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子育て支援はソフトとハード

みなさんこんにちは!さいとう尚哉です。今日は「子育て支援はソフトとハード」というテーマについて議論したいとおもいます。(本記事は個別具体的な課題分析ではなく、さいとう尚哉が普段考えている課題意識を共有するものです。)

北区は「子育てするなら北区が一番」というキャッチフレーズのもと、多種多様な子育て支援政策を展開しています。先日公開した記事にもあるとおり、約50%の保護者が北区の子育て支援政策に満足していないという状態ではありますが、少なくとも「子育てするなら北区が一番」を目標としているとしている姿勢は評価できます。

子育て支援政策はソフトが注目される傾向にあります。例えば北区のホームページを閲覧してみても、「子育て支援」の箇所にはママ応援プロジェクトや子育て応援団事業等のソフトの政策が多数記載されています。

一方、子育て支援政策はハードも大変重要です。例えば『居住地周辺の子育て環境についての意識と居住地選択』(寺内 2011)では、出産を契機に「教育」や「保育」だけでなく、「子遊び場」や「自然環境」が居住地選択に影響していることを明らかにしました。

  • 安心して子供を遊ばせることができる公園環境

  • 子供でも利用できる清潔な公衆トイレ

  • 子供も楽しめる文化施設(例. 図書館)

  • 乳母車でも乗降しやすいフルフラットバス

  • 買い物場所近くのゆとりある駐輪所

  • 徒歩圏内にある保育園・幼稚園

  • 最先端の設備がある学校

こうしたハードは、子育てするうえでも大変重要になります。子育てしている当事者からすれば「今更…?」と思われるかもしれません。一方、ハードの整備も子育て支援でもあると位置づけることは、政策立案プロセスにおおきな影響をもたらします(例. 予算分配、政策の優先順位、区役所内における組織間連携)。言葉遊びのようにおもわれるかもしれませんが、北区のような大組織では大変重要な変化だとかんがえています。

子育て支援はソフトとハード!さいとう尚哉のかんがえる子育て支援政策です。皆様も是非御意見いただければとおもいます!

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