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別世界グループ。

なんでもないことを書きたい気分なのでそんな話を。

これはおそらくは私の欠点といえる部分なのだけど、外を出歩いてる時に知り合いとすれ違っても気づかないことが多い。
スマホを見ながら歩いたりはしないし、音楽も歩く時は聴いてない。
ちゃんと前を向いて歩いて、信号や行き交う車や自転車には気を配ってる。
軒先や道路脇に咲く花の様子もよく見てるし。
でもそれ以外…特に人の顔の情報にはおそらく私はほとんど注意を払ってないのだと思う。

というのも、先日、私と妹の共通の知人であり妹と懇意にしているMさんと私は街中でバッタリ遭遇した。…らしい。
お察しかと思うけど私はそのときMさんに気がつかなかった。
Mさんはというと私に気づいて近づき、挨拶までしてくれたらしいのだけど私はその横をスッと素通りしたのだと。
…信じられないことに。苦笑

繊細な感性を持つMさんはその私の対応にショックを受け、うちの妹に即LINE。
"なんか今お姉さんに無視されたんやけどオレ失礼なことなんかしたかなぁ??"と。
妹はそれに対して、いや、姉(私のこと)は考え事してたりしたら別の世界に意識が飛びがちやから単に気づいてないだけやでと返したと。
でもMさんからのLINEは一往復では済まず、何度気にするなと言っても納得は得られなかったらしく。
その後に二人で会った時にまで「絶対あれは気づく。あの状況で気づかん人なんかおらんって!ありえへんて」としきりに言い続け、さすがにイライラしてきた妹は、「だーかーらー!姉はそういう人やねん。信じられへんかもしらんけどそうやねん!マジで別世界に意識飛んでる時があんねんて!逆に気づいてたら無視は絶対にせーへんから。そういう人やから!!」とブチギレたらしい。

それ聞いて、なんかもう本当すいませんみたいな。苦笑。
てか、なんか知らないところで軽くディスられてもいて笑ってしまったのだけど。笑
(別世界に意識飛んでる人≒かなりヤバめな人)

ちなみにMさんには先日、別件でチラッと顔を見る機会があったときに、こちらから挨拶をして、「Mさんの顔見るのなんかすごい久しぶりな気がする!」と笑顔で言って事なきを得た。(と、思う)

それにしても…これはどうしたもんかなと。
仕事の時はまず起こらないことなんだけども。
もっと普段から人の顔をよく見るようにしないとなのかなぁ。
前にもスーパーで買い物してたら前の方から誰か歩いてくるなと思ってサッと道を開けた瞬間肩をトンと叩かれて、よく見たら知人だった。
「もー!ずっと向こうからガン見してたのに気づかんの面白すぎ!」と言われた。

こうやって気づくまで頑張ってくれる人や気づいてないなと思って見限ってくれる人ならいいんやけどな。
少し前にも仕事帰りに梅田を歩いてたらLINEが来て、「さっき東梅田の改札前におったよな?」と。
おったよーと返したら、「声かけたのん気づかんかったんかー!無視されたんかと思ったわ」と。
え、えぇー…となって、ひとまず謝った。

…どうにかしたい。
努力するべきか。。
でもどうやって。
んー…。
たぶんだけど私、同じような状況で目の前にすごい有名人がいたとて気づかない気がする。
首相とか…大谷翔平とか?(大谷さんはさすがに大きさで気づくかな?いや…どうかな…)

まぁ…いっか。(あかん)

笑。

今日の話、オチなし。
こんな終わり方をしようとしてる私をどうか広い心で見逃してください。(今日はそういう気分だったから笑)

完。


ついでに過去記事のどうでもいい話も貼っとこうかな。(今、過去記事引用キャンペーン中だから。何のことかは三個前くらいの記事参照)

2022年5月に書いた「ベテラン。」という記事。
この話に出てくるヤス子さんも別世界に意識飛んでる系グループの一員だと思ってる。(でもめっちゃ良い人。好き)

注:さっき書いた話と同じくらいどうでもいい話。

「ベテラン。」

職場にヤス子さんという看護師さんがいる。
もう還暦をとうに過ぎて、雇用延長の再雇用のさらにその先の再雇用で長年働いている超ベテラン。
…なんだけど。
なんかめっちゃ天然で。
私と話す時も何か教えてやろうみたいな感じが全く無く、歳がうんと離れてるのにまるでそれを感じさせないあどけなさがある方。
私の先輩は「ヤス子さんは本当にピュア!純粋」なんて言う。
私もそれに同意。
本当にそうやなぁって。

どこの病院でも大抵そうだと思うのだけど、職員は職種ごとに異なるユニフォームを着て働いている。
これは一目見てすぐにそれぞれの職種を判別できるようにで、例えば看護師さんたちは上下白のユニフォーム、助手さんたちは緑、リハビリスタッフは青というように。

先日、ヤス子さんと病棟で会った時、「なぁ、今日見たことないリハさん(リハビリスタッフ)がいたんやけどあれ誰かな?男の人なんやけど」と聞かれた。
そう聞かれたものの、最近入ったばかりの新入職の人はいないから誰のことだか全く検討がつかなかった。
「…もしかして野原さんですかね?それとも…鈴本さんかな。メガネかけた長身の人なんですけど」と言ってみたら、違う違うと。
「楠本さんは昔っからおる人やんか。楠本さんのことは私、知ってるもん」と。

…あれ?聞き間違いかな…すずもとさんのことを、くすもとって言ってる?と思ったものの、あえて突っ込まずにその見知らぬスタッフについての追加情報が出てこないかと待ってたら、「その人、楠本さんと同じ色の服着てたわ」とか、「楠本さんと体型と顔は似てるようで似てなかった」などという発言が続いて。
そもそもリハビリの人間はみんな同じ色の服着てるし(てか私も同じ色だし)、鈴本さんとその人の体型や顔は結局似てるのか?似てないのか?と段々頭が混乱してきた。
「その人…一体誰でしょうね?」とヤスコさんに思わずつぶやいたら、間髪入れず「さあ?」って返ってきて、なんか可笑しくなっちゃって二人でその場でひとしきり笑った。
もう何なんこの会話みたいな。笑

その日はそのあとにもう一回別の患者さんの部屋でヤス子さんと出くわしたんだけど、一瞬めっちゃ驚いた顔をされて、「あんた……え?小谷さんか?」って。
違いますって答えたら、「ああ…。なんや知らんけど小谷さんに見えたわ」って。
え、今日私と話すのこれで二回目やのに…あんなに大笑いもしたのに?(しかも小谷さんは看護師やから服の色も違う)
なんか色々面白くて、ヤス子さんが去った後、堪えきれずに一人でまたちょっと笑ってしまった。

ヤス子さんとはいつもこんな感じのなんとも言えない会話をしては高頻度で笑ってる。


…というまるで世の中の流れに微塵の影響もないような話をなんとなく書いてしまった。
ここまで読んでくれた人、なんでもない話すぎて拍子抜けしてたらごめんなさい。

笑。

寝ます。


明日もきっと良い一日☆



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