期待の若手現代アーティスト松岡柚歩さん

今年、京都芸術大学院を卒業したばかりの松岡柚歩さん。
昨年のシェル美術賞で学生特別賞を「sharp (check #02)」という大型作品でとられ、国立新美術館で展示されたりと着実に実績を積まれています。
一見マスキングテープをはったかのように見えるところも、すべて絵具で描かれています。
色鮮かやなパターン模様と、大胆な塗りを組み合わせた作風が特徴で、大型作品ほどその良さが活きていると思います。

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【Statement】
昔からわからないと感じるものをパーツごとに分けてバラバラにすることが好きだった。一つ一つのパーツを自分の手で確かめることで、やっと自分にインプットできたように感じる。絵の具を重ねることは時間を蓄積することだ。絵の具を混ぜ、流し、乾燥を待つ。だんだんと色が重なっていく。時間が形に変わっていく中で、やっと自分を取り巻く物事の整理ができていく。柄から絵の具、絵の具から絵画という物質の移り変わりに違和感と魅力を感じながら制作している。

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