見出し画像

剣8


【剣8のイメージ】

・正位置

目隠しをされ、ひものようなもので縛られている人物がいます。
剣7のカードで敵に騙されて捕縛されてしまったのかもしれません。
そして、その人物の周りを囲むように剣が刺さっています。

よく見ると、足は縛られていないことがわかります。
動きにくいかもしれませんが、その場から逃げることができるかもしれません。
しかし、目隠しはその目で状況を判断できないことを暗示していますので、移動できずにくぎ付けになっていると思われます。
それは、周りの剣がそうさせているのです。

このカードでの剣は、力と解釈すべきでしょう。
この人物には見えない力で抑えられているのです。
あるいは、恐怖や何らかのマイナス的な思考や言葉によって、身動きが取れない状況を作り出しているとも読めますね。

足元の水溜りは剣がない方向にあります。
少しずつ流れているのかもしれません。
これは、この人物の気持ちを示しているように感じます。
つまりゆっくりでもいいから、ここから出たいという気持ちを表しています。

背後に大きな城があります。
この人物にとって、それは敵なのか味方なのか、カードの絵からだけでは判断がつかないかもしれません。

仮に敵である場合、周りの剣は城の誰かによるものであると想像できます。
もし、味方であるなら、城はこの人物が向かう目的地なのかもしれません。
剣はその行く手を阻んでいるということになります。
どちらなのかわかりませんが、城はあまり細かく描かれていないことから、あまり重要ではないと判断できます。

・逆位置
束縛されている状態から解き放たれます。
自由の身になれるのです。
押さえつけられていた力や思考からの影響がなくなります。

【剣8のカードを理解する上で重要なポイント】
・取り囲むような剣
・目隠しや体を縛られている状態
・剣がない方向に水が流れている

代表的な剣8の意味です。

【正位置】
束縛、身動きが取れない状況、時間や手間がかかる、制限、行き詰まり

【逆位置】
解放、自由な行動や発想、しがらみがない、ストレスなど辛い状態から抜け出す

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?