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整備されないシェアサイクル?やめよう後手後手の区政

便利なシェアサイクル

みなさんこんにちは、さいとう尚哉です!現在赤羽南に住んでいるのですが、赤羽駅の交通利便性は半端ないですよね。東京駅へも新宿駅へも直通電車があり、マンションインフルエンサーのすんで埼玉さんにも赤羽の交通利便性を評価いただいています。

一方、終電を逃してしまうと悲劇です。先日新宿三丁目で友達と飲んでいたのですが、ワイワイガヤガヤしすぎて終電を逃してしまいました。とはいえ33歳のワタシ。始発までカラオケにいると翌日使いものにならなくなるので、ここぞとばかりにタクシーに乗車することにしました。どんどん加算されていくメーターに「自分の馬鹿馬鹿馬鹿(涙)」と後悔しながら、結局のところ6,500円くらいの料金に…。毎日の節約生活が無駄になりました…。

こんなときによく「シェアサイクルがあれば…」と思うことがあります。もちろん自転車の飲酒運転は厳禁なので夢物語なのですが、Googleマップで確認したら新宿駅から赤羽駅まで自転車だと50分とのことでした。想像していたよりも短時間で到着できるとおもいません?(散歩が趣味なので4~5時間は休憩なしで散歩できます!)もちろん「50分はさすがに無理!」という意見もたくさんいるとおもいますが、例えば板橋区や豊島区まで越境するときなど、気軽に利用できるシェアサイクルがあれば最高ですよね

北区におけるシェアサイクルの整備状況

そんなシェアサイクルですが、北区では整備がほとんどされていません。国政で岸田総理大臣が「検討使」と揶揄されていますが、北区もシェアサイクルについては「検討使」だと言わざるをえません。例えば北区議会の議事録で「シェアサイクル」と検索しても、最新の議事録は2021年11月のものになります。内容を確認してみると積極的に協議するというだけで、後手後手の区政という印象がぬぐえません

 次に、シェアサイクルの活用についてです。
 シェアサイクルは、現在、民間事業者がコンビニエンスストア等、区内十八か所にサイクルポートを設置し、事業を展開しています。また、そのうち一か所は、赤羽駅西口自転車駐車場で実施しています。
 シェアサイクルについては、都心区と周辺区のシステムが異なることから、相互乗り入れができないことや、事業採算性等に課題があると認識していますが、災害発生時等で公共交通機関が停止した際には、有効な移動手段として活用が期待されています。
 区では、既存の自転車駐車場の活用について、シェアサイクル事業者、指定管理者と三者で検討しておりますので、シェアサイクルが一層有効に機能するように、積極的に協議をしてまいります

https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kita/SpMinuteView.html?council_id=575&schedule_id=2&minute_id=16&is_search=true

一方、北区基本構想中間まとめへのパブリックコメントなどではシェアサイクルの整備推進についての要望が多数あることから、「検討使」をしている場合ではありません。

前述の議事録に「シェアサイクル事業者、指定管理者と三者で検討しております」とあるので、試しに2021年と2020年の指定管理者モニタリング報告を参照してみました。

シェアサイクルについての記載は「赤羽駅西口駐車場・自転車駐車場」の箇所のみで、2021年も2020年も「自主事業であるカーシェアリング、シェアサイクルを実施することで、施設の付加価値の向上を 図り利用増加につなげていく」という文言でした。

え??積極的に協議しているというのは本当なの??

区民の「シェアサイクルの整備を推進してほしい」という声について、区議会で「積極的に協議している」と回答した区長。一方、積極的に協議しているはずの指定管理者のモニタリングレポートには進歩がありません。この状況をどのように理解すればいいか、区民目線でも戸惑います。ちなみに2022年の第6回北区基本構想審議会に関する資料でも、シェアサイクルは依然として「検討」の対象のままです…。

やめよう後手後手の区政

公民連携をスピード感をもち推進する体制や意志が北区にあるのか、徹底検証する必要があるとおもいます。シェアサイクルの民間事業者や交通環境に影響力のある東日本旅客鉄道等、民間企業との密接な連携は北区の未来のためにもなります

ちなみに北区役所には依田さんという副区長がいます。依田さんは各種現場で豊富な経験があるだけでなく、大学院で公民連携を研究してきた理論派でもあると拝察しています。

依田さん、一緒に公民連携を推進していきませんか?他にも北区の公民連携を推進したい皆様、一緒に区政を変えていきませんか?

後手後手の区政、そろそろアップデートが必要だとおもいます。

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