直家さんへの質問「ネサラゲサラは来ますか?」について
実は新潟オフ会後に、直家さんのご視聴者様より、
質問メールをいただきました。
直家さんは、その質問に回答すべく、内容を用意していましたが、
いかんせん、移動と通常の動画配信等々で、
結局、この質問の動画については、お蔵入りしてしまいました。
もう嫁が回答しても良いころだと思うので、
このブログにて回答いたします。
(この回答については、直家さん確認済みにて公開しています。)
【回答】
来ません!
【理由】
「ネサラゲサラが来る!」と信じている方に質問します。
「ネサラゲサラの定義は何ですか?」
これに答えられる人は一人もいないはずです。
もしくは人によって定義が違います。
Wikiにはこう書いてあります。
Wikiによると
『1980年代後半から1990年代にかけて、エンジニアリング・コンサルタントで教師のハーベイ・バーナード(Harvey Barnard)は、所得税廃止と消費税の大幅な導入・不動産担保ローンでの複利の廃止・金本位制など貴金属に裏打ちされた通貨の発行など一連の経済改革案を作成し提唱した。彼は政治的な関心がこの改革案に向くよう様々な試みを行ったものの成功しなかった。2000年になるとこの案をパブリックドメインとしてインターネット上に公開し、2001年にはNESARAの名前を冠した機関を設立する。』
と書かれています。
問題なのは、この後です。
NESARAが公開されるとシャイニ・グッドウィン(Shaini Goodwin)が『ビル・クリントン大統領も署名の後、2001年9月11日に法案施行されたと発表。この法案は合衆国最高裁判所により報道禁止命令(かん口令)が敷かれた』という主張をしたとのことです。
さらにWikiに『グッドウィンによるNESARA案は、当初のバーナードの提案から至極乖離していく。』とも書かれています。
そして、この文章の最後の方に『NESARA提案者のバーナードは2005年になって、グッドウィンによって起こされたNESARAに関連する政府陰謀説などの存在に気がつく。そして彼はNESARA法案が可決された事実はないし、法案番号もないと否定した。』と書かれています。
簡単に言うと、現在、インターネット等々で言われている
「ネサラ・ゲサラ」の確固たる定義はどこにも存在しない、
と言うことです。
もし本当にこういうことが起こされるなら、
当然に「定義」がしっかり行われるはずです。
そして、その「定義」に基づいて、
各国での法整備等々が行われます。
しかしながら、そもそも「定義」があいまいで、
誰も答えられないか、
回答者によって「定義」が違うならば、
それは実行のしようがありません。
そのため、和多志は「ネサラゲサラは来ない!」と断言します。
【考察】
「ネサラゲサラが来る!」
と信じた人たちはどのような行動をするでしょうか?
「お金に不自由しない人生になるのだから、
自分の人生の意義をもう一度しっかり考えよう」
とすることでしょう。
そういうことを考える時間を持つというは、
生命維持が確実な場面においては、
いつ、いかなる場合でも、素晴らしいことです。
ですが、その思考によって、阻害されることは何でしょうか?
直近の諸問題、たとえば「日本は税金が高すぎる」とか、
「三食きちんと食べることができないお子さんがいて、
民間が「子供食堂」で支援しているが、
それでも現状は厳しいものがある」とか
「物価高で一般庶民の生活が厳しすぎる」とか、
「インフラ整備をしてこなかったツケで、
配送が遅くなっている」とか、
「日本人の自殺率が高すぎる」とか、
「子供が少なすぎる」とか・・・書けばキリなし。
書けばキリがありませんが、
そういう国単位で解決すべき問題に対して、
「ネサラゲサラがきたら一発解決だから、
今だけの辛抱だよね。
ネサラゲサラがきたら全部解決。
ということは、今、政治的に解決を試みるという行動自体が無駄だから、
今は何もしなくていいよね」
という結論になることは明白です。
と言うことは、日本国が他国にサイレントインベイションを受けていること、つまり表面的には平和であっても、実は水、軍事、政治、経済等の諸々の面で、他国に侵略されて、それが完成しつつあるということに対して、「静観する」と言うことです。
政治家を含めたすべての国民がこの状況を静観していたら
どうなりますか?
「侵略完了!」
という結論になります。
「侵略完了!」
となったら、言論の自由どころか、
生殺与奪の権を、自分以外の誰かが持つのです。
現在、日本を侵略しているのは、どの国ですか?
どういう団体ですか?
グローバリストですか?
良ーく見てください。
グローバリストは「株主社会主義」を実行しようとしていませんか?
「社会主義」ってほぼ「人治主義」ですよ。
「ネサラゲサラが来る!」と主張する人は
そうなる過程を「静観しろ」と言っているのと同義です。
もちろん、「ネサラゲサラが来る!」と主張する人が
ここまで考えているわけではないかもしれません。
確信犯でこのような主張をしている人はごく一部で、
実際は「おみこし」に乗せられているだけだと思います。
「おみこし」を楽しむ自由は誰にでもありますが、
誰がそのお祭りを主催しているのか、
「お祭りの結果どうなるのか」についてはしっかり考察することが
とても大切だと和多志は考えます。
【追記】
定義があいまいなことを「起こる!」と主張する人がもし確信犯な場合、
「侵略完了!」の前段階で狙っていることは何でしょうか?
「混乱」
です。
というのは、そもそも準備をしていないところに
大災害や大惨事が起こったら、
それは目も当てられないことになります。
結局、そういう事を本人または「お祭りの主催者」が
狙っているということです。
そりゃ、大惨事だと「ショックドクトリン」が良く効きますからね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?