日本シリーズを見て

日本シリーズの1.2戦目を見て、セリーグとパリーグの野球の違いがあるのかもしれませんがソフトバンクの強さが際立つ試合であった事は間違いないですね。

1番違いを感じたのは打者のバットを振るスイングの強さです。良く言うと巨人打線はスマートな野球をしている感じなのに対して、ソフトバンク打線はとにかく強く振る。それは上位打線だけでなく下位打線でもそれが共通して感じられました。印象的だったのは打撃はいまいちと思っていたソフトバンクの甲斐選手の昨日の本塁打。結果的に本塁打ですが、そのスイングも強く振れていました。

次にソフトバンクの育成力です。

ソフトバンクの初戦先発の千賀投手、2戦目の石川投手、1番周東選手、5番栗原選手、捕手甲斐選手。これらの選手が育成出身という驚き。しかも年俸見ると周東選手が2000万円で栗原選手が1000万円。そんな選手がスタメンで活躍しているソフトバンクの育成と地力の高さに驚かされます。

よくドラフトで○位以下ならプロに行かないといった選手がいたりしますが、ドラフトはチームの補強ポイントの順番なので巡り合わせ的なところがあるので、大事なのは改めて入団した後である事を思わされます。

昨年日本シリーズ後にセリーグにもDH導入すべきと原監督が言っていたが、それもあるがパリーグの野球とセリーグの野球に違いがあり過ぎるので、その両者が戦うと噛み合わせもあるがパリーグの強さがどうしても際立ってしまう。

確かにDHがあれば投手はバントや打撃練習の時間を投手の練習に専任出来る。その点はアドバンテージとしてある。

1日休みを挟んで3戦目以降に巨人にはぜひともセリーグの意地を見せて欲しい。このままでは色々な方が言っているようにセリーグ6弱となってしまう。

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