夢を叶えるために脳はある
「夢を叶えるために脳はある」池谷裕二さんの本を読んでの感想をメモ。
めちゃおもしろかった。今までの自分の考えよりも全然深い考えを知れたし、全然違う考え方も知ることができた。
現段階での人間の認知力の範囲で人間がなぜいるのかを読んで、正直少し悲観的な思いになった。本来の存在理由とは逆の理由であってほしいという思いがあったのもそうだし、自分が感じている事だったりが、いわば「ピピピ」なのかと。。(その「ピピピ」の入力がどうなっているのかとか気になる)
ただ、人間は存在しているだけで貢献しているんだし、せっかくなら楽しく生きようという考え方は、凄く共感したし、自分の中で新しい考え方ができた。
エントロピー増大法則(人間の存在理由)も、現時点での人間の認知の中で定義されたものだし、今後人間の認知力が大きくなっていけば、また異なる説が主流になるのかもしれない。
人間と人工知能に関しても知識も考え方も変わった部分が多くあり、より人工知能に対してもそうだし、脳に対しても興味が湧いた。
学習の記憶定着方法についても参考になった。
「困難学習」
「地形学習」
「交互学習」
脳が「わかった」となってしまう前に勉強をやめるというのは、自分の中で新しい発見(もどかしい気持ちになりそう)
というか新しい発見ばっか。
データに関わる仕事をするようになってから「バイアス」という言葉が日常的な言葉になってきたけど、改めて人間の認知バイアスの恐ろしさというか、都合のよさというかなんというかを感じた。物語を作り出そうとする特性も自分や友人含めて日常生活で思い当たることが多くあって面白かった(笑)
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