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地元をESG視点でみてみたら価値を感じた件

故郷の徳島県は、人口70万人と過疎の進む県です。

私は、中央を流れる吉野川沿いの石井という町で育ちました。紫の小さな花である「藤」と「弘法大師」が子供の頃に学んだ童学寺があるくらいで、特に有名な場所はない記憶(笑)。最近気付いた名所は、旧農大の桜並木。むちゃくちゃキレイでオススメの場所です。

「徳島県と言えば?」
阿波踊り、鳴門の渦潮、大塚美術館、吉野川、すだち、お遍路、池田高校、米津玄師…
若い頃は知らなかったのは、地鶏日本一の阿波尾鶏、農産物の出荷量が多い、キャンプ場、自然がいっぱいの価値。

オーガニックに関わって、有機農業の多さも知りました。
一次産業は、高齢化により存続の危機にあります。阿波番茶、すだち等は、収穫者や従事者の減少のあおりを受けています。

逆に人が増えているエリアもあります。実はITインフラが整っている徳島県。ジャストシステムが生まれた地であるからでしょうか。神山はITのインフラを整え、古い家屋を使って、うまく移住者を取り込んでいます。

サテライトオフィスを作りやすいITやデザインのスタッフを雇用でき、また子育てしやすい環境作りを前向きに取り組んで、若い移住者がきています。
地元の人は出ていくのですが…

元々は、藍のおかげで資金もあり、江戸末期には日本でトップ10に入る都市だったらしい。日亜化学や大塚製薬といった世界規模の有力企業があったり、意外と気付かないような価値に溢れています。

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