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あずまさんと別れて、しばらく音楽活動に専念しようと思ったわたし。 当時、地元では、ガールズユニットで活動していた。(音楽活動の内容は音楽活動編で書こうと思うので割愛します) ブッキングライブで、かなり勢いのあるバンドに出会う。
「僕はゆびきゅうさんには相応しく無いと言われました。一旦友達に戻りませんか?」
ある日、あずまさんの楽器屋のお客様のSさんという方と、 3人でランチをすることになった。 Sさんは最近常連になった50代後半のコーチングの先生をやっている方 だそうだ。 Sさんは背が高くてダンディーな紳士みたいな感じの人だった。 ここで事件が勃発。 Sさんが私に一目惚れしたらしいのだ(ガチで)
お洒落なイタリアンで別れ話をした。 最後なのに出てきた料理は全部当たりで、あずまさんの話は相変わらず面白かった。
だいすきでたまらない彼氏にも不満はでてくるものだ。 あずまさんは、時間にルーズで忘れ物や無くし物が多かった。
あずまさんとのデート史上、2人の中でもダントツで一位にランクインするくらい楽しかった旅行がある。 江ノ島・東京デートだ。
1回唇が離れたあとは、歯止めが効かなくなってしまった。
その日の楽器屋さんはなんかいつもと違う空気が流れていた。 いつものように閉店になり、あずまさんは店を閉めた。 「裏の湖、探検しません?」
PJと会って、ノビオと別れた後、報告をしに楽器屋に行った。
ギターを取りに行った日。 あずまさんは最終メンテナンスをしてくれて、その間色んな話をした。
この頃、わたしは趣味で東京事変のコピーバンドのボーカルをしていて、エレキギターを買うことにした。 ギター担当のKくんの行きつけ楽器屋さんで、Kくんがその楽器屋さんの店員のひがしさんと仲良しだった。
あずまさんもわたしもサービス業だったが、なんだかんだ平日はわたしが楽器屋に遊びにいくスタイルは変わらず、あずまさんが仕事の後は遅くまで一緒にいた。
仕事が終わり、あずまさんの待つ楽器屋へ行く。 「いらっしゃいませ〜」
わたしは何を望んでPJと会ったのか。 久しぶりに会って、再燃するかも、と少し淡い期待を抱いていたのかもしれない。