくれたらいいのにね。
M-2.「「私が我慢すればいい話」」
「痛みを代わることはできないけど
話せば楽になることもあるよ」
大切な人が涙を流しているのに、何をしてあげたらいいかわからなかった。大抵のことって自分が我慢できるなら、その方がいいような気がしていたけど、自分の大切な人には、まあいいやで流せるような小さな我慢も、一人で抱え込まずに、溜まって溢れ出す前に話してほしいし、力になれることがあるなら相談してほしいと思いました。
" 初めて虹を見た日をまだ覚えている ” という歌詞があるのですが、初めて虹を見た日に「あれは虹って言うんだよ」とその人が教えてくれたことを、なぜか今でも覚えています。
M-3.「knife」
「感情を上手に切り刻んで
胃液に溶かして笑ってみせよう
簡単な問題も解けない僕じゃ
嫌われちゃうでしょ」
もしも感情を消せるとして、嬉しいとか楽しいとかも感じれなくなっても、今のこの苦しみや生きづらさから解放されるなら、全て消してもいい。愛されないことを嘆いてしまうのも、幸せだった過去に縋ってしまうのも、理由もなく叱られてしまうのも原因は自分。
赤と黒が混じったような世界で生きている、絶望と希望を交互に味わって生きている人がこの曲の主人公です。些細な言葉に傷付いてしまうのは、純粋で美しい心を持っているからかもしれない。
M-4.「つづき」
「優しさすら素直に
受け取れなくなった人の為に
音楽があるのだとしたら」
この曲は下北沢DY CUBEというライブハウスで、その日の出演者がみんな同じタイトルで新曲を歌うというイベントがあって書いた曲です。
18歳の時からライブハウスで歌うことを始めて、たくさんの人に出逢ってきました。音楽を通じて出逢って、気付けば友達になって、時にはライバルでもあって、みんなずっと歌い続けるんだと、根拠もなく思っていたけれど、それぞれの人生があって、自分が選んだ道を歩いていく。
だけどそれで終わってしまったわけじゃなくて、あの日と同じ瞬間は二度とないし、何年後になるかは分からないけど、あの日みたいにみんなで笑い合えたらいいな、という想いをこの曲に込めました。
以上、4曲がmirror #2というCDに収録されています。
今回もアレンジなど自分なりに頑張ってみたので、隅々の音まで楽しんでもらえたら嬉しいです。
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