2024年3月8日二月堂お水取り下七日始まる。生飯投げは、毎日みれます!(3月14日まで)

画像1 2024年3月8日(金)東大寺二月堂のお水取り。3月1日から3月14日まで行は続く。前半(上七日)が終わり今日から、後半の(下七日)の行が続く。堂にこもる11人の練行衆は、昼の食事後、紙に包んだ米飯を、鳥獣に食べ物を分け与える【生飯投げ】を行っている。ちなみに、練行衆の食事は、毎日正午に一回のみ。食事前も長い祈りをささげ、参籠宿所横の食堂から、祈りの声が、漏れ聞こえてくる。
画像2 食事の後、【生飯投げ】も終わった後、参籠宿所に戻られる。静かにあっという間の時間である。
画像3 食堂横の井戸のある、「閼伽井屋」の屋根。先ほど練行衆から投げられた、生飯しっかり食べてます。カラスもここに来れば、食べ物があるって、長年の経験から、知ってるんですね。人間と動物の共存。温かさを感じます。
画像4 朝は、湯屋の前にざるにはいった、食べ物が置かれていて、鹿さんが集まって喜んで食べています。昼間は、あまりこの辺うろついていないのに、朝6:00過ぎ、鹿ちゃんしっかりいます。二月堂の厳しい行の中に鹿ちゃんもカラスも溶け込んでいる。1273回目ずっと続いてきたからこその自然な一体化。素晴らしい。