バーチャレ走高跳を企画した理由。

なぜ僕がバーチャレ走高跳を企画したか。

まず以前に全中、インターハイ中止に関して様々な意見が飛び交いました。
その中で僕としては全中インターハイでの思い出がどうこう言っていた事に少し違和感を感じました。

そのような全中やインターハイでの結果や思い出よりも、全中やインターハイに出場するまでのプロセスが失われてしまう事が残念なのではないか?それを補うために何かできないかと考えていました。

実際に自分も中学高校と走高跳を続けてきて、結果として全中6位、山梨和歌山岡山インターハイ三年連続予選落ちという中途半端な結果ではありますが全国の舞台に立つ事ができました。
しかし、中学校の頃は入学してすぐに結果を出すような天才肌の選手でもありませんでしたし、所属していた中学校、高校は強豪校でもありませんでした。走高跳を始めたのも跳んだ瞬間がめちゃくちゃ気持ちよかったという単純なものでした。
ただ結果を特に残していなかった中学2年生になった辺りから同じ中学校のチームメイトだった遠藤日向と大河内拓海と僕の3人できっかけも特になく何の確証もないまま全中で優勝しようとひたすら言葉にして、どこからくるか分からない無駄な自信だけでひたすら練習をしていました。その中でどうやったら勝てるのかを陸マガや月陸などを見て使えそうな練習を真似てみたり、3人で自主練習をしたり、考えて陸上に打ち込むようになりました。僕は土台を広げる事が大事だと思い四種競技に取り組みました。そのまま中体連は四種競技に出場しました。
今考えると本当にそれらの選択が正解だったのかはわかりませんが、このどうしたら目標が達成できるのかを考えて陸上をするというポイントが一番大事だと僕は思っています。

結果、着々と力がつき3人で東北中学総合優勝。3人で全中出場日向は優勝。拓海は惜しくも準決勝落ちでしたが中学ベスト400m49.87で中学の陸上を終えました。

もし僕らに全中という舞台がなければこうした結果にたどり着かなかったと思います。


高校になり田母神さんと謎に知り合いインターハイに向けて地元郡山チームで話していた時もインハイで絶対勝つ。と話していてそれぞれ結果を残しました。いや、彼らは結果を残しすぎました。自分は満足できる結果が出せなかったので、次の舞台で日本一になってやろうと思いひたすら練習をしていました。

このような様々な試行錯誤をしながら大きな目標であった全中、インターハイに向かっていくプロセスがあったからこそ今の自分がいるという事を今回のコロナの一件で確認させられました。

そんな中で田母神さんが所属するチームが企画したバーチャレという大会に高跳びお前が追加したら?の一言から始まりEKIDEN NEWSさんのラジオに出させていただいたり、蛭子屋さん平塚さんの賛同があり今に至ります。


バーチャレ走高跳から得て欲しいもの。

中高生にはバーチャレ走高跳を通して何かしらのきっかけを掴んでほしいと思っています。そのきっかけは近くにでも遠くにでも切磋琢磨するライバルが出来る事。バーチャレの結果から勝つことへの執着心が生まれて次の全国大会への闘志が芽生えたりなど様々なものがあると思います。
そういった意味で全中、IHに代わる大会。
というものを作り上げたいと思っています。

また、勝負にこだわる全中、インターハイとは違って、走高跳をする本来の楽しさを感じて欲しいという想いもあります。
バーチャレは日本上位の人しか戦えない全国大会ではなく、全員もはや陸上部でない人でもエントリーができる全国大会です。引退試合として地区の友達と思い出作りに参加しても楽しいと思いますし、走高跳をした事のない人でも気軽な気持ちで友達と競技場に行ってマットを出して動画を取り合えば大会に参加できます。これを機に走高跳ってこんなに楽しいんだと思ってもらえたら嬉しいです。



バーチャレ走高跳への参加方法について。


①エントリー期間の7月20日〜8月23日までに行われた公式競技会の記録を用いての参加
② 跳躍練習での動画と記録を用いての
③バーチャレ〇〇県といった地方大会への参加④ 参加ズームを通して行うオンライン大会

①公式競技会の結果を用いての参加について
② 跳躍練習での動画と記録を用いての参加について

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③バーチャレ〇〇県といった地方大会での参加

まずバーチャレ〇〇県ではボランティアスタッフや協力してくれる各陸協の方々を中心にして非公認の記録会を各地方で開催しようというものでこれが本来のバーチャレディスタンスチャレンジの形です。この試合では走高跳の試合の主審やバー掛けと言った補助役員の仕事から試合結果の集計と動画撮影、その記録と動画をバーチャレ本戦にエントリーするまで全てをボランティアスタッフと運営側が行うので地方大会に参加していただければ自動的にバーチャレ本戦にエントリーができるものとなっています。
今後は8月16日に千葉と宮城でバーチャレ走高跳を開催できることとなりました。そちらへの参加方法については
宮城 Twitter @mickey_akutti さん
千葉 Twitter @VDCinCHIBA2020さん
にてご確認下さい!


④ズームを通してのオンライン試合について

②の地方大会を実際にバーチャレ走高跳として進めていくと走高跳は一つのマットを競技者全員で使うため都市部感染防止のためマットが出せなかったり、コロナが出てしまった地区からは参加を断られてしまい、実際に地方ごとでの開催が難しいものとなってしまいました。
(しかし前述したように千葉県と宮城県での開催が実現したので今後も開催できるよう地域には積極的にアクションを起こしていこうと思っています)

そこで中京大の蛭子屋さん、日本大学の平塚さんからの協力を得て今回のズームを通しての記録会を開くことになりました。
先日行ったデモ試合ではリアルな試合のような雰囲気で且つ本当に楽しく試合を行う事ができました。
8月3日と8月4日に第一回大会を行う予定ですので是非全国の中高生のハイジャンパーの参加をお待ちしております!

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最後に

あの時バーチャレに出てよかったと思える日が今後の走高跳人生で来る様な大会にしていきます!
全国一位を目指す中高生から興味本位で高跳びをしてくれる中高生まで幅広い参加をお待ちしております!
また走高跳をしている大学生、社会人様のご賛同、ご協力をお願い申し上げます🙇‍♂️



その他のバーチャレのルールに関してはhttps://drive.google.com/file/d/1yONrjtuMYMDG6fVSiEyxahiFdo-3I2Rh/viewをご覧下さい。


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