剣４

【剣４のイメージ】

・正位置

１人の男性がベッドのような上で休んでいます。
ステンドグラスのようなものが部屋にありますが、その他が３本の剣が壁に掛けられていて何となく部屋が暗い、又は重い雰囲気です。
しかし、彼は亡くなったのではありません。

完全に横になっていますが、手を合わせている姿から瞑想しているようにも見えますし、神様か何かに祈りを捧げているようにも感じられます。
彼に夕日のような光が当たっているように見えますが、黄色と彼の姿勢には関連があると思われます。

ステンドグラスには、親子が描かれています。
そもそもステンドグラスには、文字の読めない庶民にわかりやすく聖書の名場面を絵にして見せたものであったり、暗い教会でも光が当たることにより絵柄が見えるためにあるものです。
彼が文字が読めないかどうかはわかりませんが、ここでは彼が守るべき家庭であるとか、彼が生まれ育ったことを思っているなど色々考えられます。

少なくとも彼は、それを背負って、又は胸に抱いてこれからの戦いに備えています。
束の間の休息になるかもしれません。
彼の近くに１本の剣がありますが、これは彼がこれから手にするものです。
いつ戦いが始まってもいいように剣が手元にあると推測できます。
彼と同じ色（同じ光）に当たっていることから、それは想像できます。

・逆位置
脇にある剣を手に取る時です。
彼が行く先へ動き出すのは近いでしょう。
あるいは動き出すために休息を十分取れたという見方もできます。

【剣４のカードを理解する上で重要なポイント】
・彼が横たわっている姿や色
・ステンドグラス
・１本だけ向きや色が異なる剣

代表的な剣４の意味です。

【正位置】
一時休止、束の間の休息、落ち着く、距離を置く

【逆位置】
活動再開、充電ができた状態、忙しくなる、置いていた距離を縮める