みなさんこんにちは!日本維新の会、北区議会議員のさいとう尚哉です。
北区議会議員に当選して約10カ月が経過しました。北区役所の第一庁舎に勤務しているのですが、赤羽南の自宅から自転車で通勤しています。会社員時代は電車で通勤していたので、人生でこれほど自転車を使用するとは想像していませんでした…!
さて、そんな自転車について皆様からよくいただいてきた御意見があります。それは…「北区にはシェアサイクルがなさすぎる!」という御意見です。
体感としても北区にはシェアサイクルがほとんどなく、中央区や港区等の都心地域を訪問すると「なんでこんなにシェアサイクルがあるのだろう…?」と疑問に感じていました。北区は都心地域ではないからという御指摘もあるかもしれませんが、調査してみると足立区や板橋区等の周辺地域と比較しても、北区はシェアサイクルが普及していないことがわかりました。
そこで担当課と協議すると、①これまで北区はシェアサイクルポートよりも駐輪場の整備を優先してきたが、②シェアサイクルに需要があることは平均利用回数等を参照するとシェアサイクルには需要があるといえるということがわかりました。
シェアサイクルの推進は選挙公約のひとつでもあることから、シェアサイクルのポートを増加させるよう2023年第2回定例会の議会質問で提言しました。北区議会の会議録を引用したので御参照ください。
その結果、先般発表された『北区自転車活用推進計画(案)』で2種類の数値目標が設定されることになりました。シェアサイクル認知度を44.9%から80%以上に増加させ、シェアサイクルポート数を28カ所から80カ所以上に増加させるというものです。
ひとつ懸念があるとすれば、いずれの数値目標も「計画期間内の目標値」であるというところです。本計画の計画期間は10カ年であることから、10年しないとシェアサイクルポート数は80カ所以上にならない…なんてこともありえるかもしれません。こうした懸念については、引続きフォローアップしていきたいとおもいます。
シェアサイクルで自由自在に移動できる北区、みんなで創造しましょう!