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冬に素人がパキポディウム グラキリスを種から育ててみた part1

はじめに

観葉植物の魅力にハマって2が月ほどで、パキポディウム グラキリスという種類の植物に興味を持ち始めました。

パキポディウム グラキリスとは、マダガスカルに生息している不規則な形をした、面白くも不気味で可愛い塊根植物です。

出典:Wikipedia(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/パキポディウム)

観葉植物初心者の私のイメージでは、上級者が扱う植物といった印象ということと、少し大きくなるだけて何万円、とても大きいものだと何十万円もする高価なものなので、まだまだ手を出すのは早いし、金額的にも手を出せないと感じていました。

そんな時、ホームセンターの植物コーナーでパキポディウム グラキリスを初めて肉眼で見て、欲しい気持ちが膨らんでしまいました。

そしてメルカリで調べていると、すごく小さいですが1,200円ほどで売られているのを見つけて、お手頃価格なので購入してしまいました。

初めてのパキポディウム

かなり小さいですが、幹肌の何とも言えないパキポディウム感が魅力的で、とてもかわちぃ。

この手の植物を育てている人は、かなりの確率で「育成ライト」と「サーキュレーター」を使用して、植物にとって良い環境を整えているのですが、観葉植物初心者の私はどちらも持っていません。

なので、環境の整っていない我が家でパキポディウム グラキリス育てるということは、ダメ元と言いますか、枯らしてしまうリスクが大きいということは承知の上...

というわけで、小さいながらもパキポディウム グラキリスを手に入れてしまったのですが、次は種から育ててみたいという欲が出てしまったのです。

種を購入

購入したばかりの小さなパキポディウム グラキリスを、上手に育てれるかわからない観葉植物初心者であり、育成ライトやサーキュレーターも無く、環境が整っていない我が家なのにも関わらず、とうとう種を購入してしまいました...

種は、SEEDSTOCKさんで購入。

なぜSEEDSTOCKさんで購入したかというと、種から育てることに関するYouTubeを見ていると、ほとんどの方がSEEDSTOCKさんで購入されているということでしたので、私も同じようにSEEDSTOCKさんを選びました。

次にパキポディウム グラキリスの種の価格ですが、5粒で900円でした。

実際に届くと1粒サービスしてくれており、6粒入れてくれていました。

それだけではなく、他の種もおまけしてくれていたので、SEEDSTOCKさんを選んでよかったと思いました。

おまけの種「クミン」

肝心のパキポディウム グラキリスの種が袋に入っている状態の写真を撮り忘れてしまいましたが、さっそくプラスチックのコップに水と薬を入れ、種をつけ置きしました。

まずはカビ予防

ド素人なので、何がいい何が悪いがわからないので、とりあえず調べたことを見よう見まねで始めました。

これは何をしているかというと、種にカビが発生しやすいということで、殺菌している様子です。

【使用したもの】

•種(パキポディウム グラキリス)
•容器 (今回はプラスチックのコップを使用)
•サランラップ (蓋をする用)
•水 (少量)
•ベンレート水和剤
•メネデール

上記6点を使用しました。

薬を薄める(希釈)にあたって、使いたい水の量に対して計算などが面倒なので、ベンレートもメネデールも適当にしました。

水はコップの5分の1か4分の1程度入れ、ベンレートの粉を、ほんの一瞬だけパラっと。
そして、メネデールの液体を一瞬だけジョロっと。

そしてラップでふわっと蓋をする。
(蓋をするのが合っているかわかりませんし、ふわっと蓋をするのも合っているかわかりません。そもそもベンレートとメネデールの量だって適当すぎます)

その状態から、調べたらところ数時間置く方もいれば48時間置く方もいらっしゃいましたが、私は適当に12時間置きました。

播種(種まき)

12時間種をつけ置きした後、いよいよ播種に移行します。

YouTubeで見ると、ポリポットや育苗ボックスなどを使用しておりましたが、私は家にある物で頑張ることにしました。

次に、腰水管理ということで、水の上で種をまいた容器を置いておく環境を作らなければならないので、貧乏くさいかもしれませんが、タッパーに水を少し入れ、そこに容器を設置しようと考えました。

そこで重要な容器。
土を入れて種をまく重要な容器はなんと...

韓国海苔の容器!

使いたいタッパーにちょうど良いサイズでしたので、試してみることに。

韓国海苔の容器の底を数箇所穴あけをし、土を入れた後、沸騰させたお湯をかけて殺菌。

その際、お湯で容器が少し変形し、せっかく開けた穴も小さくなってしまった為、

韓国海苔の容器を使用するということが間違いだということがわかりました。

妻に「バカじゃないの!」と怒られたことは、ここだけの秘密でお願いいたします。

そんなこんなで色々ありましたが、土が余っていなかったので、このまま続行することにしました。

使用した土は、プロトリーフの「室内向け観葉•多肉の土」です。

【使用したもの】

•種 (パキポディウム グラキリス)
•容器 (耐熱性のある容器にして下さい)
•土 (室内向け観葉•多肉の土)
•タッパー
•メネデール (腰水に少し入れてみた)

こんな感じです!

種は乗せるだけ。
ちなみにタッパーの蓋を閉めて保管することにしました。

今更ながら、種まきは6月頃が理想ということですが、12月に行いました。

冒頭でお伝えした通り、パキポディウム グラキリスはマダガスカルに生息している為、暑い環境の中で育つ植物なのですが、冬に種まきするといったタイミングの悪さと、育成ライトとサーキュレーターが無いので環境は最悪です。

発芽を確認

そんな最悪な環境で育成が始まったわけですが、3日目にしてなんとか発芽を確認することができました!

播種から3日目

このまま育ってくれるといいのですが、毎日腰水の水を新しく変えたり、種や土を霧吹きで湿らせたりと、タッパーの中の湿度を保ちつつカビの恐怖に怯えていると...

5日目

5日目にして、真ん中の下の種にカビが生えてしまいました。
白くフワフワしている箇所がカビです。

どれほど時間が経過したかわかりませんが、気がついた時点で取り除き、ペットボトルのキャップにアルコール消毒液を溜めてカビの生えた種をつけ置きし、カビの生えた種があった箇所にアルコール消毒液を吹きかけました。

数時間に、消毒していた種を元の場所に置いたのですが、後日またカビが発生した為、諦めて捨てました。

おわりに

以上が、冬にド素人がパキポディウム グラキリスを種から育ててみたという始まりの部分でした。

種まきには適していない冬
育成ライトなし
サーキュレーターなし

といった環境の中で育てていく様子を、これから記録していきシェアしたいと思います。

観葉植物初心者だけど、パキポディウム グラキリスを種から育ててみたいといった方の参考になれば幸いです。

最後までご覧下さりありがとうございました。

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