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聖域なき情報公開!議会改革検討会は非公開でいいのか?

議会改革検討会とは?

みなさんこんにちは!齋藤尚哉(さいとうなおや)です。最近愛犬の野生が全開で、毎日足の親指を噛まれまくりです。今度機会があれば写真をツイートするので是非御覧ください。絶世の美犬です!(親馬鹿すみません笑)

さて、今日は「聖域ない情報改革?議会改革検討会は非公開でいいのか?」というテーマで記事を書きたいとおもいます。

議会改革検討会とは、名前のとおり議会の改革を検討する会議のことです。議会改革の一丁目一番地といえば議員報酬削減や議員定数削減、経費削減等の「身を切る改革」ですよね。例えば国会では旧文書交通滞在費(現調査研究広報滞在費)の使途公開や未利用分の返金等をめぐり、与野党の対立が激化しています。

もちろん議会改革は「身を切る改革」だけではありません。例えば、新型コロナウイルスが蔓延するなかでも議員が仕事できるように、議会へのオンライン参加を認めるというなことも議会改革のひとつです。最近ではペーパーレス化も議会改革の例としてよくとりあげられていますよね。

議会改革の重要性

そんな議会改革ですが、私のような一般区民のにも多大なる影響をもたらします。

確かに基礎自治体(ex. 北区)では、議会は予算編成権をもつ首長(ex. 北区長)の追認機関でしかないという批判もあります。一方、依然として議会の役割は過小評価すべきではなく、行政監視から条例制定にいたるまで、議会ができることは多岐にわたります

そんな多種多様な役割を果たさなければならない議会が、例えば機能不全になったり(ex. 感染症で議会が開催できない)、意思決定の精度が劣化したり(ex. 政策調査機能の劣化)、無駄に税金を浪費したり(ex. 区民感覚から解離した高額の経費)することを未然に防止するためにも、議会改革が必要となります。

住民のためになる議会をつくることは、行政改革の最重要課題のひとつなのです。

非公開の議会改革検討会

この議会改革検討会ですが、情報公開がなされていません。北区議会の定例会や各種委員会については議事録や関連資料が公開されていますが、議会改革検討会についてはほとんど情報が公開されていません。北区のホームページやGoogleでかなり検索したものの、検討結果等がまとめられた資料はほとんどありませんでした。

議会改革検討会で協議された内容は、区議会議員のブログや委員会の議事録等で断片的にしかわからないというのが現状です。(私が検索しきれていない場合もあるので、そのときは御指摘ください!)

ここで基本にもどりたいとおもいます。区議会は、区民のために存在しています区議会は、区民が苦労して納付した税金で運営されています。であるとすれば議会改革検討会で協議されている内容も情報公開し、区民への説明責任を果たすべきではないでしょうか?

東京23区だと、例えば江戸川区は議会改革検討会の議事録を公開しています。

おわりに

非公開の議会改革検討会。北区議会は「議会のことは区民は知らなくていい」と判断したのでしょうか。少なくとも非公開にしている理由を、区民として知りたいとおもいます。


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