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【考える練習②】「無知」の気づき

こんにちは。Fish Boyです。

自他ともに認める「仕事ができない人間」なので、仕事のHow toを学び直し、実践し、「仕事ができる価値のある人間」を目指しています。

初回からは「考える練習帳」という本をもとに、仕事のHow To以前に最も基本的なことでありながら自分に最も欠けていると思われる「考える」訓練をしていこうと思います。今回は第2章です。
※基本的に本の順に沿っていきますが、特に本の内容について評価する目的ではないのでご了承ください。

第1章で考えるメリットについて分かったところで、第2章では「考えることに目覚めること」について学びます。今後考えることができるようになる上で最も重要かつハードルが高いところになります。

考えることは受動的にできることではないため、そもそも考える姿勢を持っているかが重要になります。そこでキーワードになるのが「無知の知」です。これは古代ギリシャの哲学者ソクラテスの基本哲学ですが、つまり、まずは「自分が分かっていないことを自覚する」必要があるということです。知らないことを恐れるのではなく、「知らないことを知らない」状態の方が恐いということですね。「無知の知」ができている人は安易に自分の正しさの主張もしないし、他人の考えも尊重できます。また、過去に執着せず未来に向けて変化することもできます。この姿勢が考えることの1歩目です。

「無知の知」は「気づき」と同義とも言えます。つまり、問題への気づき、何が問題なのか、何ができていないのかへの気づきです。例えば、仕事が非効率な人はそれが非効率であることに気づくことが重要であり、実際気づけていないことが多いです。(私も当てはまっているのだと思います・・・)

「無知の知」を認識するために必要なのが「メタの視点」です。
気づける人は自分に見えている(知っている)領域の外にある、自分に見えていない(知らない)領域まで客観的に認識することができます。メタの視点をどのように身に付けていくのかについては、練習をしながら今後学んでいきます。
また、「無知の知」を認識するためには、「常に自責であること」も重要になります。原因を他社や環境にあると考えているうちは考えることができるようにはなりません。
「無知の知(自分は何も知らない)」⇒「自責(学ぶべきは自分)」⇒「思考回路起動(そのために考える)」
このサイクルを生み出せるかどうかということです。

今回はここまでになります。次回は、「無知の知」がすべての原点(大前提)であることを理解したうえで、「考える」とは何かを学んでいきます。

◇今後の具体的アクション
仮に自分が得意なことだと思っていることでも、「自分は何も知らないのだから、何を知らないのか(知るべきなのか)考えよう」と無理やり思うようにしていきます。

それでは、脱・仕事ができない人間を目指して頑張ります!!

☆Fish Boyの日常☆
私はイベント運営の仕事をしているのですが、最近ある案件の担当を外されてしまいました。クライアントからの指名ではありませんでしたが、私が期限を意識した行動ができていないため、見かねた上司の判断でした。
最初から携わってきた案件で思い入れもあったので、上司に「何とかやり切りたい案件なのでもう1度チャンスをいただけないでしょうか。」とお願いしたところ、以下のように言われました。
「その考え方の時点で仕事を舐めている。仕事はお前の自己満足のためのものではない。」と。ハッとしました。
「やり切りたい」のはあくまでも自分の勝手でしかなくて、それはお客様にとってはどうでもよいことで、「会社としてプロとして、まずはクライアントに喜んでいただくために仕事をする」という当たり前のことが考えられない自分が恥ずかしくなりました。(それでもまだ気づけていないかもしれません。)また、こういう姿勢はきっとチームの中でのコミュニケーションにも現れていて、多くのメンバーの信用を失っているんだと自覚しなければなりません。
今後、2度と同じことが起きないように、なぜ期限を守れないのかを分析し、早く変化してクライアントに喜んでもらえる仕事をつくる一員になりたいと思います。(今回の分析と改善については次回の記事でアウトプットします。)

※今回参考にしている書籍は以下になります。


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