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ホットカーペットの上で、「人生会議」について考えてみた

ホットカーペットの上で生活をしながら、

それがぬくぬく、ポカポカとあまりにも心地よいものだから、

ホットカーペットが「しゅ〜ん!」とどこへでも飛んでいける魔法のじゅうたんみたいになればいいのになぁ・・・ぽわん♡

と空想したりしていたら、

そもそも「魔法のじゅうたん」という概念を最初に生み出した人はどんな人かしらと考え、

・・・めんどうくさがりや ?

という一つ解が出てきましたが、さてさて、どうなんでしょう。


そんな風に、アホなことを考えながらぬくぬく過ごしていたら、ネットが大変ざわざわしているではありませんか。

そうです、「人生会議」のポスターについてです。

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うーん。

表現には好みがあるし、ころさら、それが「生死」に関わることだと、

人それぞれ、色々な感情が動くってものだよねぇ。

「死」や「病気」と、今どれくらい顔を付き合わせていて、どのフェーズにいるか(どれくらい受け入れられているかとか、どれくらい大変かとか、毎日どんな思いをしているかとか、周りにどんな人がいるかとか)によっても、

「嫌な言葉」「好ましい表現」「かけて欲しい言葉」って全然違うものね。

だから、このポスターを見て傷ついたり、嫌な気持ちになったり、怒りがわいてきた人の気持ちがとてもよくわかるし、

同時に、このポスターでこのノリだからこそ、今、初めて「人生会議」という概念に目を向けることができる人もいるだろうなぁとも思うし。

あと、吉本興業としてこの仕事を請け負ったときに、クライアントからは「吉本の表現」というものを期待されているわけなのだし、だからこその、このアウトプットだよねっと、なんだかちょっと冷静に見てしまいまして、

個人的には、

好きとか、嫌いとかいう感情があまり動かず、適切なのか、適切ではないのかもよく分からない・・・ ナウ

それよりも、心に浮かび上がってきたのは、アクションプランの方だったりして。


えっとぉ、人生会議するとしたら、どうなるんだ・・・?

①お正月に実家へ帰るだろう

②↑まだ伝えてないから、伝えるだろう

③さて、どんな「人生会議」を開くのがいいのか?今両親と話しておきたいことは何だろう? 逆に、両親が私に伝えたいことって何だろう?

④両親が私に伝えたいことかぁ。うーん、そっちは聞かなくても分かるような気がするなぁ。それを、一方的に言われたら喧嘩しちゃったりして・・・

⑤まぁ、とにかくお屠蘇でもしながら「人生会議」の時間をもうけましょうぞ。

⑥新幹線予約するか。


・・・みたいな。


逆撫でされる感情の裏には、真実の欲求がある。

すごくいい!と思う感情の中にも、私の願いがある。

批判することで、守っているものがある。

肯定することで、大切にしていることがある。


ポスターうんぬんに巻き込まれずに、

そういった、自分自身の内側へ目を向けることが大切じゃないかなー。

ぽわ、ぽわん






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