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謝るが勝ち

バタン!とロッカーのドアを投げるように締められたのです。
相手は60代の男性で、トレーニングで鍛え上げた体は日焼けもしていて精悍な感じでした。
しかし目つき顔つきは魑魅魍魎のような顔をしていました。
梅田でも高い方の料金のアスレチックジムの会員ですから、裕福なのは間違いありません。
私が使っていたロッカーの上のロッカーをその男性は開けようとして、下のロッカーが空いてるのが邪魔なのでバターンと勢いをつけてしめたのです。
喧嘩を売ってるのと取られても仕方のない行為です。
以前なら感情的になって何かがあったのでしょうが、今の私にはその出来事に何か神様からのメッセージのようなものを感じました。
私のようにいじめられてばっかりいた人間だからこそわかる直感的なものです。^^
このアスレチックジムに通う会員の皆さんは上品で、施設も大変きれいに清掃されていてスタッフの方もいい人ばかりでした。
満点に近い評価で入会を決めていたのですが、このメッセージの出来事は私にもう一つ別のアスレチックジムへの入会を決めさせました。
その男性に対する怒りや憤りから入会を止めたのではありません。
むしろ感謝できたのです。
もう一つのアスレチックジムは費用的に格段に安いのです。
半年行くとおよそ70,000円位の差が出てきます。
実は午前中ヨドバシカメラでiPad miniを買うことを迷っていたのです。
その値段が70,000円位です。
梅田をオフィスに歩き回って仕事をする上での道具です。
安いほうのアスレチックジムに行くことでウィッター70,000円でiPad miniを買う決心ができたのです。
そして贅沢をするなと言うメッセージです。まだお前には早いと。確かに素晴らしいアスレチックジムだったのですが今の私には贅沢な買い物です。
さて先程の60歳代の男性のような出来事を私はいっぱい体験してきました。そしてその男性に対しての憎しみや憤りで苦しんでいました。
しかし復讐をしても何の得にもならないのです。
だから今日ロッカーをバタンとしたイライラ60歳代の男性に私はこう言ってやったのです。
「申し訳ありません、お邪魔でした」
これが私の心を安らかにさせました。
そんな経験をした方はおられますでしょうか?負けるが勝ちといいます。
言い争いになって勝って気持ちが良いのはその時だけで何か心に残るものがあるのは人間の心と言うものです。
相手の心は汚れ傷ついているのですからその痛みをこの年になってわかるようになってきたのだなぁとしみじみ思いました。
ネットの世界ではこんな事ないのかもしれませんが、リアルな世界は感情的になれば殺人事件にも発展しかねません。
だから特に中高年男性には顔つきや雰囲気を早めに読み取り、サクッと
逃げてしまおうというのが私の結論的悟りです。

現実のこの世界では人に優しくする以外手立てがないと言うことに最近気づいてきたのです。
なぜなら、今目の前に見えているものが結果の世界で、感情的な出来事や心に苦しみなどが現れたときは何かしらのメッセージがある、と思ったほうがいいみたいです。
この辺のことを、まだ僕の作文能力がアホなのでうまく描けませんがお許しください。日に日に進化しているのを感じる僕ですが、今日やっとiPad miniを買う決意ができました。ありがとうございます。

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