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漢字で感じる人間学75(絆・糸偏に半分)

かつて「糸偏(いとへん)に半分と書いて絆(きずな)と読みます・・・」という歌がありました。

ダーク・ダックスという男性4人組のコーラスグループの歌だったのですが、今でもよく覚えています。

糸偏の「糸」は「つながり」を現します。系、累、結、縁、継、続、総 等々に現わされます。

この「糸」に「半」で「絆」(きずな)。この歌は「お互いに半分ずつを結びあうから」と続きます。

今年から社内研修でラーニングエッジ株式会社という企業が行っているビジネスセミナーに参加させていただいています。

このセミナーのコンセプトが「絆徳」(ばんとく)の経営。

ビジネスのセミナーなのですが、その根本にあるのが「絆」(きずな)と「徳」(とく)の精神です。ルーツは二宮尊徳とのこと。

かつては「仕事で、きれいごとを言ってんじゃないよ」というのが、当たり前でしたが、今は「きれいごとが価値を生む時代」とのこと。そのコンセプトにとても感銘を受けました。

自分たちだけの利益の追求だけでなく、また単なる理念の追求で社員が苦しくなっていくのではなく、社員も含めてみんながよくなる。

お客様が何を求めているのかに応え、それによってお客様が幸せになり、そして自分たちも潤い、社会もよくなっていく。

自分たち、お客様、社会がみんなよくなっていく「三方よし」。これが何より大事なことですね。

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