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ハッピーマタニティライフなんて都市伝説だ!~初期編①~

3月末に無事出産しました。
メンタル的にキツかった…そして、今の産後の育児もキツい。
妊娠するまでは、妊婦さんがお腹を撫でる姿を見て、幸せなんだろうなぁっとか勝手に想像してました。
すみません。
そんなことほとんどないんです。体力的にも精神的にもキツかった。
そんな妊婦の8ヶ月間です。

妊娠発覚からどうぞ。(箇条書きになってます)

▼7月某日
生理が来ず、不正出血したため、仕事帰りに病院受診。自宅から車で10分以内。
行くまでに妊娠の可能性があるなと少しだけ思ったが、出血があったので、違うのかなととりあえず不安で仕方なかった。

診察し、妊娠発覚。と、同時に切迫流産の診断。
胎嚢という赤ちゃんが入ってる袋が三日月のようになり、子宮が圧迫され流産しそうだった。卵は確認できず。
職場で切迫流産の女性たちを見てきたが、まさか自分もその診断を受けるとは思っていなかった。

帰宅後、夫に報告。互いに喜ぶとかそういうこともなく、食事後、荷物をまとめて実家へ帰らされる。2週間実家で過ごす。仕事も休職。
赤ちゃんも心配だったが、仕事が1番心配だった。社長秘書という特殊な業種だったし、派遣社員だったため雇い止めされるかもしれない…
とりあえず、派遣先も派遣元も体優先だからと休ませてもらった。

実家に帰ってずっと寝てる日々。赤ちゃんが生きているのかわからないので毎日不安だった。確かめるすべがないのだ。
夫…いや、この時はまだ入籍前だったので彼が実家に来て、これからの事などを話した。実感がわかないふたり…

2週間後、診察行くも、引き続き自宅安静指示。卵のようなものは確認できた。
自宅に戻る。入籍日の前日だった。私はあまりにも不安すぎて、彼に「入籍を保留にして欲しい」と言った。
妊娠発覚前、同棲を始めて戸惑いが多く、一緒にいるのが辛かったこと、これから不安なことを話した。
彼は「そんな君が決めたことなら…ほんとにそれでいいの?」と確認した。彼の気持ちも聞いた。
彼は1回外に出ていき、私に考える時間をくれた。
結局私がひとりで考えすぎていたようだ。
帰ってきた彼に「明日、(婚姻届を)提出に行く」と伝えた。

私たちは夫婦、家族になった。

私の自宅安静は続いた。

(続く)

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