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何年か振りにヘッドホンを新調しました。

レコーディングの際には必ずと言って良いほど持ち出していたULTRASONE PRO650。

もう廃盤になってしまって中古かどこかに新品が眠っていれば手に入るのだけどお気に入りで使ってました。

いまは作業用にスピーカーがあるのでそちらと組み合わせた時に使いやすいヘッドホンはないかなぁと探していました。

PRO650と一緒にスピーカーを持っていなかった時にかったヘッドホンがPRO900。作業の工程に合わせて使い分けていました。

今はスピーカーを持っているのでPRO900の出番はかなり少なくなりました。音場も広くとても良い製品なんですけどね。

PRO650が不調を訴え始めたのが1、2ヶ月前、
「あれ?こんな音したっけなぁ…。」と思い始め、技術的なことは分からないのでそのまま放置して使っていました。

ちょうど他の選択肢を持っても良いかなと思っていたので購入したのがbeyer dynamicのDT250/80

まだ聴き慣れていないのですがスピーカーとの相性も悪くは無さそうです。

モニターヘッドホンの中では少し柔らかめの音かもしれません。

ULTRASONEが良くも悪くも派手な音なのでこれはこれで楽しいのですが、もう少し堅気な落ち着いた音色のものも良いかなぁと思ってサ●ンドハウスで購入しました。(しかも大幅値下げで以前より断然お得…!!!)

同じドイツのブランドですがまた音の捉え方が異なりますね。どちらの性質ももちろん好きです。

DT150というのもあります。
他にも770、880、990など…。

求める用途によってヘッドホンの選定が変わるわけですが、最終的には好みの使いやすいものでOKです。べらぼうに高いものを選ぶ必要はありません。

ちなみにDT150は「THE PORTRAIT」をプロデュースして下さった木暮晋也さんがお持ちになっていた聴かせて頂いたのですがめちゃめちゃ良かったですよ…。

DT250と比べるとボディが大きいのですが見た目も音も最高でした。(僕も欲しい…。)

リアルな感想を言うには音のディティールを忘れてしまいましたが、beyerのヘッドホンは個人的はとても相性が良いですね。

少し音色が暗いですが僕は全然気になりません。

気になった方は音を作る作業用のヘッドホンと普段聞きするヘッドホン、ちょっと性質が異なるのと、物によってはiPhoneで鳴らし切るのは難しかったりするので音が良いという評判だけを鵜呑みにせず、きちんと調べてから、かつ試聴できる環境の方は必ず試聴をお勧めします。

いずれにせよこういう音にまつわる製品は僕は大好きです。今回は通販でしたが届いてから開封するまでは儀式めいたものがありますね製品が入っている段ボールの音まで慎重に開けたりします。笑 工業製品とはいえ有機的なものを感じずにはいられないのです。

また使いながら感じることもあるかもしれませんが、ひとまずDT250と向き合いながら音楽制作に向かいたいと思います。

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