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剣10


【剣10のイメージ】

・正位置

中央に剣が10本刺さっている人物がいます。
意識があるかどうかわかりませんが相当な傷です。
痛々しいものを感じます。
もしかしたら、既に亡くなっているのかもしれません。

剣のカードは、スートの意味からしても争いや力関係を印象つけさせるカードが多いですね。
剣9でベッドに2人が戦っている様子が描かれていましたが、その敗者であると考えられます。
そうであるならベッドの上の人物は、このことを予感していたのか何らかの形で知ったということになりそうですね。

さて、やられた方からして感じることは、大勢の敵から攻撃を受けたという印象です。
多勢に無勢だったかもしれません。
善戦はしたかもしれませんが、太刀打ちできなかったことを示しています。

湖か海なのかわかりませんが、水面は穏やかです。
水面は心の状態を示しますが、ここでは戦いは終わったということを示しています。

空については2通りの見方ができます。
1つは日没、もう1つは夜明けです。
個人的な見解は、後者である夜明けだと思っています。
なぜなら、先ほど水面について書いたように、戦いが終わったからです。
暗闇は、戦いがもたらす辛さや試練です。

明るくなる=新しい展開が見えてくるということですね。
ただ、その先に山が見えますので、困難や問題はまだ残されていることを暗示しています。
その対処は誰が行うのでしょうか・・・。
次の展開がやがて訪れることになるでしょう。

・逆位置
正位置と同様に困難な状態であることには変わりありません。
十分に実力を発揮できずに負傷あるいは死亡してしまったでしょう。
戦いはまだ終わっていない可能性もあります。

【剣10のカードを理解する上で重要なポイント】
・たくさん刺さっている剣
・空や背景
・穏やかな水面

代表的な剣10の意味です。

【正位置】
力を出せたが何らかの失敗に終わる、難しい問題、トラブル

【逆位置】
力を出せずに終わってしまう、挫折、中途半端

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