To Let A Good Thing Die/Bruno Major

To Let A Good Thing Die/Bruno Major

素晴らしい。
まさにこういうものを作ろうと思っていた時の
リリースだったからとても参考になる。

サウンドの方向性も更に洗練されているけれど
特にメロディの純度が高い。

これを弾き語りで歌ったら意外とあっさりとした普通の曲なんだけどビートと音のテクスチャーと音数が飽きさせない。

これは僕の個人的な意見だけど人の声には適切な距離があると思っている。

遠すぎると伝わらない声、逆に近いと煩わしい声。

音楽の表現方法としてどれを選ぶかは自由だけれど、「いて欲しい距離」に居てくれた声の時はとても嬉しくなる。

Bruno Majorの声は個人的には近くに聴こえていて欲しい。

少し歪んでいて吐息のように歌うこの声は普遍的なメロディも固有のものに変えてしまう。

こんな風に伝えることが出来たらと思う。

Chetっぽさも感じる。

内本順一さんのインタビューもとても素敵だった。

これから先も長く聴き続けられる素敵なアルバムだ。

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