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【シティ準優勝】アルギラとミラーに強い『カウンターカイナ』イワオ採用はガチです。

YouTubeチャンネル【主人公】でポケカ対戦動画を投稿していますナリタブロックです。

本記事では、わたくしナリタブロックと、ポケカ考察系YouTubeチャンネル『おでん’sポケチャンネル』の「おでん」さんがシティリーグで使用した『カウンターカイナ』の構築と、これからの環境の考察とそれを踏まえたキーカードの紹介をします。

※2024/03/09追記
リブートポッド採用のエネ3色型で大会に出た振り返り。

※2024/03/07追記
メタカード(今回はイワオ)に関する考え方、記事公開後の質問に答えてます。

YouTubeでも後日動画を投稿予定ですので、重ねてそちらも見て頂けるとより理解が深まるかと思います。
最後まで”ご視聴“よろしくお願いします。

・デッキ選択までの経緯
シティリーグシーズン3は人生初の抽選全落ちを経験し、空いてる会場がないかチェックしてました。
その時、たまたま明日開催の会場に空きが出ていたので、急遽シティリーグ参戦が決定しました。

僕には残された時間が少なかったので

①元々回し慣れているデッキタイプ
②現環境で立ち位置の良いデッキ
③回し方がシンプルなもの

といった条件を満たせるデッキを探しました。

シティリーグの結果をXアカウントの情報を参考に、直近で突然結果を残しているテツノカイナexを最大限活かす『カウンターカイナ』に注目しました。

条件①に関しては、以前からミライドンを好んで利用しており、直近ではテツノイバラexを使った雷軸ミライバレットをYouTubeで公開していたので、カウンターカイナも問題なく回せるだろうと思いました。

↓テツノイバラexを使用した動画

YouTube撮影で使用したデッキレシピ

条件②に関しては、弱点である闘タイプのデッキが現環境には少ない事(イダイナキバLO、古代バレットはシェアが多くはない)や、
テツノカイナ自体も登場して間もないため、警戒されつつも対策されるまでには至っていないと考えました。
※CL福岡は一切観てなかったため、配信に映ってた事など話題になっていたことは後で知りました。

環境読みとしては、

tier1 リザ
tier2 パオジアン、アルギラ、ルギア
tier3 古代バレット、カビゴンlo、イダイナキバlo

あたりだと予想して、LOとアルギラ辺りは不利なので、マッチした時は仕方ないと割り切ってました。

条件③に関しては、

・テツノカイナにエネを供給し続ける
・打点調整
・サイド差を作り続ける

といった3点を意識するくらいなので、他のデッキに比べ考えることも少ないためクリアされていました。

・基本的な回し方【初心者向け🔰】

このデッキが「カウンターカイナ」と言われている通り、『相手にサイドを先行させて、コチラが常にサイド枚数が負けている状態を作りつつ勝つ』という戦法を取ります。

大まかな流れとしては、

①ミライドンでエネ加速
②テツノカイナexで殴る
③テツノカイナexで殴る
④テツノカイナexで殴る

といった感じです。ていうかそれしかやることないです。

※2024/03/07追記
DMや知り合いに『イワオはいつ使うのか?』と多数の質問頂きましたが、テツノイワオは基本的に

使いません。

…使いません。


大事なことなので2回言いました。


イワオはあくまでも『メタカード』であり積極的に戦術に組み込むカードではありません。

メタカードをメタ以外のゲームプランに組み込むことは、メタカードとしての範疇を超えてしまいゲームプランが崩れる要因になると考えています。

イワオを採用するメリットがある事は重々承知していますが、最初からピン刺しのカード更に闘エネすらピン刺しのカードを、最初から使用する前提で考えるのは危険だと思います。

ですので、イワオを積極的に使いたいと思っているなら「ヒスイのヘビーボール」や基本闘エネルギーの2枚目などを採用し、サイド落ちの危険性を少なくすることをオススメします。

このデッキは『カウンターカイナ』なので、まずはテツノカイナexで勝つプランを考える事が大事だと思います。

まず先攻と後攻どちらを選択するか?ですが、このデッキは絶対に後攻を取ります。

それでは本編に戻ります。

・基本的な回し方【初心者向け🔰】続き

そして、後攻1ターン目の動きとしては、『ミライドンのワザ「アクセルピーク」でテツノカイナexにエネルギーを加速する。』を目指します。

※もちろん場合によっては、エレキジェネレーターでエネルギーをテツノカイナexにつけて「アームプレス」や「ごっつぁんプリファイ」を打つ場面もありますが、
『次の相手のターンでテツノカイナが倒されると、次のアタッカーが準備出来ていないため後が続かない。』など、後のリスクが高い動きでもあるため注意が必要です。

カウンターカイナというデッキには基本的に『未来』のカードかミュウexしか入っていないため、ブーストエナジー未来をつける事で【全て逃げるエネルギーが0】になるように設計されています。
ですので、バトル場がどのカードでスタートしようが特に問題はありません。

とにかくミライドンをバトル場に出し、エネを手張りしてワザを打つ事に専念してください。

※バトル場のポケモンを逃がす際にエネルギーを手張りしてはいけません。ミライドンはドラゴンタイプなのでエレキジェネレーターでエネ加速出来ないことをお忘れなく。

そして役目を終えたミライドンは相手に倒してもらいましょう。
相手にサイドを1枚取らせることで、カウンターキャッチャーを使えるようにしましょう。

相手には1-2-2-2のサイドプランを押し付け、こちらは2-2-2でサイドを取りきる事を目標にします。
サイドを1枚取らせた後は、他のサイド1枚のポケモンは場に出さないようにしましょう。

・前日の練習で学んだ事
細かいニュアンスは動画で話す予定なので、気になる方はそちらを観ていただければ幸いですが、まとめると

・スタジアムの重要性がそこまで高くはない
・ロストスイーパーとテツノツツミの使い心地が良い
・ポケモンリーグ本部がめちゃくちゃキツい

あたりが新しい発見でした。

・各対面の立ち回り方
①リザードンex
基本的にはサイドを2-2-2で進めます。2進化のリザードンexは避けて、ベンチのビーダルや進化前のヒトカゲをごっつぁんプリファイで倒し切って勝つプランを通します。
リザードンデッキの特徴として、リザードンが2体立ちにくいので、テツノツツミやカウンターキャッチャーで後ろを呼び続ける事も難しくはないと思います。

しかし、こちらがサイドを取る前にリザードンが2体立ってしまった場合は、2-2-2のプランを通すことが難しくなります。
その場合、リザードン2体を倒す方向にシフトします。サイドを取らず、リザードン2体をごっつぁんプリファイ圏内までHPを削り、サイド3-3で勝ちます。
この時に崩れたスタジアムで弱ったリザードンをトラッシュされることに注意してください。
その時には相手のベンチに他の倒しやすいポケモンがいるはずなので、そこを狙ってサイドを取ってください。

・古代バレット(最近ではトドロクツキかな?)
テツノカイナを常に2体用意する事を心がけてください。
トドロクツキexのワザ「くるいえぐる」で倒された場合は、ヘビーバトンの効果が発動しないので注意が必要です。
非エクのトドロクツキにはブーストエナジー古代が付いてHPをアップさせられるので、ロストスイーパーで剥がしたり、裏の付いていない方を呼び出して倒したりしてください。
倒す優先順位としてはトドロクツキexの方が高いです。
迷っまた場合は、まずそちらを狙うことをオススメします。

・アルセウスギラティナ
無理です。基本的に不利なので勝てません。
ですが、Vの状態であれば一撃で倒すことが可能なので、準備出来る前に極力倒しきって勝ちましょう。

・ルギアチラチーノ
圧倒的にコチラが有利です。ルギアはアームプレスで、チラチーノやアーケオスをごっつぁんプリファイで倒し、2-2-2でサイドを取りきります。

・当日のデッキレシピとマッチング
2/23(金)のシティリーグで4-2の14位で出た時の構築がこれです。

4-2した際のデッキレシピ

当日のマッチアップはコチラです↓↓↓

① ルギアチラチーノ ⭕️
とおせんぼカビゴンで序盤からミュウexを縛られましたが、
テツノツツミの特性でバトル場から裏のルギアを呼び出し、ジェネレーターで2エネ加速+手張りで育てたテツノカイナ『アームプレス』で倒し、そのままなし崩しにサイドを進めました。

②ロストヌメルゴン ⭕️(種切れ)
お相手がヒーローマント付きのウッウのみで番を返して来たので、ロストスイーパーでマントを外しテツノカシラ3体+ブーストエナジー未来の80ダメージ追加アクセルピークで倒して勝ち。

③ミライドン ⭕️
サポートが引けず、手札ゼロにしつつ何とかアクセルピーク2回で裏のライチュウだけ取ってワンパンされる可能性だけ排除したが、返しでミュウexを取られ絶体絶命。
トップドローのナンジャモから全てを覆し勝ち。
流石に脳汁出ました(笑)

④テツノカイナ ❌
ジャンケンにも勝ち後攻を取ったものの、先にごっつぁんプリファイでサイド3枚を先行され、そのまま3-3のプランを通され負け。

⑤ヒスイゾロアークVSTAR ❌
エレキジェネレーターやヘビーバトンでエネを繋げられず後続が育たず負け。
Vの状態で一体は取るべきだったなぁ…

⑥トドロクツキ2種 ⭕️
くるいえぐるでエネを渡せないのが懸念だったので、序盤からexを優先して狩りつつ、非エクのトドロクツキをごっつぁんで2体倒して勝ち。

・シティリーグを終えた感想
アルギラだけでなく、テツノカイナがワンパンされてこちらがワンパン出来ないVSTARは総じてキツい対面だと痛感しました。

また、環境のメタのまわり方が想定より早く、テツノカイナの数や対策を行うプレイヤーが増えていました。←ここを読めていなかったのが良くない

僕は思考の深さでは上位プレイヤーには敵わないと考えている(だからといって諦めてるわけではない)ので、環境読みとデッキ構築で他を上回る必要があると考えています。

なので、環境読みが甘かった事実が4-2という結果に現れたのかなぁ…と後になって思います。

・シティ結果を踏まえた調整後のデッキレシピ

【変更点】ギフトエネルギーとポケギア3.0の不採用、代わりにテツノイワオと基本闘エネルギー、基本雷エネルギーの追加、ナンジャモとペパーの枚数を調整

おでんさんが使用したリスト

デッキコード: nnHgHL-8LqNOK-H9QLnn

これからテツノカイナの数はどんどん増えていきます。それに合わせて対策やメタも回っていきます。
それを踏まえて、これからの環境を生き抜くためには『テツノイワオex』がキーカードになると考えています。

イワオ、覚醒!

以下で採用理由について解説します。

① 不利対面であるアルギラの対策カードになる
上技の「リパルサーアタック」+ テツノカシラ3体 + ブーストエナジー未来で140ダメージを出すことができます。
アルセウスVSTARは弱点が闘タイプなので、一撃で倒すことができます。
そして、2体目のアルセウスやギラティナにダメカンを8個載せる事ができるので、テツノカイナで倒せるまでHPを削ることができます。

②テツノカイナミラーに強くなる
これからカウンターカイナが流行ることは明白です。その際にテツノイワオexが弱点でワンパンできる。かつ、HPが240と高耐久のため、一撃で倒されにくいため、ミラーにおいて有利にゲームを進めることができます。

ミライドンでエネルギー加速も問題なく行えるので、闘エネルギーが付けにくい心配もありません。
にわかには信じ難いとか思いますが、ぜひ1度使って効果を実感してみてください。

・おでんさんのシティリーグ結果

古代バレ⭕️
パルキアAロコン⭕️
赤月ロスト⭕️
赤月ロスト⭕️
パオ⭕️
アルギラ❌

予選2位

不戦勝⭕️
ルギア⭕️
赤月ロスト(再戦)❌

準優勝!!

見事準優勝を勝ち取ることが出来ました‼️おでんさんおめでとう!🎊🎊🎊

※ちなみに前日のジムバトルで同じデッキを浸かった戦績も送られてきました。

神鳥リザ⭕️
神鳥リザ⭕️
ロストライコ❌
ロストライコ⭕️
ビーダルリザ⭕️
キバLO⭕️(種切れ)
パオ⭕️

強過ぎか???(笑)

※2024/03/07追記
noteを公開してから受けた質問がいくつかありましたので、こちらでまとめて回答します。

・Q&A
Q1,noteに載ってたイワオ採用のレシピだとカイナが3枚だが、4枚じゃなくても安定するのか?


Q2,スタジアム無しで問題ないか
→確定で持ってこれるカードが1枚もない&必須のスタジアムもないので、現状は無くても問題ないと思います。
引けるか分からないスタジアムを入れるより、ペパーで確定サーチできるロストスイーパーを採用しています。
シンオウ神殿が増えてくると、2枚くらい自引きできる枚数の採用を考えても良いと思います。

Q3,ミュウexやツツミは採用した方が良いか?
→ギフトエネルギーを採用していないため、ジャッジマンなどの手札干渉に弱くなります。そのためにミュウexを採用していますが、負け筋になる可能性はあります。
気になる方は抜いてもデッキパワーには問題ないと思います。
テツノツツミは『とおせんぼ』カビゴンを回避したり、ベンチのポケモンをごっつぁんプリファイで倒すなど十二分の働きをしてくれます。
ぜひ1度使ってみて判断してみてください。

Q4,超エネルギーは採用しないんですか?
→今回の構築ではテツノカイナにエレキジェネレーターでエネ加速を行えるように構築しています。
他のエネルギーを採用することでジェネレーターの精度が落ちるので、今回は出来るだけ雷エネルギーを採用しています。
超エネルギーを採用するメリットもあるので、リブートポッドを採用するなど構築のコンセプトを変えて組んでみると良いかもしれません。

※2024/03/09追記分

・自主大会でリブートポッド型を試してきた話

リブートポッド型のカウンターカイナもちらほら見かけるようになったので、72人規模の自主大会で試してきました!

結果はコチラです↓↓↓

戦績とマッチング
使用デッキ

変更点① カウンターキャッチャーの枚数
今回カウンターキャッチャー3枚入れてみたんですが、使えない盤面が多くて役に立たなかったなぁという印象でした。
ボスの司令で良かったですね。

あと、対面がこのタイプのデッキに慣れてきて、サイド差など意識してプレイされた影響も大きいと思います。

現環境だとロストバレットがフーパexなどを採用して対策してきているので、『ヘビーバトンを貼れるかどうか?』はめちゃくちゃ重要だと思いました。
僕はタウンデパートを2枚くらい採用する事も検討しています。

変更点② エネ配分について
闘エネ2枚については、感触は良かったです!まぁ途中ジェネレーターで闘エネ2枚だけ。とかはありましたが(笑)
下技で200ダメージ出せる圧は強いなと感じました!
また、超エネがある事でLO対面は若干楽になりましたね。それでもテツノカシラはあんまり使う場面はなさそうです。
雷エネは13枚でも問題なかったです。

・まとめ
今回はカウンターカイナについて徹底的に解説してみました。
質問があれば、僕のX@nb_pokekaのリプやDMで受け付けておりますので、気軽に聞いてください。

そして何より、今回シティリーグ準優勝した『おでん'sポケチャンネル』のおでんさんにおめでとうコメントをぜひお願いします‼️

おでん@poke5oden


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