[dd-wrt]以外のお家ルータ多機能化
前回家庭用ルータをdd-wrt(Linux)化して多機能化できることを記事にしました。
それ以外の方法で実現する方法も知られていますのでかんたんに。
Raspberry Pi
ラズパイと呼ばれることが多い超小型PC。CPU、メモリ容量などスペックはルータより優れている。OSにLinuxが選ばれることが多く、dd-wrt化したルータと同様以上の機能を持たせることができると思います。有線で使うにはハブが別途必要。消費電力もルータと同様。
NUCなど小型PC
お弁当箱より小さいものも。スペックはラズパイ、ルータの比ではなく、価格も、消費電力も性能に比例します。OSはx_86,x_64系が使える機種もあり、Windowsも可能。こちらも有線で使うにはハブが別途必要。
OpenWrt
dd-wrtのモトとなったルータ用カスタムOSとのこと。パッケージ管理はdd-wrtと同様にopkgなんですけど、こちらのほうがパッケージが多いような・・・。
わたしは当初こちらを使いたかったんですけど、導入したルータのCPUがBroadcomチップの場合はムリとのこと。
性能、スペックなどと記しましたが、市販ルータにこれらのカスタムOSを載せた状態で、多数のアクセスをさばいたり、php+MySQLのような仕組みを動かすのは厳しいのではないかと思います。
ご参考までにうちの稼働中ルータのスペック部分の転載です。
[CPU]
CPU Model:Broadcom BCM5300 chip rev 1
CPU Cores:1
CPU Clock:400 MHz(ダウンクロック運用)
[Memory]
Total Available:96% 125660 kB / 131072 kB
Free:21% 26516 kB / 125660 kB
Used:80% 100328 kB / 125660 kB
Buffers:7% 7312 kB / 100328 kB
Cached:37% 36908 kB / 100328 kB
Active:42% 42276 kB / 100328 kB
Inactive:27% 26964 kB / 100328 kB
[内蔵RAM]
NVRAM:37.89 KB / 256 KB
JFFS2:17.83MB/ 95.00MB
[USB](転がってた2GのSDカードを使用)
Diskspace /dev:2% 12.0K / 500.0K
Diskspace /opt:55% 970.0M / 1781.8M
Diskspace /jffs:19% 17.8M / 77.2M
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