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DESIGNS 永野護デザイン展

行くじゃんそんなのやられたら。

入り口で撮り忘れたけど出る時でも撮れる!親切設計(?)

自分はじわじわ見て所要時間は2時間強ってところだったかな。エルガイムなのかFSSなのかよくわからない辺りのムック掲載の原画とかを目の当たりに出来たのが本当に良い。そしてだいたい1990年代以降になると何処かでは見てるものばかりになってくるので「自分も歳とったな…」とどうでもいいことが頭をよぎったりしないでもなかったけど。

FSSの展示物のみは(常識の範囲内だったら)写真可だったので、図録は買うけど原画やセル画に関しては写真、納めてきましたね。
(図録は今日時点ではまだ未発売。通販は行った当日にネットから申し込む必要有りなので注意)

生原画と生セル画はやっぱりたまんないね!
生のセル画やっぱりいいわね。
とにかく線をね、ジワジワみたいんですよね。
原画とセル画の写真をね、拡大してジワジワ見るんですよ、線をね。たまらんね…
(変態)

こうやって眺めると線がね、フリーハンドなんだなぁ…って改めて。

これはアイシャ様のレッドミラージュの一部分・セル画

定規使ったりパスで引いたりして無機物描いたら綺麗なんだけど無機質は無機質だから、それでもまぁ定規使えば綺麗に引けるし、自分には(特にデジタルで)フリーハンドで無機物の線を引けるだけの技術がそもそもないし、パス使ったら速いしで。気持ち的にはね、フリーハンドのほうが絶対にいい部分があるよなっていうのはわかっているんだけどね。

個人的にはデザイン展なんだしFSS内で描かれてる服の話があって欲しかったかな。自分で興味持って服装史の本を読み漁ってた時に、知れば知るほどFSSでの服飾ばかりが頭の中でどんどん合点が行く感じだったので。あの辺りから漠然としてではなく「永野護の服飾デザインカッコいいな!?」と認識したのですよねぇ。

多くの漫画やアニメの作画がデジタル化して、この先生原稿というものを拝見出来る機会がどんどん減っていくんだろうな……という事実がつらい。
マモルマニアの表紙の絵がパネルだったので「なんで原画じゃ無いんだろうな?」と一瞬考え、よくよく考えたらデジタル作画なんだな、これ、と。当時であれば作品群に少しばかりのデジタル作品が混ざっていたとして最先端!で終わるんだろうけれども、今となってはアナログで描かれている作品のひとつひとつが本当にありがたいという逆転。

ところで声優きっかけでキャラとか作品とかにはまるっていう経緯があまりよくわかんないなーとずっと思っていたけれど、今日ふと考えたら「そういえば映画のファイブスター物語観に行ったきっかけって、ソープが堀川亮(当時)さんだったからだよな…」と思いましたとさ。
映画を観る前の時点でね、知ってたのって映画のCMだけなのよ、他なにも知らない。なにも知らないで観に行って、帰りにFSSの1巻と2巻を買ってた。これが最初。
決まったお小遣いを貰ってなかった中学生だったのに100%コミックスを一気に2冊買いは大盤振る舞いしたなーと今になったら思うんですけど、それくらい映画が楽しかったんだろうね。


DESIGNES 永野護デザイン展
角川武蔵野ミュージアム 2F 2024年2月10日〜3月24日

ところでさくらタウン思ってたより狭かったなぁ(ただの雑感)

※ この記事は自サイト内ブログで書いたものをちょっと削って掲載しています。いやここでは続かない話の部分とか削ってるだけよ。


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